NHL選手が出場していないこともあってほとんど見ていなかった平昌冬季五輪の男子アイスホッケー。4年前の当ブログの記事を見るとソチ五輪でのホッケーにかなりいれこんでいた様子が伺えて、今回との落差がすごいです。過去大会ならアメリカやカナダの試合だけでなくロシア、スウェーデン、フィンランド辺りの優勝候補どころかドイツだスイスだの予選の試合から相当の数の試合を見て各国の調子まで感じられるほどだったのに、今回はさっぱり。五輪が始まるまでKHLの選手が出場していることすら知らなかったほどです。

女子フィギュアスケートのショートプログラムを生中継で昨夜見ていて、その続きの時間帯で米男子代表対チェコの準々決勝を後半からシュートアウトまでを観戦できました。選手には馴染みはなくてもホッケーは見るとやはりおもしろいです。熱戦の第3ピリオド+延長の末、シュートアウトにもつれ込むと、「今、T.J. OshieがTwitterで”Terry Terry Terry!!!”とツイートしました」と実況が紹介。今回の米代表メンバーの中でシュートアウトのスペシャリストとされたTroy Terry(Denver大所属)を指しての応援ツイートというわけです。

T.J. Oshieは四年前にソチ五輪での対ロシア戦で伝説的なシュートアウト戦をやってのけた選手。当時はSt. Louis Blues所属、現在はWashington CapialsでスーパースターAlexander Ovechkinの相棒としてトップラインを張ってます。当時の五輪のシュートアウトルールは最初の3人が終わって同点の場合は、そこからサドンデス(現在は5人)。4本目のサドンデスからは既に出場した選手が何度でもシュートアウトに出場しても良いルール。ロシアとのシュートアウトは延々続いて8本目で遂に決着がついたのですが、T.J. Oshieはトータルで6本に出場4本を決めて米代表のヒーローになってます。ロシアの方はサドンデスに入ってからPavel DatsyukとIlya KovalchukとNHLの大重鎮スーパースターが代わる代わる出てきたのを、Oshieが一人で次々とゴールを決めて勝利。相手が相手。ロシア。Kovalchuk。Datsyuk。それを一人でねじ伏せたその鮮やかさで一気に人気爆発してOshieを人気選手にした伝説の一戦となったのでした。
そのOshie。ちゃんと真夜中なのに五輪ホッケーを生TV観戦してたんですね。タイミング良くツイート。好きなんですね。

残念ながら米代表は5人が一人もゴールを決められずシュートアウトは1−0で準々決勝敗退となりました。今回はマイナーリーガー大学生選手NHLから契約が貰えなかったベテランでの構成で、大きな期待はできない大会ではあったものの健闘はしたという評価になるのでしょう。特に若い選手たちはこの経験を糧に将来のアメリカホッケーを盛り上げてもらいたいところです。