さてフットボールシーズンも終わりバスケ、ホッケーのシーズンです。まずカレッジバスケから。昨夜St. John's Red Stormが全米No. 1 Villanova Wildcatsに79−75で競り勝ってます。今年のVillanovaは相当に強いのは強豪校との対戦で証明済みだったんですがまさかのホームでの敗戦。St. John'sは先週末にカレッジバスケのエリート校で当時No. 4 Dukeにも快勝してます。その試合はMadison Square Gardenでのビッグマッチ・non-conference戦だったんですがなぜか勝利。このビッグアップセット連発でSt. John'sはシーズン成績を12勝13敗としています。
これの何がすごいというとDuke戦の前までSt. John'sは11連敗。Villanovaに勝ったのが所属先のBig Eastカンファレンスでの今期初勝利。ぼろぼろのチームのように思われていたのがトップランク校に突然の2連勝。St. John'sのHCはChris Mullin。あの元祖Dream TeamのメンバーだったあのMulllinです。プロで長年活躍した選手だったせいで突然のスポットライトを浴びてもマスコミ対応も落ち着いたもんです。

このわけの分からなさがカレッジバスケの醍醐味。今季のBig EastはVillanovaを筆頭に、Xavier、Butler、Creighton、Seton Hallと好調な学校が揃っておりこれらの学校に負けるのは不思議でないとして、それ以外にも負けまくっってカンファレンス11戦全敗だった学校が突如の覚醒で全米ランキングを引っ掻き回す、この意外性は楽しいです。全米100位辺りのチームでも相当にいいチームがいる、その厚みがカレッジバスケットボールの魅力であり、それが炸裂するのがMarch Madness NCAAトーナメントなわけです。

ただSt. John'sのケースはさすがに珍しい。シーズンも深まった2月の時点で11連敗中のチームが突然全米の第1シード候補を連破というのは。Dukeに勝つ前の時点だと全米100位どころではなく全352校のDivision Iの150位〜200位辺りの学校だったはずですが、そういう学校でもハマるとこういうことが起きちゃうんですね。
この2勝はトーナメントの選抜のときに大きく物を言うとは思いますが、いまの時点で12勝という学校が本大会に進めるのかどうかはわからない。特殊なアップセット能力を評価されてメジャーカンファレンスとは言えないBig Eastから16勝とかの普通なら届かない成績でMarch Madness選出があるのかどうか。
今年のトーナメントもすごいことが起こりそうな予感を感じさせる2月の狂乱となってます。