欧州ラグビー6 Nationsが今週末からスタート。今季からはNBCSNがかなりの試合数を放映してくれるようです。15人制ラグビーユニオンの醍醐味をアメリカに伝えてくれる伝道師的な番組になってくれるかどうか。ただし今年はNBC系列では明日のSuper Bowlの放送、さらに平昌冬季五輪の放映を抱えるため6 Nationsの放送の宣伝は行き届いていなかったかと思いますが。

いきなり開幕戦で良い物を見てしまいました。Ireland@Franceの一戦。前半はフランスがずっと押し気味なのに点が取れず、序盤に3点を取ったアイルランドがその後も終始リード。後半に入ってアイルランドのポゼッションが増えてきたのもあってこのまま両軍ノートライのままアイルランドの逃げ切りかな、という71分にフランスがクイックスローインからの奇襲で一気に60mほど走りきってトライ!コンバージョンも決まって13−12と逆転、スタジアム歓喜。苦しい試合をついにひっくり返しました。しかし残り時間がなくなってから41フェーズを繋ぐアイルランド。一本パントがあったのを除くと膠着状態でどちらも相手のミス待ちの緊迫の勝負になったんですが、最後はアイルランド10番Johanthan Sextonのドロップゴールが距離ぎりぎり届いて逆転サヨナラ勝ちとなってます。好試合ですっきりしました。

ラグビーが普及しているとは言えないアメリカ市場でこういう膠着状態やら前半のペナルティ合戦のようなものが理解を得られるかというと、そう簡単ではないのでしょうが、やっぱり肉弾戦は良いです。見てるだけで気持ちが良いです。
NBC系列は2019年のラグビーW杯日本大会、そしてその次の2023年大会までの米国内での放映権を獲得済み。上でも書いた通り五輪放送が優先する今季は6 NationsがNBCSNのコンテンツとして注目を浴びるのは難しいかもしれませんが、来年のW杯放送のアシストも兼ねて来季も6 Nationsをプロモートするはず。15人制ラグビーの重厚な戦いの布教機会としてNBCSNが今季、地味にいい視聴者数の数字を残して来季以降につなげたいところでしょう。