NFLプレーオフ Jacksonville Jaguars@Pittsburgh Steelersの一戦は45-42と激戦の末、Jacksonvilleが逃げ切りでAFC優勝戦に駒を進めました。うーん、なんというかSteelersファンからは様々な疑問が投げかけられそうな敗戦。結果的には前半に犯した2つのターンオーバーからの失点でついた差を埋めきれられなかったということになります。Pittsの反撃は迫力もあり試合は緊迫したものの、Jacksonvilleのオフェンスが踏ん張って一度も追いつかせなかった。
戦前の前評判はJacksonvilleはディフェンスがその強み、オフェンスはそれを邪魔しないようにミスを抑えてロースコアゲームで勝機を見出したいとされていました。前半にターンオーバーを奪って試合のペースを確保したのは確かにディフェンスでしたが、Jaguarsのランゲーム(Leonard Founette & T.J. Yeldon)が効き、QB Blake Bortlesの抑えめのパスとのコンビネーションでヤード数を稼いで点の取り合いでの勝負を勝ちきりました。
Steelersの二度の4thダウンからのロングTDパスはしびれました。何度点差を離されても盛り返してくるSteelersに王者の貫禄を感じました。そういうSteelersの追い上げで試合の流れが一気にSteelersに向かっても不思議ではないタイミングが何度もあったのに、それを許さなかったJacksonvilleオフェンスの奮戦を今日は褒めるべきなのでしょう。
7点ビハインドで2分強残りでのSteelersのオンサイドキックへの異論もあったでしょうが、それはまあ仕方ない範囲ではないでしょうか。確率を言うとキックオフはディープに蹴って3&アウトに賭ける方が正しいと言えますから批判を浴びるのはわかりますが、何か秘策があったのでは。結果的には5ヤードも飛ばずに失敗でしたが、たぶん高く跳ねるキック狙いだったんでしょうね。
あとは最後のPittsburghのドライブでサイドラインを割れずにインバウンドで倒れて(二度も)損をした時間がかなりあったのもいだだけなかったです。2ミニッツの前にタイムアウトは取るべきだったのに取らなかったのもよくわからない。Pittsburghはこういう雑なことをあまりしないチームなのに、なにやらチームが諦めてるのか?という疑問の湧くプレーであったかと思います。