今日はNASCARの今季最終戦@Miami戦があり、Martin Truex Jr.がぎりぎりの勝利で今季の優勝を決めてます。このレースは胃が痛くなるような大接戦が最後まで続く好レース。NASCARとしてはこれ以上はまず望めないような決勝レースとなりました。

優勝の権利のある4人のうちBrad Keselowskiは粘るものの終始遅れを取って、実質Turex Jr.、Kevin Harvick、Kyle Buschの3人の争いに。これはこのレースの前週までの準決勝ラウンドでもKeselowskiは他の3人より劣っていたので納得の脱落。

他陣営よりピットストップの回数を減らす戦術をとったKyle Buschが有利かにも見えたんですが、イエローフラッグ。Turex Jr.がうまく立ち回ってトップに。TurexがトップですがしかしKyle Buschの車の方が明らかに速い。どんどん差が縮まっていく。あと10周を切っていよいよ二人での勝負、差は僅かに。これは届くのか、逃げ切れるのか。逃げる方も追う方も必死でものすごい盛り上がり。

と、そこまでは明らかにスピードで勝っていたKyle Buschの周回速度がそこから伸びなくなってきた。差が縮まりきらない。残りは僅か。それを見てとってKyle Busch陣営はそれまでの内回りを選択していたのを外壁側レーンに変えてみたり毎周回ごとに可能な戦術を次々とるのですが、最後の最後までTurexはミスなしで振り切り。こんなギリギリのレースで年間優勝が決定するのかという。これは良かった。

Turex Jr.は初優勝。Furniture Row Racing所属。聞き慣れない家具屋さんのレースチームが出てきた頃は群小のチーム、いつ消えても不思議じゃないような存在だったのが、一昨年Turexで初勝利、一気に上位常連となり昨年4勝、今年7勝で最多勝。こういうのがあるからスポンサーは夢を見て参入してしまうんでしょうね。

この日のレースで人気ドライバーのDale Earnhardt Jr.が引退。女性ドライバーのDanica Patrickもシーズンフル参戦はこれが最後(Daytona500はまだ出たいそうです)。でもそういう過去の人気ドライバーの話題をまったく脇に追いやって、レースそのもので魅せたのは大喝采です。