第2回のCFPランクが発表になってます。意外にも先週とトップ5は同じまま。Oklahoma Stateとの州内ライバル戦を超ハイスコアゲームでモノにしたNo. 5 Oklahomaが順位を伸ばせないままとなりました。トップ10はGeorgia, Alabama, Notre Dame, Clemson, Oklahoma, TCU, Miami-FL, Wisconsin, Washington, Auburnの順。全勝のMiami-FLとWisconsinの順位が前週から入れ替わった他は繰り上がり。

次週は今季の行方を左右するカードが多く組まれてます。No. 1 GeorgiaがSECの難敵No. 10 Auburnと。AuburnはレギュラーシーズンフィナーレでNo. 2 Alabamaとの対戦も残しており今季のキープレーヤーです。No. 3 Notre Dame@No. 7 Miami-FLは別項でも書いた通りの大変な事前の盛り上がりぶりとなってます。No. 5 OklahomaとNo. 6 TCUがBig XII優勝をかけて激突するのも注目の一戦。今週分のランクでOklahomaはNo. 4 Clemsonを抜けなかったのは痛い。どうしてもこのTCU戦で完勝して次週こそClemsonを抜きたいところ。というのはBig XIIは他のメジャーカンファレンスと異なりカンファレンス優勝戦がありません。毎年のことですが各有力校はカンファレンス優勝戦で華々しいシーズンのフィニッシュをしてプレーオフ選抜へアピール合戦となるのですが、Big XIIはこれができない。Oklahomaのスケジュールでは先週末のOklahoma State戦、そして来るTCU戦が最後のアピールの機会なのです。ここから先はランキングを上げる要素がほとんどないのでどうしても他の1敗校より上に立ちたいところなのです。よってTCU戦は勝つだけでは足りない。他にも好カードが多いだけにちょっとやそっとの勝ち方ではアピールにならない。というわけでちょっと苦しい感じの立場になってます。シーズン序盤での@Ohio Stateでの完勝が遠い昔に感じられてしまうのも残念ですし、そのOhio Stateが惨敗脱落していったのも痛い。

No. 4 Clemsonはランク外Florida Stateとの試合が。この試合はシーズン前から期待されていたはずのカードですがFlorida Stateの大不振(3勝5敗)で期待は萎んでます。この試合を含めあと3試合を残してFlorida Stateはこのままでは1981年以来初のボウル進出失敗となりそう、というところでFlorida Stateが奇策を弄してきました。シーズン二週目にハリケーンの影響でキャンセルになった対Louisiana-Monroeとの試合をここに来て突如復活させ12月第1週に行うことを発表してます。ボウル出場には勝率5割以上が必要。週末のNo. 4 Clemsonに敗れるとすれば3勝6敗となる。このキャンセルになったLouisiana-Monroeを復活させればそれを加えてその後の残り3試合に勝てばぎりぎり勝率5割になるという勘定。そこまでしてボウル出場記録を維持したいのか、という驚きもありますが、とにかくそうするそうです。残り試合はClemson、Delaware State、Florida, Louisiana-Monroeということに。Florida Gatorsに勝てるかどうかはわからないがとにかくやってみるということらしいです。