金曜夜にNo. 14 Miami-FL@Dukeの試合を放送していました。この試合でDukeの選手たちのヘルメットに衝撃センサが組み込まれており、一定以上の衝撃が加わるとサイドラインのメディカルスタッフのスマホにリアルタイムで警告が出る仕組みとなっていると紹介されていました。なんでもDukeの選手たちには装着していることを知らせないままこの日の試合に臨んだとか。おもしろい試みかと思います。

選手が倒れて起き上がれないような事態なら誰でも判りますが、そうでない場合は全員の全プレーにメディカルスタッフの目が届くことは難しい。特に各種リターンプレーなどでは目の届きようもない。一定以上の衝撃があれば本人の申告や行動の異常がなくても当該選手を掴まえて検査することが可能というのは一歩進んだ予防策としてこれから広がっていく可能性を感じさせます。

脳震盪というのは一度目の事故よりも、それに続く二度目が大事故の恐れがあって怖いとされます。これで被害の拡大が食い止められる可能性があるわけです。