サッカー男子米代表のロシアW杯最終予選(6チーム・10戦・3.5枠)の第8節が行われました。@ホンジュラス戦。試合前の段階で米代表が3位、ホンジュラスが勝点同点の4位。さらに1勝点差で5位にパナマ、という状況。

中米の小国ホンジュラスはこの試合のためにこの日は臨時の国民の祝日として社会機能を停止。国のプライドと期待を背負っての一大勝負。この国を挙げて応援する、という機会は素晴らしいものです。一体感、高揚感。試合前からTV画像からそれがこぼれ落ちそうな様子。サッカー米代表男子の動員力が今回のロシアW杯予選を通して落ち込み気味のアメリカからすると羨ましい、微笑ましい風景と言えます。

試合の方ですが、正直双方ともに美しいサッカーとは言えない試合でしたが声援に背中を押されたホームのホンジュラスが球際で奮戦して押し気味に試合を展開。前半に速攻からの得点でリード。戦前から米代表のCBコンビが危ういと指摘されていたまさにそこからの綻びで失点。後半になっても攻められない米代表、このまま敗戦すると出場圏外5位転落もありうる、かなりまずいムード。内容も褒められないしこのままW杯を逃したらアメリカサッカーの危機じゃないか、という。

交替投入したBobby Woodが85分に乱戦から同点ゴールを決めてそのまま1−1で逃げ切り勝点1獲得。別の試合で勝利したパナマには抜かれたものの4位確保。次節はホームでそのパナマを迎える試合が待っており、その試合で勝てばほぼ3位以内確定になるはず(米代表の最終節は最下位&地力で明確に劣る@トリニダード&トバゴ戦)。W杯出場失敗の事態は自力で回避できる状況になりました。やれやれであります。

Bobby Wood投入が当たって大ピンチは回避したものの、実に冴えない試合をしてしまったのは確か。どうなんですかね。ホンジュラス辺りを相手にこんな覇気のない試合をしていては、予選を突破しても来年のロシアでの本戦で期待できそうな感じがしません。それよりも4位で通過して、アジア5位とのプレーオフでオーストラリアとアメリカの一騎打ちなんていうのはちょっと見てみたい気もします。でもアジア5位がシリアになったら、試合ができるんでしょうか?ほぼ戦争しているような間柄のシリア(または近隣代替地)に米代表を安全に送ることなんてできるんですかね?