World Cup of Hockey 2016の決勝シリーズ(3戦制)が火曜日夜にスタート。カナダ代表と欧州チームというカード。欧州チームには8カ国の選手が参加。単独で今大会に参加しているロシア、チェコ、フィンランド、スウェーデン以外の国の選手達による混成チームです。メンバーにはNHLのスター選手たちが多く含まれるものの大会前の調整試合ではなにやらボロボロでもあったので期待は高くなかった欧州チーム(同じく混成だった北米チームはもっと期待が高かった)ですが見事カナダアメリカと同じA組から決勝進出。決勝を前に同チームからはtwitterで「誰も俺達に期待していなかった。誰もだ。だが俺達は信じていた。#JustUs」と内部では結束が強まっていた様子。

対するは地元カナダ代表。大会前からの本命でもある。所属選手のNHL Stanley Cup獲得数ではカナダが

ナンバーワン。しかし意外にもこのカテゴリでは欧州チームが8チーム中2位と、実力者をメンバーに揃えているのがわかります。試合前の国歌はカナダの国歌のみ。大会通じて欧州チームには国歌なしで、完全アウェイなムードも高まります。8カ国もあるので全部は演奏しきれない、どれか1国を優先するわけにもいかないという事情ですか。ちなみに北米チーム(アメリカカナダのU-23混成)の場合はカナダ国歌とアメリカ国家の両方を演奏していました。欧州チームだけが国歌なしの余り物扱い。その差が参加選手になにくそというモチベーションを与えていた可能性もあるんでしょうか。 Anže Kopitar(スロベニア、Los Angeles Kings)を主将、Tomáš Tatar、Marián Hossa、Marián Gáborík、Zdeno Cháraのスロバキア勢が目立ちます。

試合は第1ピリオド、欧州が押しまくっていたのですがカナダの2-0。ショートハンドからファストブレイクとなった瞬間にペナルティボックスから選手がちょうどリリースされそのまま攻撃参加してゴール。地元観衆歓喜。欧州も粘ったんですが3-1でカナダが先勝。中一日木曜日に第2戦。

興業としてはカナダ代表が決勝に進出さえしてくれれば成功間違いなし。開催地のTorontoはホッケーファン人口は世界でも最高の都市と思いますが、なにせNHL地元Maple Leafsが弱い。過去11シーズンでMaple Leafsがプレーオフに進出したのは1度だけで、そのときも一回戦敗退。熱いホッケーファンの鬱憤が長く溜まっている中、ポストシーズンのようなムードで応援できるのは稀なことで、鬱憤を晴らせる機会にもなりそうです。