私は昨夜Monday Night FootballをそっちのけでWorld Cup of Hockeyを見ていたわけですが、メインストリームの流れとしては月曜夜はやはりMNF、でフットボールの空き日となる今日火曜日にWorld Cup of Hockeyがグループステージの最大の山場(のはず)だったカナダ代表と米代表の激突の試合を中継。ESPNがプライムタイムにもってきています。水曜日になるとMLB Wednesday Night Baseball、木曜日にはもうフットボールの次週が始まってしまう。ここは空き日の火曜日にホッケー側が提供できるベストカードをもってきたわけです。結果はカナダの4-2。内容はカナダの快勝。これでカナダは2勝で1試合を残して準決勝進出決定。米代表は2連敗で敗退確定。ただしグループステージの残り試合がまだ木曜日にあるので米代表はふてて帰国することもできずにトロントに留まるというハメに。

米代表は初戦に混成の欧州チームに0-3で零敗したのが誤算で、この時点で敗退はちょっと残念です。メンバーはほぼベストに近い。2試合で2ゴールしか奪えなかったため今になって「なぜPhil Kesselを呼んでない?」とか言う声もありますが、まあほぼベストなのは事実。細かく言うと例の米カナダのU-23である北米チームに若手を獲られているので米国の全ての力が結集した米代表ではないです。

試合中試合後のスタジオ解説が敗退した米代表をぶった切っていたのがちょっとすごいなと思いました。Brett Hullがあきれかえったという態度で米代表の気合いのなさを酷評し続けていました。えーここまでボロカスに言っていいの?というぐらい延々と。Hull一人だけでなくESPNの中継・Sports Centerでもその点をなじる内容が続いて、私なんかはそんなにいじめてやらなくてもいいんじゃないの?なんて思いました。