まずはこちらをご覧ください。笑わないではいられませんがまあそういうものです。フットボールのタックル部分の練習で受ける側の負担を減らすべくIvy League所属Dartmouth大が開発した動くタックルダミーロボットであります。

少し前にOklahoma Drillと言われるハードな当たり合いを含めたフットボールのトレーニングが選手達の健康を害するのではないかなどと言われて問題視されたことがありました。但しその話題の寿命は短く、早々に「これぐらいはしょうがない、フットボールなんだから」ということで鎮火したと記憶します。そこにはフットボールは男の中の男がやるもんなんだからケガぐらい当たり前だろ(内心はもっと激しい言葉で)という矜持が強く感じられるものがありました。脳震盪問題を映画化して一般大衆を啓蒙し、それ以前からの脳震盪関連訴訟などもあってフットボールの年少者の参加が大幅に低下しても、なかなか頑固でフットボールの中の人の考え方や感覚は変わらない。

そういうタイミングでこういうものを実際に採用しようという動きがまたぞろ出てきたようです。おもしろいのはそれを紹介しているNFL関連番組での元選手の解説者達の反応。判で押したように拒絶します。TVコメンテーターになるぐらいですから言葉は抑え目ですが、そういうのもアリかなとすら言わないんですね。フットボールの安全性を内部の人に任せておいたら高まる可能性は低いんだろうなあとまた思わされます。そもそも安全なフットボールなんて意味があるのか?という話でもありますが。