15人制ラグビーのプロリーグであるPRO Rugbyが今週末で創設初年度のシーズンを終えます。確かシーズンがスタートした時点ではレギュラーシーズンを終えた後で上位2チームによる一発勝負の優勝戦を行うという話だったのですが、いつの間にかその話は消えています。

しかし優勝戦は消えたものの元々のレギュラーシーズンの最終週のカードであるDenver Stampede@Ohio Aviatorsの一戦が事実上の優勝決定戦となっています。最終戦を残した時点で首位Denverが10勝1敗勝点46。2位Ohioが8勝3敗勝点42点。勝利=勝点4を獲得。それにボーナス勝点(惜敗および4トライ以上獲得で発生)が加算される仕組みです。Ohioはここまで11試合を戦ってボーナスで10点の勝点を加えておりこれが効いて3敗ながら最後まで優勝戦線に踏みとどまっているところです。地元での一発勝負でOhioが勝利すれば勝点46で同点。但しその場合はタイブレーカーが勝利数らしいので、Ohioの逆転優勝のためには4トライのボーナス勝点1の追加が必要という状況でキックオフになります(なぜ「らしい」かと言うと公式サイトがきちんと情報を提供していないから)。

6月19日に両チームが@Denverで対決したときにはアウェイのOhioが6トライを挙げて48-27と快勝プラスボーナス点加算しており逆転優勝へOhioは自信を持って臨めそうです。また4月17日のPRO Rugby開幕戦でもこの両チームは対戦。除雪した雪が大量にフィールド外に残るコンディションの中で戦われたこの試合は16-13でDenverの勝利。あの試合を見たときの高地Denverは激寒、この週末はたぶん酷暑の中での優勝戦。ラグビーを北米の春夏シーズンでやるのは大変ですがそれでもやってみよう、と始まったPRO Rugby。その将来は見通せませんがカナダや東海岸から来季に向けて新規参入もあるかもと噂されています。Ohioはここまで5試合のホームゲームで平均1,350人の動員。事実上の優勝決定戦が地元開催になったものの情報発信力は弱いので動員の大幅な上乗せができるかどうかはわかりませんが、頑張っていただきたいところです。