NBAのニュースとしてLos Angeles Clippersが現在Lakersと共用しているStaples Centerを出て同市西側に新アリーナを独立で持つ可能性があるというのが出ていました。現在の成績ならClippersの方がLakersを大いに上回っても過去の実績と人気の蓄積、同市内での放映量・露出力ではいまもLakesが圧倒的に上回る中、別のホームアリーナを建てて同市内でも別の地区へ移転して独立独歩前進しようという意気のようです。

背景としてはClippersに実力が付きブランドとしても過去のドアマットのイメージから脱出したのと、オーナーが変わってMicrosoftの大立者Steve Ballmerとなったこと。前のオーナーだったDonald Sterlingはカネを惜しんでチームの強化を怠っていたという評判で、Lakersと同居していたのも運営コストが安いから、と言われます。Sterlingは例の人種差別発言で放逐された訳ですが、それ以前からNBAコミュニティから嫌われていたので他チームのオーナーからも擁護の声はなくあっさり切られてます。代わったSteve BallmerはClippersをNBAの人気チームに育てたい意志がある。いまのNBAは上げ潮の時期でもあり、LAという全米有数、いや世界有数の有名都市にNBAチームを持っているのにチマチマやっているのは馬鹿げているというところでしょうか。

ClippersのStaples Centerとの契約は2024年で終わるそうで、その時点で新アリーナに移りたいということのようです。ん?とここで引っかかりました。2024年?ああそうか。

実はLos Angeles市は2024年の夏季五輪の誘致を正式に発表して、最近はその招致ロゴをよく見かけるようになったところです。つまりそのClippersの新アリーナという話は五輪開催とセットでもあるんでしょうね。なるほど。

五輪ビジネスが8年後にどうなっているかはちょっと不透明な面がありますが、LAが当選すればアメリカも五輪ビジネスに協力していくことになるんでしょう。それに乗ってClippersもビッグチームになっているんでしょうか。

もしLAが落選したらどうか。もうじき始まるリオ五輪に国家ぐるみでのドーピングをしていると強く非難しているロシアの排除に失敗。その上五輪招致でもはぶられた場合にアメリカが国家戦略として五輪ビジネスから手を引く場合もあるのかもしれませんし、五輪の曲がり角になるかもしれません。

そういえばFIFAの汚職追及のニュースを聞かなくなりましたね。Blater逃げ切りでしょうか。