NBA San Antonio Spurs Tim Duncanが引退発表。それを受けて今日午後にSpursの施設で記者会見があるという話ですが、現時点ではその会見にはライブでカメラは入れない予定。それどころかTim Duncan本人が出席するのかも不明という状態だそうです。カメラはともかく、本人が来るかわからないってどういうことですか。よくわからないですが、Duncanらしいのかなあと言えばそうかも。目立ちたがりではない。話すのも好きではなさそう。結果的に同じシーズンに引退することになったKobe Bryantは例の猛爆60点ゲームでキャリアフィニッシュ、Dancunはこっそりオフカメラで引退。対照的なエンディング、そしてそれぞれらしい最後ということになりそうです。ともに5度のNBA制覇。NBAの一時代を築いて長年スポーツファンを楽しませてくれた二人が去るわけですね。ありがとうございました、と言いたいです。
DuncanのラストゲームはOklahoma City Thunder戦。あの出場の仕方からしてラストゲームの可能性は十分にあったんですが、あの日のコートへの別れの告げ方も最後までDuncanらしかったかということになります。最後に優勝して引退というのが誰しもが思い描く最良のキャリアの終わりでしょうが、それは誰にもままならないこと。5度優勝しながら連覇が一度もないというのがご本人も若干心に残るところがあったかとも思いますが悔いはないはず。
個人的に一番記憶に強いのはデビュー初期でしょうか。David Robinsonとのツインタワーというのはいまでもよく言われますが、当時はトリプルタワーなんていう時間帯もあったんですよ。元BullでMichael JordanとともにNBA制覇したWill PurdueやFelton Spencerをセンターに、長身RobinsonとDuncanがフォワードとして動いて相手を翻弄という。