今日語っておかないと語る機会がなくなりそうなのでNHL Stanley Cup Finalについて。

Pittsburgh Penguinsが4勝2敗でSan Jose Sharksを退けて優勝。PittsburghのエースでキャプテンであるSidney Crosbyにとっては二度目の優勝。プレーオフMVPも受賞しての満点フィニッシュとなりました。シーズン中のHC解任・新HC登場。試合内容も冴えないという話を当ブログでもあげつらっていたあのPenguinsが年が変わって2016年になってから一気にまとまり、レギュラーシーズン終盤に勝ちまくった勢いをそのままStanley Cup制覇までたどり着きました。ホッケーはコレとピンポイントで勝因を挙げるのは難しいスポーツかと思いますが、その中でCrosbyの二度目の戴冠はよく走りきったなというイメージです。

Penguinsにとっては今回が4度目のNHL制覇。2009年の3度目の優勝のときはCrosbyを始め魅力と才能のある若い選手がメンバーに揃っていてNHLにすごい王朝を築けるのかもという期待があったのですが、あれから7年かけてなんとかCrosby時代2度目の優勝に届きました。この二度の優勝の間にChicago Blackhawksが3度のNHLを制覇をしてPenguinsよりも先にNHL常勝・王朝のイメージを得たのはPenguinsにとっては悔しかったでしょうが、このCrosby時代2度目の優勝でCrobyもやっと歴史的に見てスーパースターとしての地位を固めたことになるんじゃないでしょうか。

試合直後のインタビューの中で前回優勝当時からの盟友GK Marc-Andre Fleuryについて問われて「複雑だろうけど」なんて気遣っていたりしました。Fleuryは先発GKの地位を追われてプレーオフでは先発僅か1試合、出場2試合。完全に裏方に。でもFleury、カップを頭上に掲げる順では4番目(か5番目)と随分優遇されていて、Malkinやプレーオフ最多ゴールだったKesselより先だったりもしました。プレーオフで大活躍となった新人G Matt Murrayの扱いも含めてシーズンオフから来季にかけてまだチーム内力学でいろいろ起こりそうです。

Crosbyはこの7年間、脳震盪で長期欠場・引退すら取り沙汰されることになるなど長い長い7年間でした。喋りや表情が大人っぽくなったという評もありますが、私から見ると暗くなったようにも見える。若くしてNHLを制覇した当時はフロップが多いとかなんとかアンチ(やっかみと私には思えましたが)からの攻撃が多かったのが、暗くなって近年はそういう批判は減った。それが良いことかどうか。NHLの看板選手になるにはNHLの文化に合ったこういう暗さ(男らしさ?)を演出しないとダメなんですかね?どう言っていいのかわからないですがちょっと残念な気もします。なんというかNHLの外へアピールできる魅力が減ってしまったような。7年。本当に長かったなと改めて思いました。