Copa América Centenarioが金曜夜に開幕しています。San Francisco 49ersの本拠地Levi's Stadiumをソールドアウト67,000人強の動員。米代表対コロンビアの一戦。在米のコロンビア移民にとっては今大会は本気モードのJames Rodriguezを米国内で見られる一生に一度の機会かもしれないわけで、コロンビアのチームカラーのイエローで大スタジアムが満員となる様は壮観であります。本来ホスト国のはずの米代表がこの手の試合では相手国のファンで占められたスタジアムでアウェイムードで戦うのはこの国ではよくあること。CONCACAFゴールドカップその他でもよく見かける光景ですが、コロンビアなんかでも楽々埋めちゃうんですね。改めて移民の国アメリカだなあと。

試合の方は2-0でA組の本命コロンビア快勝。米代表も後半は健闘したのですが点数にならず。ボールコントロールと期を見るに敏なコロンビアの斬れ味の良いところもあちらこちらに。米代表は中盤に良い形でボールが入っていかないので良いサッカーができない時間帯が多かったか。初戦に敗れたことで残りの二試合(コスタリカ、パラグアイ戦)は必勝でグループ突破を目指すことになります。

後半に米代表のサブで入ったDarlington Nagbe(Portland Timbers)とChristian Pulisic(Borussia Dortmund)を「今米代表で最も期待の二人がはいります!」とTVが紹介していたのが印象的。Pulisicは17歳でドイツの名門Borussia Dortmundのトップフライトで今年出場歴がある。米国のサッカー選手は歴史的に早咲きの選手が少なかったところに若干17歳でのブンデスリーガ出場選手ということでコアなアメリカ代表ファンにとっては期待が高い選手です。ミドルティーンの頃から欧州プロで揉まれた選手(二重国籍の海外育ちを除)というとLandon Donovanまで遡らないといけないかと思います。期待が高まるのもわかるところ。もう一人のNagbeの方はMLS Portlandで既に定着した5年目の25歳。25歳なのになぜ期待が今高いのかというと、元々彼は西アフリカ・リベリアからの移民で、昨年末にアメリカ国籍を取得したばかり。それゆえ米代表にとっては新顔というわけです。ああまた外国出身のアメリカ代表選手か…という反応も出てしまうでしょうが、現実としてアメリカ育ちの好選手はなかなか育っていないということでしょうか。