一回戦が進行中のNBA・NHLのプレーオフから小ネタをいくつか。

NBAは西が上位が圧勝の連続、東は1位Clevelandが小差勝利、2位Torontoが敗戦、3位Miamiが圧勝と模様様々。Miami Heatの試合を見ていて実況が言っていたのですがDwyane Wadeは昨年12月以来3ポイントシュートを一本も決めていないそうです。今日の試合で一本打って外れ。2016年1本も決めていないとか、NBAの先発ガード、それもオールスター級の選手としては極端にひどいわけです。スタッツを見ると2015-16シーズン全体で7本しか決めておらず、成功率15.9%。ボロボロです。元々3が得意な選手ではありませんがそれでも過去は悪い年でも25%以上は決めていた。昨季は28%。なにが起こったんでしょうか?このレベルになってくると試合の最後に3点が欲しい局面で出場できないレベルでは。それでいて試合平均得点は19.0点と及第点はちゃんと取ってるのもよくわかりません。

NHLの方では25年連続プレーオフ出場に滑り込んだDetroit Red Wingsが第3戦でシリーズ初勝利、2-0。それも乱闘込みで。1勝2敗でホームのファンの前で快勝。全敗で敗退すると滑り込みで参加賞だけもらったようなことになりかねなかったのですが、この1勝で最低限の仕事はしたというところか。NBAだと一回戦は上位チームが2勝0敗と先行してしまうと(試合の中身にもよりますが)そのまま上位がシリーズ勝ちきりそうで見ている側も諦めてしまいがちに思います。NHLの一回戦の良いところはそれがないところ。Detroitもこの1勝で息を吹き返して好シリーズになって欲しいです。

他では土曜日にあった試合ですがシーズン終盤に猛烈に勝ち込んで勢いをつけてプレーオフに突入したPittsburgh Penguinsが初戦快勝の後の二戦目に敗戦。この二戦目にはそれまで欠場していたEvgeni Malkinが復帰してメンバーが揃ったところでの敗戦。Malkin復帰でさらに加速するのかと思ったらそうはならず。ホッケーは足し算みたいなものが成立しないのが難しいですね。