今年も高校バスケのオールスター戦と言えるMcDonald's All American Gameが開催。毎年翌シーズンのカレッジバスケのニュースターが見られる機会としてカレッジバスケットボールファンの関心を呼ぶイベント。

放送の中で言っていた話がおもしろかったのでそのままここで受け売り収録してみます。今年のFinal Fourに残った四校には計8名のMcDonald's All Americanの出場選手がいる。North Carolinaに5人、Syracuseに2名、Villanovaに1名、Oklahomaはゼロ。この点でもSyracuseのFinal Four登場はアップセットだとかサプライズという類でなかったと言えるのでしょう。

197x年(正確な年を聞き落とし)以来、NCAAを制覇した学校でAll American Gameの出場選手がロースターにいなかった学校は2002年のMarylandと2014年のConnecticutのみで、他の全ての年の優勝校には少なくとも一人All American Game出身のブルーチップ選手がいたということです。確かに一昨年のUConnは突出した選手のいない地味なチームでしたし、その感じ、わかります。逆に言うと超高校級の選手があまたある誘いの中から行ってみたいと思うような学校でなければNCAAバスケを制覇することは困難だということでもありましょう。まあいまは1-and-doneを含めアーリーエントリーが増えましたから、学校によっては上級生で固めてしっかり作り込んだ学校が上位に来る(例えば昨年の準優勝Wisconsin)こともあるんでしょうが。

そういうわけでこの高校オールスターがどこの学校に行くのか(大半は進学先の意向を表明済みですが数名の特級リクルートは未定)、そこからさらに来年の今頃にはNBAドラフトの上位指名候補になる子も何人も出てくるわけで、情報の青田買いをしたい向きには見逃せないイベントなわけです。ただコレに出場したからと言って皆プロになるというわけでもないし、プロになってもスターターまで行けるのは多くはありません。

例えば最近で目立つ元All AmericanというとGolden State WarriorsのJames Michael McAdooなんかもそうです。現在NBA記録のシーズン最多勝に驀進中のWarriorsですが、正直McAdooはお荷物に近い。ガーベージタイムに出てきてもレイアップを外しまくったりする、ターンオーバーを献上するといった目を覆うようなプレーをよくする選手ですが、彼はAll American Gameに出場しただけでなくMVPも獲ってる(Michael Kidd-Gilchrist = Charlotte Hornets & Kentucky Wildcatsと同時受賞)という当時の注目の選手だったのです。North Carolinaに進学、3年間プレーした後にアーリーエントリーするもドラフトにもかからず。それでも今もNBAのロースターにいるということはなんらか見所があるんでしょうが、正直Warriorsの戦力にはなってないです。