先日少し気にしていますと書いておいた件のフォローです。比較的アメスポの薄い週末となった今週末に英国サッカーEnglish Premier Leagueの首位攻防戦があり、その報道量がどうなるか注目していたのですが、予想以上に時間をかけてESPNでも報道していたのでちょっとメモ。この週末の最大のアメスポイベントは日曜日のNBAオールスター戦、そして前日土曜日のNBAのダンクコンテストや3ポイントシュートイベントでした。どちらも話題性はいろいろあり報道量は予想通りトップ。それでも通常の試合日と違って試合数がないですからアメスポ報道の標準と言ってよいSports Centerでも他の報道をする余裕はかなりありました。日曜日のまだオールスター戦が試合中の時間帯(夜のプライムタイム)のSports Centerではまだオールスター戦の報道ができないのもあってさらに時間に余裕。

そういう状況もあってEPLの試合の報道が予想以上に厚かったです。Leicester City@Arsenalの激戦だけでなく、もうひとつの上位多血のTottenham Hotspur@Manchester City戦も丁寧なハイライト報道。こんなに時間をたっぷりかけて報道してくれるんだ?と意外に思うような内容でした。もちろん前述した通りNBAオールスター戦の裏の時間帯での話ですからSports Centerとしては比較的視聴者の少ない時間帯だったでしょうがそれでもサッカーも出世したもんだと感心しました。ちなみにその時間帯のESPN2では、これも非アメスポからアメスポ文化に浸透しようとしている15人制ラグビーのアメリカ代表対カナダ代表の試合を放送していました。

Leicester City@Arsenalの試合はめちゃめちゃおもしろかったです。アメリカ東部時間だと朝からの試合で休日は早起きしない主義の私ですが今日はさっさと起きて観戦。試合開始と同時のArsenalの気合いの入った迫力の攻めにすっかり目が覚めました。LeicesterはGKが長駆ボールを追って勝負してみたり大活躍したり、FW Jamie Vardy一人のためにArsenalが4人も自陣に殺到戻ってみたり熱い場面が多々。そしてあの最後のフィニッシュ。この試合結果でLeicesterのシンデレラストーリーは大きな痛手を受けたことになりますが、それ以上に好試合を見られたうれしさの方が強かったです。EPLみたいな強さを感じられるサッカーをアメリカができるようになる日がいつかくるんでしょうか。