他のアメスポメニューが盛りだくさんなので書きそびれていましたが今年もDakarラリーのまとめ番組は連日チェックしています。

四輪のアメリカ代表Robbie Gordonは今年が11年目のDakar登場ですが、今季は第5ステージ辺りで早くも白旗を揚げ、さらに「自分たちのチーム全体を見直さないとダメだ」と撤退もあり得るかのような弱気コメントを発してました。その時点でトップ独占の勢いだったPeugeotのスピードにまったくついていけなかったことからの弱音だったんですが、いよいよRobbie Gordonも諦めムードですかね。成績が頭打ちになってからもう4~5年でしょうか。Gordonがいないとアメリカ視点のDakarが盛り上がらなくなるから頑張っていただきたいんですが。昨年の優勝者、Nasser Al-Attiyahも「こりゃ勝てない」と早々に白旗、相手のミス待ちでトップ3を狙うとまで言っていて、現場ではPeugeotのマシン性能が早々に他陣営の心を打ち砕いていたようでした。

Peugeotチームには今季はWRCの王者Sébastien LoebのDakar初参戦も含めて5台態勢。実質初日となった第2ステージからいきなりLoebが二連勝、第4ステージはPeugeotのエース格Peterhanselがステージ勝利、第5はLoeb、第6はPeterhanselとPeugeotの圧勝の連続。Loebは途中まで総合トップを走っていたんですが、いくらWRCの絶対王者とは言えDakarは初参戦、砂とマシントラブルに捕まって途中で順位を大きく落としました。それでもその後徐々に盛り返して来て現在総合トップ10に戻ってきてます。

Dakarはアメリカでは人気種目とは言えないしWRCに至っては存在感ゼロなので、一緒に観戦する機会のあったアメリカ人にLoebがどれほどすごいかというのを説明し、さらにX GamesのRallycrossでも参戦即優勝したのを説明すると「それってなんでも勝ってるってことじゃないの?すごいね!」と感心してもらえました。まあその翌日に大ダメージのマシントラブルに見舞われたわけですが。

アメリカ人選手では四輪でRobbie GordonのチームメイトとしてDakar史上最年少18歳のSheldon Creedが初参戦。Gordon後を見据えてスポンサーが若手アメリカ人を投入したということですかね。健闘していたんですがチェックポイントミスの連続の後、棄権となってます。Gordonがチーム全体の見直しなんていうことを言い出したので四輪アメリカ勢が来季以降どうなるか。確かにいまのままでは勝てそうにないようには見えます。

一方、二輪の方ではアメリカ人選手が善戦中。Dakar初参戦24歳Ricky BrabecがHondaに跨りコンスタントにステージトップ10フィニッシュでここまで来ています。残るは二日。好成績でのフィニッシュが期待できそうです。Brabecは見た目もホントにアメリカ人の普通の若者っていうルックス+喋りで、活躍できれば人気が出そうな気がします。

Dakarの二輪はKTMの強さばかりが目立ち、日の丸二輪メーカーは毎年後塵を拝している。今年も優勝はKTM(オーストラリア人初の優勝者となるToby Price)でもう間違いなさそうですが、Hondaが徐々に地歩を固めつつあり、来季は優勝を狙って欲しいところです。あとHondaもYamahaもKTMに負けるのはともかくHusqvarnaとかに負けるのはやめて欲しいなあと思います。