NASCAR Chase(プレーオフ)の二回目の足切りが日曜日のレースであり、今季限りでの引退を宣言しているJeff Gordonが今季未勝利ながら生き残って次週以降の8強レースへ駒を進めています。この日のレースを含めてDale Earnhardt Jr.が足切りにあって脱落。その前の一回目の足切りでJimmie Johnsonも消えていますし、Tony StewartはChaseに届かず。NASCARのジャンルとしての人気がピークだった10年ほど前のスタードライバーで8強に生き残ったのはGordonだけということに。時代は流れて当時のスターはいまとなってはトップタイトルコンテンダーではないとは言え知名度ではいまのトップドライバーよりもGordon/Johnson/Jr/Stewartたちの方が高いのは明白(Jrは知名度の意味が違いますが)。その中で唯一今季生き残っているGordonが自らの引退に華を添える健闘と言えましょう。ここまでくれば三週間後の最終足切り(=最終戦直前週)を逃したとしても最後のシーズンまでトップドライバーのままで引退するというイメージは確保したのでしょう。話題性も良い感じですしおもしろいシーズンの最終段階になるのかもしれません。

NASCARのピークの頃というと本当にCMだの非レース関連TV番組出演だのとドライバーの露出が多かったものです。最近はCM出演と言ってもNASCAR放送の合間の専用CMみたいなものばかりになってしまったし。人気の上下でいうとNASCARがピークを打って下降局面に入ったのとサッカーの浮上がほぼ逆のタイミングだったかもしれません。ファン層はまったく重ならない(NASCARはどこまで行っても南部土着な感じが強い)二つのジャンルなのでファンが一方から他方に流れたというような相関性はないと思いますがアメスポ興亡史として見るとここ10年でメジャー未満のジャンルのトップが交代した感じか。