MLBの最終戦が終わりポストシーズンへ。New York MetsがNLDSのローテーションを早々に発表しています。@Los Angeles Dodgersでの第1戦&第2戦にJacob deGromとNoah Syndergaard、ホームでの第3戦にMatt Harvey。第4戦以降はシリーズの流れを見てとしています。これのどこが気に入らないかというとなぜSyndergaardをアウェイで投げさせる?という点です。投手のERAがアウェイで落ちるのはよくあることですが、Syndergaardの場合今季ホームで2.46、アウェイで4.23。なぜわざわざSyndergaard、という。なぜHarveyじゃないんだ?というと、つまりはHarveyが第3戦先発ということは絶対にNLDSでは二度投げないということです。つまり例の代理人から横やりの入った年間投球回数制限の件がらみでアウェイで良くないSyndergaardの第2戦起用になったと読みたいと思います。大変うざいですねー。まだ投げるだけStrasburgよりはマシとしても。
このカード、Dodgersの方はまだ発表していませんが休養十分でZack Greinke、そして300奪三振に最終戦で達した大エースClayton Kershawがその軸となるのは間違いない。Mets先発陣は今季奮戦しましたがことポストシーズンでどうなるかはやってみないとわからない。レギュラーシーズン中のように先発陣の責任は6回過ぎればヨシというわけにはいきません。Kershawも去年の大崩壊もあって決してポストシーズンに強いエースというイメージはありませんが、それでも緊張感の高い試合で長いイニングを投げることは経験済み。本人も昨年の汚名挽回も期していることでしょう。もしKershawとSyndergaardの第2戦がシリーズの鍵となったら、Harveyの投球制限のゴネたのが間接的にポストシーズンシリーズを動かしたことになってしまうような。
個人的には根拠のない180回だの160回だのという数字で強要をする代理人と選手には味方したくないので第2戦でDodgersが勝ったらおもしろいななんて思いますが。まったく逆でまたKershawがレギュラーシーズンだけ番長になって大量失点でもそれはそれで楽しめますけれど
昨シーズンのカーショウを思えばペイトン・マニングを連想してしまうのですが今シーズン序盤の調子の上がらない時期に日本の解説者は実しやかにポストシーズンに向けて調子を上げて来ますからと言っていましたが年間300奪三振の男がポストシーズンでも活躍するところを見たいですね。
個人的な希望を言えば、National LeagueのChampionshipはMets vs. Pirates、Cubs(のいずれか)が見てみたいです。American LeagueのChampionshipはBlue Jays vs. Royalsを見てみたいと思っています。