意外な蓋明けとなったNBAのFAの解禁日。準優勝となったCleveland CavaliersがKevin LoveとIman Shumpertのキープに成功しています。Tristan Thompsonとも合意に近いとか。LoveはともかくShumpertなんかにそんな額で契約するのかよ?という金額をはたいて準優勝チームの戦力維持に努めています。Clevelandの絶対主力であるLeBron Jamesがチームに圧力をかけていて、一週間ほどFAでのClevelandの補強を見てから自分の契約オプションの行使をするかどうか決めると数日前に表明。Clevelandはこの時点でLeBronに見限られるわけにはいかないので全力を出してFA解禁初日から戦力維持に走ったようです。これでLeBronが十分だと思うのかどうかわからないですがとにかく誠意を見せる段階でしょうか。

LoveとKyrie Irvingが離脱してのあのつらいFinals。逆に現有のメンバーが全員健康で揃っていればそれだけで戦力は十分だという説もある。その説に沿うならば、離脱に傾いていたとされるLoveとの再契約をまとめ脇役も気心のしれたShumpertを引き留めることで不安要素を減らしたというところか。

LeBronの不満は選手よりもHC David Blattに対してだという観測もありますからこれでLeBron大満足だとは言えないでしょうが、Cavsとしてはこの辺りが精一杯かなということでもあるでしょうか。

他方、今オフの最大の大物FAであるPF LaMarcus Aldridgeには西の常勝San Antonio SpursがTim Duncan後のSpursのエースとして迎えたいというラブコールを展開、Aldridgeもかなりぐらっと来ているらしいという報道になってます。Los Angeles LakersもAldridge獲得に向けてプレゼンしたのですがそちらにはAldridgeの興味は向かなかったという話。まあLakersはKobeの存在が全ての有力FAを追い払っている状態でしょうから元々無理だったとは思います。昨年の今頃にもその点は論じました。Aldridge入りのSpurs。新旧のDuncan、Kawhi Leonardの間の年齢ギャップに選手として脂の乗ったLaMarcus Aldridgeというのはかなりいいバランスに見えます。Duncan-Parker-Ginóbiliの時代が終わろうとしてるSpursの次のエースというポジションはAldridgeにとって魅力的か。名将Gregg PopovichがDuncan世代後の次のプロジェクトとしてAldridgeを獲得すべく全力でラブコール。

もしAldridgeを加えたSpursが想像するようなバランスの取れたチームとして来季を戦うならばまた再びLeBronの前に西の強敵が立ちはだかることになるかも。まだAldridgeの行き先も決まっていないのにそこまで想像したくなるFA模様です。