NBA Finalsの合間のCMで番宣をやっているんですがあのBattlebotsが帰ってくるようです。昔やっていた頃は大好きで見まくっていたアレが帰ってくるのかと興奮。

Battlebotsというのは3分一本勝負のロボット同士の戦い。相手ロボットを戦闘不能にするのが基本的な試合の目的です。物理的に破壊するもよし、相手をひっくり返して行動不能とするもよし、「アリーナ」内に設けられたトラップ(メタルソーが床下から出てきたりハンマーの打ち下ろし)に追い込むもよし、稀には制御不能に陥ってTKO敗戦というのもあります。重量でクラス分けされスーパーヘビー級のロボットなどは成人体重はたっぷりあってそれが巨大な刃物をぶん廻しながら突撃。お互いの金属ボディから火花が散り、あるものは無残に叩きつぶされ、あるものは腕をもがれ駆動輪をはね飛ばされ、あるものは黒煙を上げて沈黙し、その沈黙した相手を容赦なく攻める。でまたそれぞれのロボットにはWWEプロレスラー風のおどろおどろしいリングネームが付けられておりムードに一役買う。 BioHazard(医師チームが開発とか気が利いてます)とかDiabloとかあとはもう名前を忘れちゃったですがこれはもうこの会場外で走らせたらもうヤバいテロマシンだろ…っていうようなものが何体もありました。一時期の人気は凄まじく一般のおもちゃ売り場に登場する人気ロボットのフィギュアまで売っていたのです。さらには他局も真似した番組を放映し始めるなど一大ブームでした。

いま調べて見ると放映していたのは2000~2002年だったようです。ということは大学生年齢の人はなんとか覚えているかも、高校生は確実にもう知らないんですか。あれは良いです。

あれだけ人気があって各局が参入しながら突然のように同系統の番組が消えました。あっという間に消えました。人気は相当にあったのでなぜ消えたかについて得意の陰謀論で推測してみると、開発が制御不能になる、テロに利用されるのを恐れた政府関係者がいた可能性を当時思いました。時代も正に9-11のテロでWorld Trade Centerが崩れ落ちた2001年に重なります。

番組では試合だけでなくその開発チームの様子をリアリティTV風に見せる部分もあったんですけど、スーパーヘビー級のロボットを試験的に会場外の駐車場で動かしている様を見ると、これ怖いだろ、やめてくれよと思わずにはいられなかった代物ですからテロ懸念でTV局を通じて資金提供を止めるように圧力がかかった可能性は排除できないように思われます。試合会場で戦ってる分には怖くないんですけど、普通のそこら辺で走ってる姿は怖さがありましたねぇ。

そんなこんなのBattleBotsが帰ってきます。その昔のダイジェストはYouTubeでも何種類も見られます。手短なのだとこんな感じです。人間同士の格闘だったらもっと早く止めなくてはいけないのがロボットだから完全破壊されるまで続けても良いのも魅力ですね。2015年バージョンで復活ということで新機軸もあるんでしょうか。NBA Finalsが終わった翌週から放映開始のようです。