MLS所属Montreal Impactが今週CONCACAF Champions Leagueの決勝2nd Legを迎えます。1st Legは敵地で1-1。Montrealですからカナダであってアメリカのチームではないものの、MLS所属チームが再びClub World Cupに手の届くところまで来ているわけです。

2011年にReal Salt Lakeがあと僅かのところでの決勝2nd Legで敗戦したことがありました。そのときもMLSはシーズンスケジュールを急遽変更してReal Salt Lake(RSL)のリーグ戦をキャンセル。RSLの負担を軽減してCL優勝とMLS勢のCWC登場へのサポートをしたわけです。今年も同様のことをしています。いや同様ではなく、2011年以上に。Impactのリーグ戦を大幅カットして、シーズン中なのにImpactは4月にMLSの公式戦はなんとたったの1試合のみ。MLS全体でCWC枠ゲットに最大限のサポートを提供していることになります。こんなことができるのはMLSが個々のクラブの集合体としてのリーグではなく、MLSと言う名の一個の企業であることが大きいのでしょう。MLSの利益が個々のチーム事情に優先できる態勢であったと言えましょう。

三月初旬にシーズンが始まって多いチームは既に8試合を消化しているのにImpactは4戦しか消化できていません。北のまだ寒さ厳しいMontrealに位置するわけですから夏場にホームの試合が多くなるのは政策上悪いことではないのですが、それにしても思い切っていびつにしてきたものです。あとはこれはたまたまですがMontrealの一番人気のNHL Montreal CanadiensがNHLプレーオフで気を吐いている最中ですから、ImpactとしてはNHLシーズンが終わった後に主催試合が増えるのはまあ良いことなのかもしれません。

そのMLS公式戦での4試合でImpactは2敗2分、未勝利です。MLSで唯一の未勝利チームです。もちろん最下位です。四月の唯一の試合は0-3でHoustonに惨敗。国内リーグで未勝利・ボロボロのチームがCONCACAFのチャンピオンになってしまうのかあというのもちょっと問題があるような気がしますが、まあそれは勝てば官軍ですか。せっかくのチャンスですから健闘を期待したいです。