先日からの話の続きとなりますが、格闘技ファンと女子選手というのが馴染むかどうかはなかなかに微妙な点もあります。Ronda Rouseyの場合、試合での圧倒的な強さプラス話もまあまあ。強面も良いがそれなりに愛嬌もある。アメスポ内の女子スター枠ともいうべき地位が空位だったという事情もあって現在スポーツマスコミなどから推されているという面があるとも言えましょう。

アメスポ女子枠というのは以前から人材が足りないわけです。好きな女子スポーツ選手は?という問いに引退後も長年Mia Hammが上位に君臨したのもサッカーがどうこうではなく他にマーケティング力のある女子選手がいなかったからでしょう。
当ブログだと8年前2007年にこんな記事を書いています。「女子スポーツ選手人気度ランク

テニスのWilliams姉妹はいまも知名度は十分ありますがさすがに飽きられている。五輪スポーツの選手ではMarion Jones以来突出できる選手がいない。これはドーピングを排除してアメリカ人アスリートが勝てなくなってしまってますから仕方ない。8年前には人気選手ランクに2名も入っていたゴルフはアジア人選手天国でもう名前の知られたスターなどいない。フィギュアスケートはすっかりTVで見なくなってしまいました。ほぼ五輪の時だけに。バスケもWNBAの枠から外にアピールできるようなスーパースターは作れていない。あとはサッカーとなりますが、Abby WambachはMiaの域に達せられないまま(同性愛者というのがマイナスに影響した面も否定できない)今年のW杯でAlex Morganに代替わり。そのMorganは顔は良いけれど話がおもしろくない声が良くないなどでTVコマーシャルには何種類も出ているのに喋る役が回ってこない。
そんな具合でどうも他がイマイチなためここ五年ぐらいで考えると女子スポーツ選手の看板娘はNASCAR/IndyのDanica Patrickだったわけです。ただDanicaもNASCAR移籍後苦戦続き。最初の1~2年は馴れが必要とか言い訳も立ちましたがいまもって上に上がってきそうな様子がない。その上最近はなぜか頬がこけてしまってビジュアルも下降。
「現役で白人でアメリカ人」というキーワードをリンクした2007年の記事で挙げていたわけですが、それを当て嵌めるといま残っている中ではMorgan, Danica, Ronda, Wambachがこれに該当。Wambachが同性愛者じゃなかったらもっと押し出せたのかもしれませんが、敬虔なクリスチャンが絶対否定しますから最大公約数的な場面ではWambachは起用しにくかったのでしょう。Alex Moganにはこの夏にもう一度スーパースターになるチャンスが巡ってきます。それを掴めるか。それともRondaが新ジャンルでの圧倒的な地位をバックにアメスポ女子スター枠をがっちり固められるか。Rondaにとっては大チャンスと言えましょう。