あまり強そうには見えなかったんですがバレーボール女子米代表がイタリアで行われていた世界選手権に優勝しています。女子側は米国は常に世界ランキング上位にありながら三大大会(五輪・W杯・世界選手権)で優勝が一度もないという状態だったのが今回その壁を破ったことになります。この大会、五輪種目を専門で放送するUniversal Sports(NBC系)で三次リーグから放送されていました。

放映初戦となった対地元イタリア戦で0-3の惨敗を喫して三次リーグで脱落も大いにあり得たのです。同組の最終戦のロシア x イタリア戦を前にイタリアは準決勝進出が決定済みだったため主力を休めてロシアが勝つ=米国敗退の危機。実際イタリアは第1セット終了後は主力を下げてしまっていました。それでも地元の応援に後押しされて控えメンバーが活躍してロシアに勝ったので米国はここでの敗退を免れて準決勝へ。ひやひやの勝ちぬけ。

迎えた準決勝対ブラジル戦はなぜか絶好調で3-0で勝利。決勝はイタリアを破って出てきた中国との対戦となり、中国の追い上げをなんとかかわして3-1で悲願のメジャー大会初制覇となっています。ボロボロにやられたイタリアと二度目の対戦をせずに済んだのがラッキーでした。三次リーグ敗退も現実的だったのにその危機も脱して、決勝も今大会相性最悪イタリアを避けられたという幸運を味方にしての優勝。試合内容も強いなあというキメのパターンも乏しく、勝ったけど強そうじゃない、という感想になりました。

えーとそれで先月の男子の大会のときは決勝の報道が一切なかったということを指摘したのですけれど、今回はESPN.comでも一応報道ありました。AP電のあっさり記事ではありますが少なくともESPN.com内に載ってるだけは載ってます。トップページには一切関連報道はなく辿れませんが。来年はネブラスカ州オマハで女子のWorld Grand Prix Final大会が開かれることになっています。基本的にアメリカは世界大会を積極的に誘致していないのですが、来年は珍しくそれをやる予定のところ、今回の優勝でWorld Championsとして地元に登場することができることになりました。Nebraska大発信のFacebookエントリーによれば今回の代表メンバーには同大出身選手が三名含まれていたということです。Nebraska大のあるLicolnからOmahaまでは車で1時間強。時期が6月下旬から。Omahaで6月といえばCollege World Seriesの時期。CWSの終了後にバレーの方は始まることになるようです。