今年のOhio Stateはシーズン通して全米ランキングトップ近辺に張り付き、所属のBig Tenでも他を抑えて大変な成功を納めたシーズン。元々Ohio Stateはフットボールの名門校で、学校の代表的課外活動と言えばフットボール、そしてフットボールの試合前とハーフタイムに登場するマーチングバンドの二つと決まっています。昨年からバスケットボールで一気に伸ばしてきたもののどうしても新興というイメージは強い。さらに間の悪いことに私が今年レギュラーシーズン中にTV観戦した試合ではあまりいい試合がなかったんですね。

NCAAトーナメントに入ってからもも一回戦第16シードを相手に相手を破壊するまでに至らず、二回戦のXevier戦は延長戦に持ち込まれた末にやっとのことで振り切り。1位シードとしてはあまり感心できない試合。

そして昨日の対Tennessee(第5シード)も前半からTennesseeに二桁点差離されてしまい、先週のもたつきぶりもあり第1シード四校のうち最初に脱落するのはやはりOhio Stateかと思わせた試合。
ハーフタイムを終えて出てきたOSUはエネルギーに溢れた試合ぶりで前半のもたもたを解消、Tennesseeの粘りもあり点数的には最後まで競り合いとはなりましたが終了間際は追いつめられたという感じではなく堂々競り勝ちといった内容。

一年生Greg Odenのブロックショットが決まって勝負を決めたのに象徴される地味なチームではありますがやっと強いのだなというところを見れたのはよかったですね。
次のリージョナルファイナルは第2シードMemphis。

Memphisも昨夜最後まで一点を争う試合を勝ち抜いてきていますが、この試合も得点が最後まで近いわりにミスの目立つドキドキ感の少ない試合で、昨日の二試合はなんか変な感じでしたね。