Pittsの昨季のSuperbowl制覇を受けての地元開幕戦、文句なしの盛り上がり。木曜日の全国放送。放送は今季から長年ぶりにNFL放送に復帰のNBC。ただ実況は昨季までMonday Night Footballで長年実況をしていたAl Micheals、解説もおなじみJohn Maddenということで違和感みたいなものはなし。

途中までは一進一退の展開。最後はPittsがディフェンス起点で得点を重ねて快勝。正QB Ben Rothlisbergerを虫垂摘出手術で欠いたものの元Detroit LionsのCharlie Batchが代役をそつなくこなしました。

初めて見た場面がありました。Dolphinsが投入したレッドフラッグが無視されたシーン。
SteelersがロングTDを決め逆転した場面で、TVの方では明らかにレシーバーの足がフィールドから出ているのが見えていたので当然チャレンジだろうというところ。なぜかDolphinsのSabanコーチはエクストラポイントを蹴る直前までレッドフラッグを投げない。でなんとか投げたものの審判たちの視界の外だったため無視されたままプレーが開始、キック、チャレンジ不成立。

なぜあそこまでタイミング的に引っ張ったのかわからない。微妙なビデオ判定になりそうとかではなくチャレンジすればあきらかにTDではないのに。まあ足の出た場所は1~2ヤードラインあたりで、チャレンジが成功したところで1st & Goalになるのでその先にどうせ結果はTDになったかもしれないけれど接戦での勝負所だからやはりさっさとチャレンジでしょう。はっきり勝てるチャレンジだし。ヘッドコーチはそのシーン見られない(敵地なのでスタジアムのビデオ係も見せてくれない)けど上の席のアシスタントたちははっきり見ているはずでレッドフラッグ投入の遅れは不可解。
それにその前のSteelersのポジションでも同じようなゴール前危機の位置からターンオーバーでしのいでリードを保っていたわけだし、諦めるような状況ではないんだよね。

最後はSteelersの怒濤のディフェンスに押し切られてまさにSteelersのSuperbowlの祝勝会の続きみたいな試合となりました。今年はシーズン前からファンからも連覇を期待されていないような下馬評が多かったSteelersですが伝統の強力ディフェンスは健在というところか。