まさに独走という状態。シーズンも半ばを過ぎたというのにいまだ一敗しかしていない。MLSではDC Unitedの大独走が続いています。順位表

本日現在で13勝1敗5分の44ポイント。MLS全体でそれに続くのは西地区のトップFC Dallasが10勝5敗3分の33ポイント。東地区に限れば20ポイント差つけてすでにレギュラーシーズンはニア終戦状態。

これだけ独走してもレギュラーシーズン終了して待っているのは、シーズンも2/3になろうかという時期になってもまだ4勝しか挙げていないNew York Red Bullsとのプレーオフ一回戦... 他国のリーグと比較すると不憫になりますね。年間優勝まではまだ遠い。
まあアメスポにおいてはプレーオフこそが本番というスポーツ文化にすでになっているだけに致し方ないものの。


DC UnitedはMLS史上では文句なしに最も優秀な成績を残しているチームですが、今年のチームもなかなか魅力的。
ベテランFW Jaime Moreno (彼はボリビア人だから名前の発音は「ハイミ」)を筆頭に、例のRed Bull吐き出し事件のFW Alecko Eskandarian、アルゼンチンから来たMF Christian Gomezの三人が絶妙のバランスで得点機会を創出。
そこに十七歳になったばかりの天才少年MF Freddy Aduも先発に完全定着、チームトップタイのアシストを記録している。
W杯期間はMF Ben Olsenを代表に送り出したんだけどまったく無問題。点も入るし失点も段違いに少ない。ベテラン若手かみ合って死角なし状態。

なんだけど結局はNew York Red Bullsとの一回戦へ直行ってだけなんだよね。やれやれ。

再来週にはプレミアリーグのChelseaを迎えてのオールスター戦です。