すでに終わったNBA Finalの感想の付けたしを。
Finals初登場の両チームによる決勝。私がアメリカに来てから創設された比較的歴史の浅いMiami Heatはともかく、Dallas Mavericksは遠い遠い低迷の道のりを越えてFinalsに来たのがなんというか遠い目になります。

私がアメリカに来た当時も、それから長い間もMavericksはなんともならないチームそのもの。勝てないチーム、冴えないロゴ、地味な選手たち、ただひとりのスター選手は三木のり平に似てるというなんともなぜ存在しているのかが疑問になるようなチームだったのが、ついにFinalsに進出。結局敗退したものの既に過去は葬り去った感が強く時代が進んだなという感想をもちました。

それにしてもDirk Nowitzkiはタイミング悪くて本国=ドイツでは割を喰ったでしょうね。他の年ならドイツ人エースが名実共に率いるMavericksがNBA制覇に迫るFinals進出なら相当なニュースバリューがあったでしょうに、なんと本国ドイツW杯の開幕とかぶりまくり。その上代表も絶好調で勝ちまくり。巡り合わせとはこういうもんでしょうか。こうやってスーパースターになり損ねる星の下の生まれのひともいるんだろうという。