引き分けで終わった直後の日本のサポーターが映っていたのだけれど、喜んでいる人がかなりいたんですが、あれはなんで喜んでいるんだろうか?日本の方では試合前に引き分けでもいい、とかいう常識が広まっていたのだろうか?どういう理屈で?

グループの順位的には日本の立場とアメリカの立場は似たようなもんなんだけど、日本の残り試合はブラジルでしょう。ブラジルの通過が確定したとはいえ日本がそうそう勝てる相手ではない。というか日本の試合終了時では確定してなかったのにいったいなにを喜べたんだろう?


それにしてもフランス大会の時みたいに日米の状況似てきたような。あのときも日本とアメリカ、どっちも全敗モードで最終戦に臨んだ合わせ鏡状態。今回もここまで1敗1分、1ゴールのみとそっくり。その1ゴールにしてもアメリカの方は相手のオウンゴールで、日本の方もファール見逃してもらってなんとなく外から蹴ったのが入っちゃった一点。似てるなぁと思う。

状況は以下の通りだと思うけどあってますかね。

◆クロアティアが最終戦に勝つ場合
日本はクロアティアにも得失点差で負けておりブラジルに勝ったところで(仮定としてすでに苦しい)クロアティアがオーストラリアにつける以上の点差をブラジル相手につけなければトーナメントの目がない。つまりブラジル相手に最低でも2ゴール以上要。

◆クロアティア/オーストラリア引き分け
オーストラリアは得失点差イーブンで終了なので、現在-2の日本は三ゴール要。いよいよ無理臭い。

◆オーストラリアが勝てばそれっきり。

つまりブラジルに勝つだけではダメ、最低2ゴール差勝ちでないと敗退確定。
むー。アメリカより実現確率が低そう。まあ一発決めるしかないという状況だけに通過できるかはともかく、一か八かの特攻を見せてもらいたいですよね。1ゴール差でもW杯でブラジルに勝てば大快挙なのだし。
ただW杯記録の九連勝中のブラジルがZicoに免じて手を抜いてくれるとも思えないけどなあ。たぶんブラジルはメンバー的にサブが多い方が思い切って攻めてきそうでこわいような。GKがサブに代わるのはチャンスだろうけど。