試合開始早々二分ほどの間にRichard Hamiltonが三本~四本とレイアップや至近のジャンプショットを立て続けに外すというこのシリーズのDetroit Pistonsを象徴するような拙攻スタート。

Playoffに入って以来Detroit Pistonsの得点は試合平均4点低下。まあ弱い相手との対戦がないPlayoffですからそれぐらいは許容範囲かもしれませんが、この対Miamiシリーズに入ってからはそのPlayoff平均よりもさらに試合あたりの得点が9点も低下。正確にはPlayoff平均自体を押し下げてさらに平均より9点低下の激落というわけ。

Miamiのディフェンスが堅いのもそうでしょうがそれ以上にDetroit側の普通なら入るべきショットが入っていないのが目立つ。
試合前も解説陣の話題は「これがここ数年続いてきた東の覇者Detroitの最後か?」というとこばっかり。

しかしながら追い込まれてから粘り強いのもDetroitの持ち味。なんとか二勝目。これで対戦成績2勝3敗。
第六戦は敵地@Miami。Miamiの側からすると第七戦にまたDetroitには帰りたくないだけに次の第六戦こそが最大の山場ですね。このシリーズというだけでなくPlayoff全体の中の山がいよいよ来た感じです。