最終週はさしたる波乱もなく、Texas、USCとも完勝でシーズン終了。
Ohio StateがMiamiを破ったあのシーズン以来3年ぶりの異論のないBCS優勝戦の組み合わせとなりました。
BCSはいろいろ批判もされていますが、BCS以前ならTexasとUSCは一度もまみえることなく(Rose BowlでPenn Stateと対戦して)USCの三連覇が決定という流れになったはず。ベストのシステムではないでしょうが、BCS以前よりはあきらかによくなっていると言っていいでしょう。

Texas x USCの相性でいえばTexasにチャンスは十分あるでしょう。
が、ことの流れから言ってUSCが勝ってしまう方がドラマ性は高い。過去も何度か言ってますが、ND戦なんていうのはまさにスポーツ漫画の山場の大試合、週刊マンガだと1試合を描写するのに3か月以上かかる山。
そしていま史上初のカレッジ三連覇目指すフィナーレに向かうところ。待ち構えるのはVince Young=悪の大魔神=ラスボス。(似合っていると思うのは私だけですか?)
マンガですと数週間は調整やらオフフィールドの小ネタが入るところかな。だれか小ケガするとか、不祥事が起きるとか。
1か月先、現実がスポーツマンガのようなフィナーレを迎えるのかどうかわかりませんが、楽しみな対戦ではあります。


あとの結果ではBCS枠を狙っていた1敗のLSUとVirginia Techが共に敗戦。まだ発表になっていませんがBCS出場をほぼ逃した感が強いです。どちらもシーズンを通して力強さが目立ち10勝をあげたもののの、最後が飾れず残念なシーズンというイメージ。
West Virginiaは10勝1敗(VTに負けただけ)で目立たないながらもなんとかBCS出場校として恥ずかしくないシーズンとなりました。