アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

2025年に向けてのラグビーリーグ

今日、CBS Sports Networkで意外なものを見かけました。England対New Zealandのラグビーです。えっと思いました。こんな時期に? それもちょっと見ていたら試合場の壁に見慣れたロゴが。NFL Denver Broncosのロゴです。これは一体何?としばらく見て状況がつかめました。ラグビーはラグビーでもラグビーリーグの方です。ご存知の方は日本では少ないでしょうが、日本で行われているのはラグビーユニオンを単にラグビーと呼びますが、英国などではラグビーユニオンとラグビーリーグという別種のラグビーが存在しています。ラグビーユニオンの方が世界的に大きく広がっており、ラグビーリーグの方は英国やオーストラリアで盛ん。特にオーストラリアではプロのラグビーといえばラグビーリーグの方です。

アメリカでラグビーというと7人制が先に連想されてしまうという他国と違う事情があるんですが、それでもユニオンかリーグかというとユニオンが大勢です。それでも多民族国家、ラグビーリーグのTV放送も多くはないですが見かけます。という事情のアメリカで、なぜにEnglandとNew Zealandの代表が試合をやっているのか。

事後に調べたところ、こういうことがわかりました。ラグビーリーグは独自にW杯を開催しているのですが、その2025年開催分がアメリカ・カナダの共催で行われることが決まっていたようです。そしてその開催へ向けてアメリカ国内でのラグビーリーグの露出のために企画された試合だったと。私は今日までラグビーリーグW杯の北米開催はまったく知りませんでした。この露出機会に私のような物好きにW杯開催を知らせることができたのですからまずは成功か。パッと見、Mile High Stadiumは前の方だけに観客が入っていたので数千人規模の動員であったと思われます。
調べてみるとまだ米国内の開催地は未定。NFLやMLSのスタジアムを使いたいという意向らしいです。NFLスタジアム使ってってそんなに人が入るのか、収容2万人以下のMLSスタジアムにしておいた方が賢明な気がしますが。

MLBのオールスター投票

MLB Seattle Mariners@Boston Red Sox戦が地上波FOXで放送されていたのを見ていて、バックネット下の宣伝でMLB AllStarの投票を呼びかけていたので、気まぐれでMLBの当該ページを訪れてみました。実際に投票してみようとしたところ、とても投票しにくいというのが感想です。
投票の基本ルールは昔と変わりません。外野手3名以外は各ポジション1名選択。全ポジションを選ばないと投票自体ができません。ALのみDHも選択。欠場中のAngels Shohei Ohtaniも選べるようになっていました。名前のない選手にも記名式で投票できるのも昔から同じです。
なにが投票しにくいかと言って選択肢が多すぎるのです。私はラップトップコンピュータからログインしましたけど、それでも一覧できない。外野手なんてものすごくリストが長くて二度三度スクロールしないと下までたどり着かない。これ、いまの時代スマホからアクセスするひとも多いはずですが見にくくないですか。

ちょっと古くさいことを言ってみたいと思います。その昔、紙の投票用紙が各球場に用意されていた時代がありました。マークシート式やパンチホール式だった時代がどれぐらい長かったか定かではないですが、かなりの年数そういう仕組だったはず。確か紙の投票はもう全廃されていますよね。球場の自分のシートでシコシコ記入して、次の買い食いに行くついでに投票して、というのが懐かしい。懐古趣味でスミマセン。

確かに今の投票方式の方が良いところもあります。候補選手全員の現在のスタッツが投票スクリーンに表示されているので、以前はいい選手だったけど今年は全然とかイマイチっていう選手を投票直前に投票者=私に気づかせることができます。よほど熱心なMLBファンならともかく全球団の選手の今年の調子を知っているということはないのでこの仕組は良いのです。良いんですけど冗長。さらに示されるスタッツは打率・ホームラン・打点・盗塁・打席数。この辺は古いなあという。伝統を誇り大事にするFenway Parkでも場内に示されるスタッツにはセイバー由来の数字が並ぶということに先日触れたんですが、MLB公式だと公式で表彰するような数字だけか、と。最後の打席数というのはフル出場している選手とほとんど出場できていない選手を峻別するためにわざと採用しているのでしょうね。それ以外は古典的なスタッツのみ。あと名前がファーストネームがイニシャルだけになっているんですけど、これ、なぜイニシャルだけなのかなと疑問が。Martinezとかよくある名前の選手とか不利では?

話は少し変わります。Washington NationalsのBryce Harperがホームランダービーへの出場について条件付きで同意したという話が出てますね。現在National Leagueトップの19本塁打。ダービーへの出場の権利は十分。ただ付けた条件というのが自身がAll Starに選出されること。MLB屈指の知名度のHarperがわざわざこんな条件を付けてきたんですね。
というのはHarperの今季の成績がふるわないからです。ホームランは前述の通りトップですが打率が.213。WARが0.5、つまりほとんど並の選手であるという数字になってしまっている。NLの外野手ではなんと39番目の成績。HarperのキャリアWARが26.6というとてつもない数字なのと比較すると今季の内容の悪さが目立つわけです。うーん今季後にFAになるのにこの成績大丈夫でしょうか。

しかしオールスター投票の中間発表ではHarperは現在楽々当選圏内。知名度の抜群の高さに加えて、投票スクリーンで見る限りはWARの低さなんてわからない。19本塁打だけでも十分に投票者にアピールしてしまうのでしょう。まだ投票期間は残っているので逆転落選の可能性もあり、現在の成績だと選手間での互選での当選はかなり危うい。現実的にはファン投票で当選しないとNLのホームランキングがホームランダービー辞退ということに直結しそうです。
ちなみにオールスターに選ばれずにダービーだけ参加した選手は過去いますし、またダービーで優勝した選手もいます(2016年のGiancarlo Stanton)。

ダービーで思い出しましたが、先週、ESPNのスポーツトーク番組で「Ichiroをホームランダービーに出場させるべきか」というお題が出て短時間ながらパネルのメンバーが議論していたのにちょっと驚きました。そんなお題が出るような観測気球的情報がどこからか出ていたのですね。日本ならともかく、こちらでそんな話題が出るとは意外でした。基本的に全員にさすがにそれはやめとけという結論にされていましたが。

Yuta Watanabeのドラフト

一部の日本のファンの期待はかなわずYuta Watanabeに昨夜のドラフトで声がかかることはありませんでした。ドラフト漏れの中の有力選手は毎年のことですがドラフト当夜のうちにドラフト外で契約を結んでおり実際既に10人ほどのドラフト外契約が現時点までに発表になっています。その中にはWatanabe選手の名前はありません。

昨夜のドラフト放送は最後の60番目の指名まで見ていました。ESPNが全編放送しました。同番組では各指名前に「現在残っている選手の中のトップ10選手」を紹介しているのですが、60番目の指名の時点でも残りのベスト10にWatanabeの名が出ることはありませんでした。まあ順当ではあったと思います。これからぼちぼち各チームがSummer Leagueに向けてのロースターを編成していく中で声はかかるはずとは思います。NBAの宣伝もあるので諸外国からの選手を採用するのになんらかの未公表のインセンティブが設けられていると推察されるので、日本からの唯一の参加者となるWatanabe選手にとってはそれは契約の後押しになるはずです。

指名もドラフト外契約もまだのWatanabeですが、かなり多くのチームとのワークアウトに参加していたんですよね。そういうのもあって日本の熱心なファンが期待をしてしまったという面もあります。
逆に言うと無名ドラフト外濃厚の新人リクルートにもNBA各チームはこれほど手間ひまかけるもんなのだなとWatanabe選手の個別ワークアウトのスケジュールを見て感心したりもしました。

NBAドラフト LeBronの行き先候補の動向

NBAドラフトが今進行中、ほぼ1巡目が完了するところです。全体1位2位は前評判通りでDeAndre AytonがPhoenix Sunsへ、Marvin Bagley IIIがSacramento Kingsへ。西で苦しむこの2チームを立て直す新しい柱になれるか。この二人は高校の頃に一年間だけですが一緒にプレーしたことがあるそうです。そんな高校チームとか、相手が困るでしょうね。アメリカの高校のバスケの試合っていうのはときどき150-18とかめちゃくちゃな試合結果が載ることがありますが。

今夜最初に驚いたのは全体の5位でTrea Youngが指名されたところです。Trea YoungというのはGolden State WarriorsのStephen Curryに擬されるプレースタイルの選手ですが、今季中盤に注目を集めるようになってからは相手のマークがきつくなって思うようにプレーできなかった選手でもあります。これが5位というのはかなり冒険。Dallas Mavericksトチ狂ったか?と驚きましたが、実はこれは3位指名の欧州スロベニアから来たLuka Doncicとの交換予定で、3位指名権を持っていたAtlanta Hawksへ行くことに。Dallasとしてはドイツ出身のDirk Nowitzkiと代替わりで欧州出身のエース獲得狙いってことですかね。それよりHawks、ホントにYoungで良いのか?という方が気になります。YoungがCurry級に化けてくれればもちろんそれで良いわけですが。Curryはカレッジはマイナーカンファレンス所属のDavidson。2年のときにNCAAトーナメントで大ブレイク。3年次にはマークされてスタッツを落としたという意味ではYoungと似た経過だったんですけど、それでも勝負どころではCurryはカレッジで決め続けた選手です。Youngはそれに比べるとかなり落ちるとも言える。来季のMavericksの1巡目指名権(条件付き)も付けてもらっての指名ですからその分割り引くとしてもちょっとギャンブルかなと。

それ以外で指名を見てなるほどーと思わせたのがLos Angeles Lakersと76ers。ともにLeBron Jamesの有力FA移籍先。Lakersの方は25番目の指名でMichiganのドイツ人選手Moritz Wagnerを指名。今年のMarch Madnessで大活躍した選手です。リバウンドにも強いPFですが3ポインターが打てる。そう、LeBronが来たらLeBronがドライブしてキックアウトする先に置いておくにはもってこいのタイプの選手ですねー。なるほどなーと指名された瞬間にニヤッとさせられました。

一方76ersの方はひねりが効いてました。全体10番目の指名権で地元のエリート校VillanovaのMikal Bridgesを指名。これは好選手なので悪い指名ではない。なんでもMikalの母親は76ersで職員として働いているそうで、母子ともに「夢がかなった!」と涙を流して喜んでいたんですが、数十分後にトレードでPhoenix Sunsへ送られることに。なんとも罪なことを76ersもやってのけましたね。
その後解説されていたところによると10位で新人を獲ってしまうとそのサラリーがキャップに響いてLeBronをFA最高額で獲得する場合の予算が若干オーバーするのだとか。あーそういうことかーという。

尚、一応LeBronの残留の可能性の残るCleveland Cavaliersは全体8位でPG Collin Sextonを指名。指名後のTVインタビューで「LeBronにCavsに残るようになにか言ってください」と問われての答えがものすごくバカぽい内容で吹いてしまいました。今日の1巡目指名の選手たちのインタビューの中で一番バカっぽい。これではLeBronさんを説得することは不可能ですね。
まあそもそもがポイントフォワードでありボール持ちたがりのLeBronが残留するならポイントガードなんて要らないですし。この指名だとCavsの首脳陣はもうLeBron残留は諦めてる感じでしょう。





Yankee StadiumにBig Tenの宣伝

メモ。昨夜のMLB Seattle Mariners@New York Yankeesの試合。MLBの好成績チーム同士の試合、最後は Giancarlo Stantonのサヨナラホームランで決着しました。この試合のバックネット後方の可変宣伝エリアにBig Ten Conferenceのロゴが。例の「B1G」というやつです。
これなんなんでしょうね。Yankee Stadiumの試合をしょっちゅう見るわけではないのでいつも出ているのか昨日たまたまなのかはわかりません。今、6月。カレッジスポーツは学校が夏休みの時期なのでシーズンオフ。ということは来る9月のカレッジフットボールシーズン向けの宣伝なんでしょうか。

Big Tenは2014年にRutgersとMarylandを加えて東海岸への拡張進出を果たしています。スケジュールも工夫して東海岸の2校と、Big Tenの看板プログラムであるOhio StateとMichiganを同じ地区に配置。そのためRutgersとMarylandには毎年必ずOhio StateかMichiganのどちらかがやって来ることになっていて、もう一つの人気校Penn Stateも隔年で来る。Big Tenの有力校を派遣することで中西部の地方カンファレンスから人口の集積する東海岸へ拡張した効果を出そうとしていたはず。
それがYankee Stadiumなぞにロゴ宣伝。Big Tenの東海岸への浸透がうまく進んでいないということかな?ということをこの宣伝を見て思いました。

ニュージャージー州に位置するRutgersと、首都ワシントンDCにもほど近いMarylandという追加の二校の立地は決して悪いものではないのですが、いかんせん両校ともフットボールが弱い。RutgersはBig Eastで、MarylandはACCでそれぞれ10年ほど前に一瞬輝いた瞬間はあったものの、Big Ten加入後もリクルートも冴えず揃ってドアマット化。Big Tenの人気校は来れども地元校は踏ん張れず惨敗大敗の連続。これでは地元は盛り上がらないのも仕方ない。元々カレッジフットボールの人気の低い東海岸一帯。Big Tenの実力をもってしても人気のテコ入れならずなのか、という想像を掻き立てる唐突な感じのロゴ宣伝でした。




NBAドラフト直前

明日木曜日がNBAドラフトの日。全体1位はDeandre Ayton(Arizona)でほぼ異論はなさそうですが、その先はかなり混沌としています。欧州スロベニアからエントリーしているLuka Doncicを推すもの、DukeのMarvin Bugley IIIがドラ1に極近い2位だとする意見など。これら3人は全員19歳。トップ3からは漏れそうなもののMohamed Bambaのポテンシャルは大変なものがあり大化けの可能性を秘めているように見えます。
今年は7位ぐらいまでがかなりの好素材が揃っていて楽しみです。トップ10の指名順位は現時点で順にPhoenix Suns、Sacramento Kings、Atlanta Hawks、Menphis Grizzlies、Dallas Mavericks、Orlando Magic、Chicago Bulls、Cleveland Cavaliers(=元Brooklyn Netsの指名権)、New York Knicks、Philadelphia 76ers(=元LA Lakersの指名権)。下位チームの名前が並ぶ中、Cavsの全体8位の指名権が光ります。LeBron抜きになるであろうCavsの将来を託せる素材を引き当てられるか。
LeBronはHeatからCavaliersに回帰するときも、Heatにドラフト指名についての意見を述べて、その意見に沿ってHeatは指名してご機嫌をとったんですがあえなくLeBronは移籍してしまいました。今年はCavsはLeBronに意見を伺ったりしてるんですかね。
若手の実力者が揃い始め、場合によってはLeBronがFA移籍するのではとも言われる76ersが10位。今年は10位前後でも即戦力で使えそうな選手が残っている可能性が高く、こちらも気になります。Mikal BridgesやKevin Knoxといったカレッジのエース級は10位なら誰か残っているはず。Lonnie Walker IV辺りのポテンシャルに賭けるのは来季すぐに勝ちこめそうな76ersには不向きか。

ほかでは昨年ドラフト入りを回避して今年に賭けたMichigan StateのMiles Bridgesは15位近辺、ロッタリー指名の末尾との予想が多いようですがどうなるか。昨年1-and-doneでエントリーしていた場合とほぼ同じ程度での指名になっちゃいそうです。となれば1年分プロのキャリアとスタッツとサラリーを無駄にしたことになりますが。

日本からGeorge Washintonへ行って4年のエリジビリティを全うしたYuta Watanabe選手もドラフトの対象になります。指名される可能性は高くないと思われますが2巡目の後半での指名を日本のバスケファンからは期待を集めていることでしょう。
まあ今はサマーリーグもあればG Leagueもあるのでそちら用にドラフト外でどこかが拾うのは十分に見込めると思います。政策的に日本からの選手はNBAからすれば歓迎でしょうし。そこからNBAの開幕ロースターに残れるかはもう腕次第ですね。
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