今日日曜日の昼間の段階ですべてのカンファレンスチャンピオンが決定。それを受けてのNCAA Tournamentの組み合わせが決定・発表になっています。今季は群雄割拠、とんでもない意外な全米王者が誕生するかもしれないという期待のトーナメントですが、組み合わせ発表を睨むといろいろ感じるところがあります。
四地区のそれぞれのトップシードとなったのはIndiana, Kansas, Louisville, Gonzagaの四校。Gonzagaがマイナーカンファレンスから堂々のトップシードに推されました。まあここ二週間全米ランクのトップですから外せないとも言えますが、トップシードの名に恥じないトーナメントを戦い抜けるかどうか。 Gonzagaの地区は2位シードにOhio Stateがいるのを筆頭にPittsburh, Wisconsin, Kansas Stateと言ったメジャーカンファレンスの実力校がGonzagaの前に立ちはだかる見込みで、どこまで勝ち抜いていけるか見物です。
四地区の中で一番きつそうなのはKansasが1位シードを張る南地区でしょう。二回戦で早々にNorth Carolinaとの対戦が見込まれるのを始め、つい数週間前までは1位シード候補だったMichiganが第4シードでKansasを待ち構えます。反対側の第2第3シードにもGeorgetown, Floridaとこれもまたそれぞれ1位シードを望める位置にシーズン終盤までいたチームが選ばれており、この地区はどこが出てくるのか想像しにくいです。
実力および成績でシーズンを通して比較的安定していたと言えるのはプレシーズンNo. 1だったIndiana。Indianaの地区は2位シードにACCで初優勝をしたばかりのMiami-FLがいますが、それを除くと第4シードのSyracuseぐらいが手強い相手と言える程度。Indiana有利の組み合わせになったようにも見えます。この地区は見方によっては2位のMiami-FLの方が有利とすら見えます。Miamiの側にはButlerとDavidsonという過去のbracket buster(トーナメント荒らしとでも訳すべきか)が含まれていますしもちろんトーナメントの一発勝負では何が起こるかはわかりませんが、Indiana x Miami-FLは視界良好ではないでしょうか。
明日月曜はオフィスプール(職場その他での私的賭)の日ですね。オバマ大統領を含め全米のあらゆるところでトーナメント予想で盛り上がる一日となります。