アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

CFP選抜委員会のウケ狙いを甘くみていました

今季のCollege Football Playoffランキング初回分が発表になってます。正直ここまで思い切ったウケ狙いのすごいランクになるとは思いませんでした。1位から順にGeorgia (8-0), Alabama (8-0), Notre Dame (7-1), Clemson (7-1)でここまでが4校のプレーオフ圏内。以下Oklahoma (7-1), Ohio State (7-1), Penn State (7-1), TCU (7-1), Wisconsin (8-0), Miami-FL (7-0)というトップ10に。

1敗で多数の有力校が並んでいる中、ランク外のSyracuseに敗戦したディフェンディングチャンピオンのClemsonを4位に突っ込んできました。これは予想外というか、どういう理屈を付けてこのランクなのかぜひ知りたいところです。ClemsonはAuburn, Louisville, Virginia Techとランク校(対戦当時)を9月に次々と撃破しているという戦績上の強みはありますが、負けた相手のグレードという意味では1敗校中最悪の負けを喫している学校でもあります。例えばNotre Dameの1敗はNo. 1 Georgiaに1点差で喫したもの。OklahomaやTCUの敗戦はNo. 15で大健闘中のIowa Stateに喫したもので実力に大きく劣る学校に負けたというのはClemsonだけなんですよね。ほかでも5位以下は直接対決の勝敗順でOhio Stateに勝ったOklahomaがNo. 5、Oklahomaに敗れてPenn Stateに勝ったOhio StateがNo. 6、そしてその下にPenn State。この部分は納得が可能な順列です。それぞれ強いところとの対戦での敗戦。完全に「なぜClemsonが?」という話題を巻き起こしたい意図が感じられます。

メジャーカンファレンス所属で全勝でありながらWisconsinとMiami-FLがNo. 9 & 10と無視に近い形になりました。No. 10 Miami-FLの方は次週がNo. 13 Virginia Tech戦、その翌週にNo. 3 Notre Dameと上位との戦いが組まれているのでそこを二連勝で突破すれば多くの1敗校を抜けると予想できます。また全勝で走ればNo. 4となったClemsonとACC優勝戦で対戦する可能性があり自力でのプレーオフ進出が望めるスケジュール。試合内容のヨタヨタぶりを見ると全勝で抜け出してくるようなチームには見えませんが、シーズン中に育つということもあるのがカレッジスポーツのおもしろいところでもあり、次週からのMiami-FLのオーディション試合二試合は楽しみとは言えるでしょう。

対してNo. 9 Wisconsinのスケジュールはここまでも、これからも非常に軽いスケジュールでBig Ten優勝戦までランク校との対戦なしということになりかねません。Big Ten優勝戦でOhio Stateなりを叩いて全勝なら相当順位は上がるんでしょうが、思い切って下げられたものです。仮にWisconsinとMiami-FLがともに全勝ならMiamiの方がWisconsinより上に行くのは確実。1敗No. 5 Oklahomaとの差が大きいので場合によってはWisconsinは全勝でも4強に届かない可能性が僅かですがあるように見えます。

ところで全勝校でランク校に一つも勝っていない学校というと実はNo. 2 Alabamaもそうなのです。正確には開幕戦で当時APランクNo. 3だったFlorida Stateに勝ったのが唯一のランク校相手の勝利ですが、Florida Stateはその後ボロボロで現在2勝5敗。当時の高いランクはプレシーズンの投票者の思い込みだけで実際は弱い相手に勝っただけ。No. 10全勝のMiami-FLも同じFlorida Stateに勝っているのですからAlabamaと戦績ならそうは変わらないんですね。でもAlabamaはNo. 2でMiami-FLはNo. 10。もちろんAlabamaはあまり強くないところばかりとやっていても完勝の連続。Miami-FLは弱い所ともぎりぎりの試合が多いのでAlabamaを上にするのは正当なんですがNo. 2とNo. 10の差を正当化できるほどか。Alabamaがこれまでどこに勝ったかを見るとスケジュールが弱いとケチを付けられているWisconsinのファンなどはウチとどう違うってんだと憤りそうな戦歴ではあります。

バックアップQBなしへ突っ走ったPatriots

驚愕のトレードが発生しました。New England PatriotsがバックアップQBのJimmy GaroppoloをSan Francisco 49ersの来年のドラフト2巡目指名権と交換だそうです。Patriotsはシーズン開幕直前に第3QBだったJacoby BrissettをIndianapolis Coltsにトレードしてその補充をしないままでここまで来ていたのでなんとびっくりエースQB Tom Bradyのバックアップが一人もいない異常事態に。

Jimmy Garoppoloは今季後にFAとなる予定で、当ブログではたぶんNew EnglandはGaroppoloは放流方向ではないかとは予想はしていました。いましたが、だからと言ってこのタイミングで放出は驚愕です。来週はNew Englandはbye weekでチームを立て直すにはこのタイミングしかないというのはわかります。またWR Chris Hoganが週末の試合でケガで退場。発表になってませんがたぶん肩の脱臼。ということはGaroppoloを早めに処分しただけでなく、ゲットした49ersの指名権を使って即座に補充のWRを取りに行くのかもしれません。そうでないとトレードのタイミングの説明がつかない。確かにPatriotsのロースターで一番実戦の役に立ってないのはJimmy Garoppoloだったでしょうがだからと言って40歳のTom Bradyのバックアップ選手なしという決断はすごい。

早急に誰かFAのQBを取るのは間違いないし、来季のドラフトで改めてQBを上位指名するつもりでもあるんでしょう。後者はまだ先の話だし、GaroppoloをFA放出する方向は検討していたので内々の準備内偵はしていたはずでそちらはどうとでもなる。当面のバックアップに誰を取るつもりか。何でもJimmy Garoppoloが加入したことで49ersのロースターからはみ出したBrian HoyerはPatriotsに在籍した過去もあるので当面の補充としては適任だという話です。RGIII, Johnny Football, Colin Kaepernick辺りは一瞬自分の出番か!と思ったかも。

何人が見られたか

World Series第5戦。延長10回サヨナラ、13-12でHouston Astrosが勝利。追いつ追われつ、スター選手が次々と痛打をかます展開。記事によってはThe best World Series game ever!とまで言ってます。見た人にとっては記憶に長く残る試合になったのでしょう。

最後の部分をplay-by-playでたどると9回から登板したLos Angeles DodgersクローザーのKenley Jansenが10回裏も2アウトゲット。たぶん彼の責任の2イニングを全うしようかというところ、2ストライク後に死球。続いて四球。次打者の初球にタイムリーヒット、試合終了。あと1ストライクまで行ってから頓死ということですね。この試合、Clayton Kershaw, Dallas Keuchelの両エースも長くもたず轟沈。クローザーもシリーズ通して試合を締められない。大変な試合、シリーズになりました。


前項で書きましたが私はこの試合、途中で観戦離脱させていただきました。試合終了は東部時間25時40分頃だったようですね。現地Housotn(中部時間帯)で24時40分。日曜夜のそれはつらいです。この試合がどれほど楽しいエキサイティングな試合だったとしてもどれほどの人が最後まで見られたことか。それがWorld Series史上最高の試合と呼ばれるような試合であっても現実的に見られないなら意味があるのか。

World Seriesの試合で、見ていて面白いのに離脱したという経験が私は過去ないような気がします。プレーオフだとホッケーNHLのオーバータイムは私は諦めてさっさと寝てしまうことが多い。これはNHLはプレーオフだけ延長戦ルールがレギュラーシーズンと異なり、サドンデスで延々と延長戦を行うため得点のないまま1時間2時間延長戦が続くことがあるからです(その昔New Jersey Devilsが強かったころとか)。実際は延長戦入って3分で決着がつくことも当然あるんですけど、第3ピリオドと延長戦の間の整氷タイムが20分ほど入るのもよろしくなく、優勝決定する試合とか、推しのチームの試合でもなければ見るのをそこで止めることが多い。でも野球でこれだけ盛り上がってるのに見るのを止めたというのは初体験かもしれません。

5時間17分というのが公式の試合時間。World Seriesの試合としては史上2番目に長い。過去最長は延長14回まで行った試合だそうですから、規程9イニングを終わった段階では夕べの試合が史上最長の試合だった可能性があります。

そもそも試合開始が8:20の予定だったのも遅すぎると思います。シリーズが始まる前に、8PMスタートが東部時間の視聴者にはぎりぎりじゃないか、ということを書きました。Los Angelesの地元のことを考えれば東8PM=西海岸5PM試合スタートが東西で妥協点なのはわかる。しかしそれは平日の話ではないでしょうか。なぜ週末まで8時台のスタートなのか。なぜ5時台6時台にスタートできないのか。

もちろん理由はわかりきっています。FOXの手持ちのNFL放送とかぶってしまうからですね。

昨今のポストシーズンの試合は投手交代が激しい総力戦であることも長い試合の理由でしょう。しかしそれ以前に投球の間合いが信じられないほど長い(Keuchelとかいい加減にして欲しい)、タイムアウト取り放題。お好きな方は気にならなくて「史上最高の試合だよ!」で済むのかもしれませんが、実際に途中離脱した者の意見としては、さすがにもう限界に近づいていないか?と思います。心から。

Can't go sleep!

先週末からFOXが昨日今日=土日を「スポーツ史上最大の週末」と銘打ってまとめて宣伝していました。土曜日にカレッジフットボールの今季の行方を左右する一戦=Penn State@Ohio Stateと、MLB World Series第4戦。今日日曜日はNFLの地区ライバル対決Dallas Cowboys@Washington Redskinsと、World Series第5戦をすべて地上波FOXが全国放送するのをまとめてプロモートしていたわけです。先週の時点ではWorld Seriesは第5戦が存在するかどうかもわからなかった(スイープ以外なら存在するから可能性は高いですが)のも含めて。バックグラウンドに「♪I can't go sleep!」なんていう曲が流れてスポーツ三昧を強調していたんですね。

で今日曜日の11:30PMです。さすがに多過ぎる気がしてきました。試合の善し悪しではなく、さすがに見てるだけで疲労を感じるレベルの情報量かと。FOX押しのこれらの試合以外にもカレッジフットボール・NFL・MLSプレーオフ、NASCAR Martinsville、NBA、NHLで様々なニュースとスコアが飛び交ってます。NBAではCleveland CavaliersもGolden State Warriorsも日曜日に惨敗して勝率5割圏を低空飛行中、どうなってんだ。NHLはディフェンディングチャンピオンPenguinsがまたも第1ピリオドだけで0-5の破綻試合を展開どうなってんの?NASCARのプレーオフも大詰めが近づいてます。気になる。これにカレッジとプロのフットボールが大量に試合開催。もうとても一人の人間がフォローできる様な量ではないです。


この週末の最後のメニューとなるWorld Series第5戦。現在7-7同点です。両チームのエースが轟沈。6回途中でとうに試合開始から三時間を経過。ここまでのシリーズの流れからして残りのピッチャーがぴしっと抑えることができるかは大いに疑問でこれは25時コースかと。日本のファンからすると遺恨のGurrielが打っちゃったり、前田が遂に捉まったりと歯がみして楽しんでいらっしゃることかと思いますが、東部時間在住者の私は今夜のところはギブアップしておこうかと思います。スミマセン。

CFPランク初回分先読み

今日はAPランクでNo. 2 Penn StateとNo. 4 TCUの二校の全勝校が初黒星を喫したわけです。火曜日にプレーオフ出場校の選抜のための公式ランキングであるCollege Football Playoff Rankingが今季初公開される予定ですが、それを先読みしてみたいと思います。

まず明日日曜日午後に発表になる新APランクの方ですが、こちらはいつも通り負けた学校を下げてあとは順繰りに順位をアップになるのではと予想します。BCS時代からまた退化してその昔のランキング投票と同じ傾向になってますから。そうだとするとNo. 1 Alabama, No. 2 Georgia, No. 3 Wisconsin, No. 4 Ohio Stateとなるはず。AlabamaとGeorgiaはSEC、WisconsinとOhio StateはBig Ten所属。もしこの四校がレギュラーシーズンを勝ち抜ければそれぞれがカンファレンス優勝戦で雌雄を決することになります。Ohio Stateは1敗、あとの3校は現時点で無敗。

それをうけて火曜日に出るCFPランク。傾向としてCFPランクの初回発表分はウケ狙いでわざとAPなどの他のランキングと違う四校を選ぶ傾向があると思います。それでNo. 9 Notre Dameを入れてくるんじゃないかと予想してみたいんですがどうでしょうか。Notre Dameは独立校で現在7勝1敗。負けたのはNo. 3 Georgiaに19-20の1点差敗戦のみ。Michigan State、USC、NC Stateとなかなかの難敵を倒してきています。特に今日の対No. 14 NC State戦での快勝は印象も良いはず。ウケ狙いで初回発表分に入れるにはもってこいのチームだと思います。

Notre Dameをいれたとして、APトップ4のどこを落とすかというと、これはたぶん全勝Wisconsinでしょう。Wisconsinは全勝ですが今季のスケジュールは実に軽いスケジュールでランク校相手の勝利はゼロ。この先もMichiganが対戦時までにランクに戻れるかどうか次第ですが、Big Ten優勝戦までランク校との対戦ゼロのままになる可能性も十分ある。CFP選抜委員会は全勝校よりも強いnon-conferenceとの対戦を経たチームを優遇する(よってそういうカードが将来も実現し続けることを奨励する)意志があると考えられるのでWisconsin冷遇は十分にありうる話です。となるとAlabama x Notre Dame、Georgia x Ohio Stateという組合せの初回ランクになるのではと予想してみたいです。

Saquon Barkleyを活かし切れずNo. 2 Penn State逆転負け陥落

熱戦でした。今週末の最大のビッグカードだったNo. 2 Penn State@No. 6 Ohio Stateの一戦は、ホームのOhio Stateが苦しい試合をひっくり返して39-38の逆転勝利。Penn Stateは序盤からリードし続けたのが最後の最後に1点差で泣くことに。ハイズマン賞候補最右翼のRB/KR Saquon Barkleyが序盤に2TDを稼いだもののその後は無力化されて今季初黒星。あまりにもQBの質、オフェンスラインの惨敗ぶりが酷く大量リードを吐き出してしまいました。

とにかくPenn StateはBarkleyが完全にマークされてからはTE Mike Gesicki以外パスの通り先がない。オフェンスラインがことごとく破られてBarkleyはほとんど走るに走れない。前半に外へ走ったプレーが一発TDになった以外は一度も成功しない。というかあまりにもオフェンスラインがボロボロなのでBarkleyをブロックに使うプレーばかりでBarkleyへのスクリーンやショートパスをほとんど試すこともできない。GesickiしかターゲットがないのでOhio Stateにダブルチームをされたらもう投げるところがない。そもそもQB Trace McSorleyは山なりのパスばかりでスピードのあるOhio Stateディフェンスに余裕でゾーンディフェンスで守られてにっちもさっちもいかない。最終的にはオフェンスの総ヤード数でOhio State 529ヤード、Penn State 283ヤードと圧倒的にOhio State。

そんなPenn Stateオフェンスが38点も獲れたのはOhio State側のミスが大量に出たからです。試合開始のキックオフリターンでSaquon BarkleyがそのままTD。続くOhio Stateの最初のオフェンスが自陣でターンオーバーを献上→TDであっという間にPenn State 14-0。その後もOhio Stateは反則は嵩むわボロボロパスを落とすわで最大18点ビハインドに。Saquon Barkleyの36ヤードTDランはQB McSorleyがゴールラインまで走ってブロックを決めてのもの。このプレーがPenn Stateにとって、またMcSorleyにとってはこの試合でのベストプレー。その時点で21-3とPenn Stateリード。でもSaquon Barkleyはこの36ヤードを含めてこの日ラン44ヤード。つまりこのTDラン以外では8ヤードしか走れなかったのです。このTD後まったく無力化。惨敗です。1点差なので試合を見ていない方は違う感想を持ってしまうでしょうが、中身はPenn Stateの脆さばかりが印象に残る試合。Barkelyという特別な才能のある選手を持っていながらそれをまったく活かせないコール、攻撃のオプションの少なさ。やはり全米No. 2とするにはこのチームではちょっと…

対するOhio State。火曜日に今季初のCFPランキングが発表予定、これで1敗校の中では突出した位置に入るんでしょうが、内容はイマイチいただけないような。最後の追い込み時の迫力は攻守ともに良かったですが、そこへ至る内容が。スペシャルチームのボロボロさは数字に残るもの以外にも酷かったですし、シーズンも既に半ば、先週オフだったのに反則やミスが嵩んだのはなんなのか。ランゲームは迫力あって良かったです。QB JT Barrettは丈夫なのが良いですね。ランで突っ込んでもめったに痛そうな顔も見せず次のプレーコールで気遣う必要もない。プレーオフの一発勝負になればOhio Stateの方がPenn Stateより、No. 5 WisconsinよりNo. 1 Alabamaにとっては怖いでしょう。

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