アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

Pre Season Ranking

八月も中旬を過ぎるといよいよフットボール本番間近ムードが漂って来ます。経済的威力でアメスポ最高峰NFLを頂点に、カレッジフットボール、さらにアメスポの原点とも言える金曜の夜のハイスクールフットボールの季節がやってきます。気温が下がって行くこの季節、それと反比例に熱いフットボールの季節到来です。近所のハイスクールでも糞暑い中練習が行われています。

さてカレッジの方ですが、USA Todayのプレシーズンランキングが発表になっています。
1. Ohio State (28)
2. Texas (11)
3. Notre Dame (9)
3. USC (1)
5. Oklahoma (13)
6. Auburn (1)
7. West Virginia
8. Florida
9. LSU
10. Florida State
11. Miami (FL)
12. California
13. Louisville
14. Georgia
15. Michigan
16. Virginia Tech
17. Iowa
18. Clemson
19. Penn State
20. Oregon
21. TCU
22. Nebraska
23. Tennessee
24. Alabama
25. Texas Tech

()内は1位票数。
Ohio Stateの一位は順当かと思うのですが、Notre Dameの三位が目立つ感じ。昨季最強USCとの激闘の記憶とそのときのQB Brady Quinnが今年も正QBとして健在なのが投票者にNotre Dameへの投票をさせているとは思いますが、そこまでいいんですかね。元New England PatriotsのHC Charlie Weisと長期契約を結んでその手腕は期待されるところですが、前任のTyrone Willinghamも一年目は開幕から八連勝で優勝争いに加わる好成績だったのに結局はNDにいられたのは三年だけだったわけですが。

次に目立つのが五位のOklahomaの一位票の数。トップのOhio Stateに次ぐ一位票を集めていますが、ここもかなり怪しい感じ。過去二シーズンはQB Vince Young率いるTexasに敗退して、YoungがNFLに去った今季はOklahomaの逆襲予想ということでしょうが、Big XII全体が今年はかなり戦力が均衡、例年以上に激戦区という予想もありふたを開けてみないとわからない。
とにかくカレッジフットボールは選手の入れ替わりも激しい上にプレシーズンゲームがないからシーズン始まってみないとわからないという面が強い。

個人的にはQB Chris Leakの最終年となるFlorida GatorsのSEC制覇なるかどうか注目しています。

MLB 松坂大輔獲りを予習

日本とちがって学校の夏休みというのは全国バラバラ、同じ州の中や隣接する学区ですら新学期の始まりが揃っていないのがアメリカ流なんですが、人口の多い地方ではだいたい八月中旬から下旬にかけて五月雨式に学校が始まる。だからそろそろ夏休みが終わります。

  それにしたがってMLBのかきいれどきも終わりということになる。この時期を過ぎるとさすがにペナントに関係のないチームへの興味は薄れるし動員も落ちる(ただ球団の方もその時期の客集めのノウハウがあって景品なんかで来場を誘うわけですが)。九月になればマイナーリーガーがシーズンを終えて試用期間としてメジャーに上がってくる。契約切れ間近のベテラン選手はもう出場機会激減になるものもいるし、シーズン終了後のFAを睨んで最後のデモンストレーションに励むものも出る時期。そんなこもごも。また同時期にNFLとカレッジフットボールが開幕になりMLBのプレーオフ開始まではスポーツファンの興味はそちらへという流れになります。

  さて今オフのFA投手の目玉はOakland A'sのBarry Zitoですが、それ以上にカネを集める可能性があるのが松坂大輔。まあ正確にはFAじゃなくてポスティングですが、MLB球団から見たらFAとほぼ同じ。

WBC MVPで名を挙げた松坂だけにかなりの高額提示が見込まれるところ。興味を示しているMLB球団は多数に上っているんですが、資金力で圧倒的なYankeesがどうしても松坂を獲るんだ!と決意を固めて臨んで来たらそれに対抗できる金額を用意できる球団は少ない。
  個人的にはYankeesよりもBoston Redsoxに行く方が似合っていると思うんですが、ポスティングという仕組みでは松坂個人の好みは球団選びに反映しない。あくまでカネで決定する話。

NYYとBosoxの金満二球団以外で興味を示していると言われているのはSeattle, San Francisco, Los Angeles, Texas, Atlanta, Baltimore辺り。SF GiantsはこのオフでBarry Bondsと縁を切ってカネに余裕ができるのではという観測。BaltimoreやSeattleはとても資金的に余裕がないように見えますがなぜか噂が途切れない。
主役となるYankeesはすでに松坂用の日本人のサポート人員を採用しておりやる気満々と見るべきでそれに対抗するような金額で獲り合いに参加するにはBaltimoreにしてもSeattleにしても現在の主力を切らないととてもカネが回らないはず。すぐ切れる高額契約の手持ちもないからどうしても松坂獲りに参戦するとなれば大物をYankeesなりRed Soxなりに放出しての松坂獲りにならざるを得ない。

Baltimoreの最高給取りはSS Miguel Tejada。でもYankeesは不動のキャプテンJeterがSSだし、3BもA-Rodで埋まっている。2BはCanoがオールスター選手に育ったところであまりTejadaを貰っても意味がない。地元に位置するケーブルTVとしては最大手のComcastがOriolesに多額の資金援助するという話もありますがどうなんですかね。

一方SeattleでYankeesが欲しがる大物と言えばそりゃあなんと言ってもIchiro以外ありえない。シーズン中からJoe TorreはIchiroを褒めるコメントを連発しているし、Yankeesの外野陣は打力優先で整備しているせいもあって守備に不安が大きい。好守揃ったIchiroが獲得できるなら松坂獲りも諦める帳尻は合う。
  ただYankeesの場合先発投手も必要なんですよね。Randy Johnsonはもう見切りをつけざるを得ない成績と年齢だし。Zitoも獲りに行くだろうけど、早い段階でZito獲得を確定できれば松坂にこだわるよりもIchiroの方がいいという判断も出てきそう。
  Ichiroはトレード拒否権を持っているからYankeesに行く気になるかどうかはわからないけれど、Seattleにそろそろ飽きがきている可能性も否定できないでしょう。ただIchiroと松坂は関係がうまく行っているようなので、WBCで「この日本代表と一緒に1シーズン、MLBを戦いたいよ」と感情を吐露したIchiroは松坂と一緒に過ごしたがるかもしれませんよね。  

JeterはMVPに届くか?

結局Yankeesの五タテで6.5ゲーム差まで開いたNew York Yankees@Boston Red Sox五連戦。Red Soxあっぱれな斬られ役ぶり。
最終第五戦はスタメンを三人を外し、JeterもDHで半休養モード、2-1の接戦だというのに不動のクローザーMariano Riveraも出てくる気ナシという完全に手抜きのYankeesにも負けてしまう。

まあRed Soxファンはマゾが多いからこれぐらいの方が感じるんじゃないでしょうか?耐えれば耐えるほどあとの快感も強い、と溜め込んでさらに負けて、でも好き!というヤツですね。マゾの多さではChicago CubsファンとBoston Red Soxファンが双璧だと思われますが、Bosoxファンは変に勝つ味も覚えちゃったからこれからどうなっていくのか。
Yankeesはその翌日の@Seattle戦も打線こそ現状のフルメンバーに近かったけど投手起用は手抜きだったし、もう余裕ですね。


さて話題は変わってAL MVP候補の話題。
日本とちがってMLBではピッチャーはMVP候補にならないという強い傾向がありますよね。私はピッチャー崇拝傾向があるのでどうにも納得いかないんですが、もうこれはどうしようもない。Atlanta Bravesの黄金期のGreg Maddaxなんかはもうしびれるような投球の連続だったですが候補にもならなかった。最後にピッチャーでMVP取ったのはA'sの最盛期の鉄板クローザーDennis Eckersleyで1992年。
それ以降のMVPは一名(Ichiro)を除いてすべてスラッガーが獲得してます。まあMiguel Tejadaは若干飛距離が他の受賞者より落ちますがそれでも受賞年=2002年は34本ホームラン打ってる。

結局は「成績優秀チームのパワーヒッター」が常にMVP最右翼というパターン。それに該当者がないと他の選手の可能性がやっと出てくるという。
今年ならBosoxが勝ち進めば現在44本塁打の"Big Pappi" David Ortizでキマリだったんでしょう。毎年MVP投票で惜しい目に遭ってるから今年は同情票が期待できたし。
ところがここで宿敵Yanksに五連敗で成績優秀チームという部分でダメ出しが出そう。まだワイルドカードでの出場を諦めるような段階ではないもののなんとも印象が悪い。MVPは投票だから印象点は相当に結果に作用するから。
逆に最終回二死から渋い同点タイムリーで延長戦に持ち込んだYankees Derek Jeterの印象点は相当に上がった事でしょう。Big PappiがMVP争いで脱落するともうALのスラッガーの成績上位選手は全員優勝争い関係ないチームの選手ばかりになっちゃうんだよね。となるとJeterの打率二位が光り始める。
ゲータレード、VISAカードなどCMの露出も多く、人気チームのキャプテンとして知名度も現役の野球選手としては抜群。実力も疑問のないところですが個人タイトルにはこれまでほとんど縁がなかっただけに初のMVPのチャンス、かなりの得票が期待できそうで現状AL MVPの最有力候補でしょうね。

Yankees@Red Sox四連勝

金曜日から月曜日の四日間での五連戦。AL Eastの山場、人気チーム同士の伝統の一戦ということで五戦全戦が全国中継。中身を見ればそれぞれ熱戦だったものの結果はYankeesのいいとこばかりの目立つ結果に。Red Soxのリリーフ陣が総崩れに近い有様で先行しては最後にYankeesにいいようにやられて敗戦の連続。
四連勝をうけての五戦目はDamon, Giambi, Posadaをスタメンから外して「別にスイープなんかしなくてもいいや」モード。Bosoxもう完全に舐められてます。まあ夕べは現地時間で試合終了が午前一時を楽に回っていたからね。休養させるのも手ではあるが。

ところでこの四連勝でYankeesにマジックナンバーが出たという報道、日本のメディアで読みましたが、日本ってマジックナンバー好きですよね。


それにしてもこの五連戦全戦中継、先日も書いたMLSの悪平等放送スケジュールなんかと比較してなんと素晴らしいことか。
もちろんどれだけDC Unitedが今年冴えていてもBosoxやYankees並の人気とは及びも付かないからESPNの放送スケジュール自体を動かすなんていう大それたことを望めないのは当然ですが、それでも長期的に考えて人気チームを作って行かなければいつまでたっても没個性、いつまでたっても部外者から見たら金太郎飴なんだけどね。
特にDC UnitedはMLSの中では四度制覇と歴史実績のあるチームなわけでプッシュすればできるチームだけにもったいない。

Mike Tyson & PRIDE

K-1と数年前から何度も参戦の話し合いが持たれていたMike Tyson。結果は逆転、PRIDEですよ。
K-1のアメリカでの知名度不足、露出不足が影響したと思うね。PRIDEは今年からFOX Sports系で露出が一気に増えているのに対して、K-1はそれに対抗する動きがまったくなかった。またはK-1は動きたかったけどESPNが動いてくれなかったか。

既に四十歳となったTysonだけに、ネームバリュー以上のものを求められる戦力なのかどうかは疑問符はつくもののまずは団体の名前売ってなんぼというのも事実でしょう。これでPRIDEが一気にUFCをしのいでこのアメリカの新興ジャンルのトップに立つチャンスを迎えることになるか。今後の展開が注目されます。

団体同士のトップ争いもさることながら、FOX Sportsに先行を許してしまったスポーツ放送の最大手、スポーツの総合商社と言って良いESPNの逆襲の目はあるのか。その場合のESPNのパートナーはK-1かそれともUFCの引き抜きか。
ESPNが巻き返しを計るにしても、秋冬はフットボール、バスケ、ホッケーと手持ちコンテンツが豊富(というか溢れ気味)な時期なだけに格闘技のプロモにはまったく不向きな季節。スポーツコンテンツの少ない春夏に展開したFOX Sportsはタイミングうまくやったことになります。うまくいけばESPNの巻き返しの動きはかなり遅れる可能性がある。


ちょっと話はずれますが、先日のMLSとの長期契約をESPNが結んだのも上級役員にサッカー愛のひとがいたからという解説もちらほら見かけますよね。ESPNが格闘技でFOXの後手を踏んだのは格闘技ラブな経営者に欠けているという可能性があるんじゃないだろうか。

DC United久々の全国放送

Colorado Rapids@DC United。
先日もケチをつけておきましたがMLSの全国放送枠というのはシーズン前に全チームに公平に確定しており、状況を見てカード変更というのがない。そのせいでここまで22試合で僅か二敗で大独走のこのシーズンだというのにDC UnitedがESPN2の全国放送に乗ったのは開幕間もない四月に二回だけ。この土曜日でやっと三回目。
まったく愚策、悪平等ですがMLSの独特の経営スタイルゆえ致し方ない。

この試合なんか見るとDC United、他のチームと違うなあと。こういう試合をもっと放送しなきゃダメなんですよ。
DC Unitedの今年の強さは攻撃パターンの多彩さ。思い切ってサイド深く攻めたかと思うと前1/3に入ったあたりからでもロングシュートどんどん打ってくる。ミドル&ロングシュートも徹底的に指導されているようで弱小国サッカーにありがちな空の彼方へ飛んで行くような無駄なシュートは一切ない。シュートのあとの後詰めがかならず来ているからチャンスが広がる。ボックス周りでのチームワークの効いた切り返しパスも鮮やかだし、MLSにありがちなボックス内で無為なトラップをしてディフェンスに時間を与えることもしない。バックスから前線までボールが渡るまでも早いし、選手がポジションにとらわれない動きとそれを可能にするチームメイトのフォローの的確さ。

いわゆるアメリカサッカーの弱点と言える型にはまったサッカーではない。逆に言えば海外の一流リーグならあたりまえのプレーを当たり前にプレーしているだけとも言えるんだけれど、世界のトップのサッカーでは当たり前のことがアメリカサッカーではまるでできていないことで萎えさせられることがたびたびあるからね。アメリカサッカーの常識レベルからすればとてもよく訓練されたチーム。
こういうプレーがMLS全体に広まれば良いリーグになっていくし、見たひとにああなるほどサッカーとはこうやってプレーするものなのか、と思わせられるようになると思うんですよね。MLSってレベルの低い試合になると延々いったい何がしたくてどこに向かって蹴ってるのかさっぱり分からないという試合があるから。

試合は前半からペースをつかんだDCですが、Coloradoがコーナーから先制。DCディフェンスは決して悪くなかったけれどまあ入るときは入る。後半に入ってもDCらしいプレーが続きチャンスを次々作る。結果は1-1ドロー。
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