アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

2004シーズン回顧

大本命だったUSCの二連覇で終わった今シーズンでしたが、ここで予想誌の予想がどれだけ当たらないかというネタをやってみたいと思います。
今回の参考資料はLidy's 2004 National College Footballです。各種予想誌の中ではベガスのオッズメーカー御用達という評判の高いものです。

正直、今年は当たった方だとは思います。Lidy'sでは1位USC、2位Oklahomaとしてあり、最終ではOklahomaは3位になったものの優勝戦に進んだわけだからほぼ正解。
でもね。そんなもん俺でも当たるってw ちなみに今シーズン前のわたくしの予想は

ACC=Miami, Big East=WV, BigTen=Michigan, BigXII=Oklahoma, Pac-10=USC, SEC=Florida

予想誌・予想サイトで誰も推していなかったFloridaを穴狙いで行ってみたんですが失敗。6大カンファレンス予想は3勝3敗でなんというかこんなモン。ちなみにLidy'sでは

ACC=FSU, Big East=WV, Big Ten=Michigan, BigXII=Oklahoma, Pac-10=USC, SEC=Gerogia

ということでこちらも大本命ばっかり当てての3勝3敗。Big Tenは本命とは言う物の新しいQB, RBを擁してのシーズンだっただけにまあよく当てた方ではないでしょうか。自画自賛も含みます。


さてLidy'sの予想トップ25はこんな具合でした

1 USC
2 Oklahoma
3 Georgia
4 Florida State
5 Michigan
6 LSU
7 Texas
8 Miami
9 Ohio State
10 Tennessee
11 Wisconsin
12 Auburn
13 Clemson
14 Kansas State
15 West Virginia
16 Missouri
17 California
18 Iowa
19 Florida
20 Utah
21 Virginia
22 Nebraska
23 Oregon
24 Purdue
25 TCU

どうでしょう。BigXII北地区のK-State, Missouri, Nebraskaが揃って沈没したのを除けばかなりいい線行っていると思います。例年はもっとぼろぼろだったりしますから。少なくともAuburnを他誌より高く評価していたわけですし、またシーズン前半を盛り上げたWisconsin, Virginia, Purdueと言ったところをフォローしているのもまずまずかと。
Utahがちょっと微妙で20位というのは全勝ならあり得ない。コメント文を読んでもTexas A&M戦、Arizona戦の連勝は苦しいという判断だったようです。まあ非BCS校の予想は難しいですね。

カンファレンスごと見ていくとACCで完全崩壊してます。11校中、優勝したVirginia Techを8位としています。VTのロッカールームの壁にはこのシーズン前の低評価の記事が拡大コピーで貼り付けてあって選手を奮い立たせたわけですが、それにしてもどうなると8位なんていう評価になったんでしょう。

これは仮説なのですが、ACC担当記者が実はACCびいきから新参者のMiamiとVirginia Techに実際よりも辛い評価を付けてしまったのではないかと思うのです。意識的か無意識かは問わず。
Florida StateがMiamiを抑えてACC制覇を予想しているわけですが、コメント文を読んでもどうにもFSUびいきの文章が多い。Chris Rixが過去3年間どれぐらい不安定なQBであったのかを忘れたような書きっぷりが目立ち、まるでFSUの地元メディアの記事を読んでいるような気分にされられます。(日本でもそうでしょうが地元の新聞社のシーズン前記事だけ読んでいると全米制覇できないわけがないような内容って多いです)
それでもMiamiの威力は認めざるを得ないのもあってMiamiはACC2位と予想されているわけですが、戦力的に少々落ちると考えられたVTは無視されClemsonよりVirginiaよりMarylandよりNC StateよりGTより下にされてしまっているのですよね。過去6シーズン連続で8勝以上を挙げている好チーム、毎年毎年きっちりチームを作ってくるVTなんですが、確かに全国区での注目度はいまひとつ劣るのは事実。例年のVTを注視していないACCの担当記者からすればダメ出ししたくなるのはわかりますが。これがBig East担当なら絶対こういう評価はしないはずなんですけどね。痩せても枯れてもVTなのですから。

というわけでその記事がVTを燃やしてACC制覇に駆り立てたというのはなかなかおもしろい顛末ではありました。もちろんモチベーションだけで勝てるわけもなく、毎年リクルートでは強豪校からはかなり劣る素材の選手達を勝てるチームに仕上げてくるHC Frank Beamerの手腕は賞賛されるべきでしょう。

2010年W杯制覇は達成可能なのか?

確かアメリカサッカー協会が2010年W杯制覇という長期目標をぶちあげたのはフランス大会の前後だったかと思います。早いもので2010年まであと5年+。聞いたときはとんでもない絵空事を言い出したなと思われたのが、ひょっとしたらと思わせるところまで来ているようにも思えるのですが。
先週FIFAから発表になった最新ランキングではドイツ、ギリシャなどを押さえてアメリカ11位となっています。ジャパンは17位。

Eddie Johnsonというフォワードがいます。MLSのDallas FC(つい最近までDallas Burnと呼ばれていたクラブが改称)所属。まだ20歳。今年後半のW杯一次予選にアメリカ代表として初出場して初得点、途中出場でハットトリックと爆発してマイナーなアメリカサッカー界へ衝撃デビューしたのですけどね。

これ、本当にアメリカのようなサッカー人気が世界最低レベルの国だからこんなですけど、他の国だったら一気にスターでしょう。数年前の英国オーウェンとかそうだったでしょ。
今月前半、Man UがJohnsonを招待して練習参加、かなりの興味を示しているものの、キャップ数が不足でイギリスの労働ビザが下りる可能性が見込めず、実際に獲得には入れていないんですが。

Johnson以前にもヨーロッパのメジャーチームに渡ったアメリカ人選手はいたし、現在もかなりの人数が行ってます。2003、2004連続MVPのFW Landon Donovan (San Jose, 22歳)もこのオフにブンデスリーガに再参入Bayer Leverkusen行きだし。
でもJohnsonの登場はいままでとはちょっと違うかも、という気がするわけですよ。

それはJohnsonの体格と運動能力。いままでのアメリカ人サッカー選手ではお目にかかれなかったようなサイズと運動能力を兼ね備えた選手なのですね。

いままでの男子のサッカー選手はアメリカ人としては平均的な身長の選手がほとんどです。ディフェンスなどに長身の選手がときどきいますが必ず痩せ形(日本人選手と比較すれば十分でかいわけですが)。フットボールやバスケットボールのようないわば超人的なサイズと運動能力をもつ選手で構成されたゲームを見慣れたアメリカのスポーツファンからするとどうもサッカー選手は貧弱だというイメージをもたれがちなんですよ。それはスポーツの違いだと言えばまったくその通りなんですが、あくまでもアメリカ人的観点からすると。
またはドイツのバラックじゃないですがどこの強豪国でも必ずいるじゃないですか、周りを威圧するようなサイズのスーパーアスリートタイプの選手が。それはアメリカにはずっと欠けていたわけです。

そこにEddie Johnsonというフットボール選手に劣らない大型のFWがスターとして出てくる。サッカーに流れ込む人材の質がアップしたひとつの結果に思われるのですよね。
そこには様々な要素・策があってそうなったわけです。ただ待っていたらたまたまそういう選手が出てきたのではなく。その辺アメリカサッカー協会よく考えていたなあと関心させられるのですが、それはまた長くなるのでここではやめましょう。

いずれにせよ日韓W杯でベスト8に進出して一皮むけた米国サッカーがまた一歩2010年に向けて陣容を整え、前進した感があるのです。まあ優勝候補になるのと実際勝つのは別問題ですけどね。
(でも正直言えばサッカーぐらいアメリカが弱いままの方が世界が平和だという気もしなくないですが)


追記
日本は2050年W杯制覇を目標に打ち出しましたね。2050年..... まだ生きてるかなぁw

NBAクリスマス決戦

さあさあいよいよ。
NBA、今レギュラーシーズンの視聴率最大の山がやってまいりました。
Kobe vs. Shaqの遺恨マッチ & Shaqの初のLA凱旋
Detroit Pistons @ Indiana Pacers 大乱闘決着戦
の豪華二本立て。
ここまでわくわくしてNBAの試合を待つのは何シーズンぶりだろうというぐらいです。

Pistons x Pacersは去年の東の優勝戦カードということで元々スケジュールされていたわけですが、いまさらそんなことはどうでもいいわけで。おとといからの豪雪に包まれたまま迎えたホワイトクリスマスのIndianaでの決着戦。なんだか突如、暴れまくった当事者のひとりジャメイン・オニールが復帰可になるだの直前までバタバタしているのもなかなかよろしいですね。
両チームとも成績はいまひとつ冴えず。特にPacersの方は主力がごっそり抜けているから仕方ないわけですが。たぶん評判だけで試合はけっこう淡々と進んじゃうのではとも思われるのですが。O'Nealが思い切りぶん殴ったのだってコートに下りてきたファンであってPistonsの選手とのいざこざはよくある範囲内の乱闘だったし。
まあ前座としては格好のカードと言えましょう。

main eventのKobe x ShaqはNFLの裏番組となりますがどれぐらい視聴率を集められるものか興味があります。因縁カードとは言え、ポジションがちがうだけに直接の絡みはあまり期待できません。どっちかor両方が30点ゲームならかなり盛り上がる方でしょうが、最後接戦になったらKobeに分がありでしょうか?

ってこうやって書いてみると試合に期待してるというよりは試合外のことばっかりが期待の内容だってことがよくわかりますねw

APがBCS電撃離脱!

思いもかけないところから弾丸が飛んできたという感じですが、APが突如、来季のBCSランキングへAPランキングを使用することを拒否する声明を発表しました。

ご存じの通りBCS発足以来、APはBCSランキングの重要なパラメタであったわけですが、声明によると実はAPはAPランキングの使用をBCSに許可したことは一度もなかったとか。

毎年ふらふらとランキングの基準が変更になるBCSで、変わる事自体は年中行事なわけですがAPランク抜きのBCSランクが成立するのでしょうか?
というか少なくとも来季は成立させざるを得ない(4ボウルでの持ち回りの二周目の最後ですし)のでしょうが。

APが抜けると、ここのところ恣意的投票で揉め続けてイメージダウンの激しいコーチPollとコンピュータが残ります。これは例のコーチPollの投票内容公開義務づけなどとも絡んでかなりの騒動になりそうな感じですね。もしコーチPollの比率を50%といった高いままでBCSランキングを継続すると、実質的にはほとんどBCSはコーチ側のPollとなってしまい以前のAPとコーチの二本立てランクの世界に先祖返りという事態さえ引き起こしかねません。

また2006年のBCS三周り目を前に抜本的改革も活発に論議されることになりそうです。
放映権についてはつい先日、2006年以降の権利をFOXに高く売ってしまったばかりですからね、なんとしても契約不履行にならぬようにBCSシステムや5番目のボウルを維持することになるでしょうが、現行のシステム以上・同程度のクレディビリティを確保できるのかが課題でしょう。

しかしあまりにも唐突な展開。
うがった見方をするとカレッジフットの老舗ABCに背を向けてFOXとの契約に走ったBCS(マイナスRose)への意趣返しがAP内で起こった可能性があります。APとは記者連のことで、それは現行当然ABC/ESPN系の記者・放送関係者が多いわけで、そこがまとまって抵抗すればAP内では一大勢力でしょうから。

波乱と議論沸騰が予想される2005BCSですが、2006年の改革を前にして1年だけのことなので思い切って、例えば実験的にコンピュータの比率を高めるなど目先を変えて乗り切るという可能性もありますね。

その先はもう誰にもわからなくなってきたってことでしょう。盛り上がってきました。このオフシーズンは熱そうです。



追記もうひとつの可能性もいちおう指摘しておきますね。

APの拒絶にもかかわらずAP Pollを使用し続けるというのも法律的にはありえなくないですね。BCS過去7年、その前のBowl AllianceやBowl Coalitionの時代も含めれば1993年以来ずっとAPを使用してきたわけで、いまになって突如APが拒絶するのは恣意的でおかしな話であるし、またAP Poll自体を自由に記事その他に参照されているもので、使用の不許可が可能なのかどうか疑問があります。
ただそこまでやっちゃうとAP=ABC連合(仮定ですが)との亀裂が決定的になって、ボウル側がいやがるプレーオフ推進にABC連合が走るというダイナミックな展開にもつながりかねず、波乱が波乱を呼ぶ展開になっちゃうので、おとなしくAP不使用で落ち着くとは思いますけど、可能性はあるということで。

移民国家アメリカでのサッカーリーグ経営戦略

拡大路線といえばJリーグ。地域密着を理念に日本の各地にクラブを広げ、1部リーグだけでなく下部組織も併せてその影響力を全国に広めて成功を収めています。このJリーグパターンの成功はほぼ同時期に設立されたMLSとて知っているわけで、ときにMLSの熱いファンの間で議論の交わされています。最近私がみたところでは浦和のスタジアムの様子のビデオが紹介されて10年でここまで行った日本との差はなんだ!という話題で盛り上がってました。

日本人であれば誰でも最初に気づくのは、スポーツ観戦ビジネスでのパイの取り分の違いが一つ大きいであろうと。
日本のサッカー以前のメジャープロスポーツは野球6チーム(敢えて6チームと呼びます。パはビジネス的にはマイナーリーグです)と相撲年6場所・あとはプロレス・格闘技・モータースポーツなどのスポット的なイベント、プロゴルフあたりまででしょうか。

対するアメリカはNFL, NBA, MLBの三大スポーツに加えて、NCAA Football, NCAA Basketballが高い人気と巨大なビジネス吸引力を誇っていますね。その下にホッケーの世界最高峰NHL、NASCARを筆頭とするモータースポーツが分厚く存在し、テニス、ゴルフ、フィギュアスケート、Xスポーツ。日本にあってアメリカにないのはF1と格闘技という感じでしょうか。(F1は国内レースツアーの謀略でアメリカには浸透できず。格闘技のマーケットは手つかずですが放送規制で難しいようです。この辺も掘り下げるとおもしろい話です。)

さてサッカーは現在アメリカではテニス並の人気度、ざっと5~6位グループに位置していると言えます。
但し サッカー≠MLS、サッカー>MLS という点に留意する必要があります。
アメリカのサッカーファンははっきりと二分化していて、そのひとつは移民やその子孫で、自分の母国のサッカーを愛しているひとたちです。全国放送レベルで言えば英国プレミアリーグの放送の方がMLSより圧倒的に多いです。週に10試合ぐらい(もっと?フォローしきってないです)流しているでしょうか。さらにラテン系移民向けのスペイン語TVになるとメキシコを筆頭に中南米各国のサッカーが何試合も週末に放送されています。
それに対してMLSの全国放送は週1~2。それを見ているのは先に言った二分化したサッカーファンのもうひとつの片割れ、郊外に住む中流白人層をベースにしたひとたちです。

前回書きましたが、MLSは拡張で来季Chivas USAが加わります。Chivasはメキシコ人が経営する、メキシコのプロサッカーチームの姉妹チームで、メキシコ移民の最大拠点であるLAに本拠を置きます。選手もスペイン語を母国語とする選手を基調にしています。
たった10チームしかなく全米をフォローしきれていないMLSが、リーグ拡張ですでにチームのあるLAを選んだのは、地域的に拡張することではなく、MLSを見ていないサッカーファン、この場合メキシコ人コミュニティの取り込みを優先させた、ということなわけです。

この辺は移民大国アメリカという特殊事情をよく踏まえたおもしろい経営判断だと思うんですね。
この試みが成功すればNYロワーマンハッタンにイタリアテイストのチームを作ったり、マイアミに中南米テイストのチームを作ってみたりといったローカル色のあるチームがこれからもできるかもしれません。

マイナープロスポーツ経営としてのMLS

でまあ私は試合にも年に何回も足を運ぶ程度にはサッカーを楽しんでいるわけですが、MLSというのはビジネスモデルとして実に興味深い存在でフィールド外の動きの方が中よりおもしろいほどなんですよ。

どこがそんなにおもしろいかを書き始めると例によって長文になってしまうのですが、まずエクスパンションに関しての話でも。

MLSというのは赤字リーグです。リーグとして黒字になったことは設立以来一度もありません。2005年から2チーム増えて12チームですが、現存の10チームの中で黒字なのは3~4チームほどと言われています。
但し各チームの赤字の額は知れています。なにせ一番お金のかかる人件費にハードサラリーキャップがかかっていますので各チームの選手サラリー総額は約$2 Million。
試合平均観客動員が約15000人 x 主催15試合(含San Jose=1チームだけ9000人以下平均)ですから各チーム、黒字まで行かなくても収入のフローはそれなりにあると考えられます。MLSのリーグ戦以外に国内外のカップ戦や海外クラブとのフレンドリーもありますが基本的にそれは儲からないです。

TV放送では苦戦しています。視聴家庭の多いESPN2で週一で全国放送がありますけど、あれはMLS自身がスポンサーとなっている実質インフォマーシャルのようなもので、収入になっていない。ローカルでの放送やFOX Sports Worldでの放送が最近は増えてそれなりに収入になっているようですが、なにせ10チームしかなく、それも大都市圏を網羅しているとは言えないチーム配置なので大きな視聴率も取りようがないのです。

ではなぜMLSはリーグ拡張に走らないのだろう?というところに疑問が来るはずです。MLB, NFL, NBA, NHL、いわゆる4大スポーツ(私はこの呼び方があまりしっくりきませんが。NHLが圧倒的に視聴率でもビジネスでも弱いからです)はすべて拡張に走って成功しています。全国メディアに乗せるためには全米にチームを配置するのが基本とさえ言える状態で、マイナーリーグホッケーやインドアフットボールですらそのパターンを踏襲して売上を伸ばしているわけです。NHLなどは最も顕著でそれまでホッケーとはなんの縁のない南部などに次々とチームを設立してそのシマを広げているわけす。

ではMLSはなぜシマを広げないのか。それどころか数年前にはフロリダの2チームを撤収・縮小しています。広げられないのか?広げないのか?

観察から結論を言えばもったいぶって広げていないのでしょう。
なにをもったいぶっているかというとMLSのオーナー連は将来サッカーが大化けする方に全部賭けてギャンブルをしているのだと思われるのです。目前の黒字化などという少額の儲けはどうでもいいと考えているフシがひしひし感じられるわけです。

2005年から2チーム増えるわけですが増えた2チームの本拠はLAとSalt Lake City。LAにはすでにGalaxyというMLS内の優良チームが存在し、新たなチーム=Chivas USAはMLSにとっては地区的な拡張の役にはまったく立ちません。(他の大事な役割がありますが。別項)。そしてもうひとつが中都市としかいいようのないSalt Lake。メジャースポーツはUtah Jazz (NBA)以外存在しないSalt Lake。全米にチームを配置するというのならすでにマウンテンエリアにはDenverに拠点を置くColorado Rapidがあるのに。逆に近いSalt Lake?
他に候補都市がなかったのではなく、Cleveland、Seattle、Oklahoma City、New York、Portland、Atlantaなどなどの候補から選んだのがLAとSalt Lake。どうみても他のアメリカスポーツビジネスがやっきになっている拡張路線とは行動を異にしているのがわかります。
意図は早急な拡張によるTVマーケットの拡大などではなくて、既存のチームとの新ライバル関係を演出できる場所を選んだと解釈できるわけです。2005年のエクスパンションはあくまで地道な成長を目指したリーグ拡大に終始したと考えられるわけですね。アメリカ人の経営手法としてはずいぶんと慎重な、手堅い、そしてよく投資家がそんな慎重な手法を容認するものだと言える異色のマーケティングと言えましょう。
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