アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

Week 10 (2005)

今週末の全カレッジファン注目の一戦はMiami@Virginia Tech。
シーズン当初よりスクランブルの頻度が俄然増えてきたVTのQB、M. Vick。先週のBoston College戦は突如INTを連発してもろさを見せました。それでも強力ディフェンスに支えられて快勝。
対するMiami。一敗チームの中ではMiamiが各種ランキングで一番上に来ていますが、疑問です。先日の@Templeの試合を見たのですが、サック4回喰うなどDivison I-Aの最弱校を争う全敗Templeに対してふがいない内容に終わりました。
また主戦QBは二度のサックでいずれもファンブル。QBとしての基本性能である手の大きさあたりに疑問を抱かせます。(利き手一本で十二分のグリップができることは紙一重のプレーの成功と失敗の大きな差です)
VTの強力DがどれぐらいMiamiのオフェンスにプレッシャーをかけ続けられるか、それとも先週4TDとチームを逆転勝ちに導いたRB Tyron Mossが走りまくることでVTディフェンスの圧力を分断できるのか。楽しみな一戦です。ちなみにこの両チームは現在、ディフェンスランキングでは全米1位&2位です。(Miamiが1位)
尚、VTが勝った場合、BCSランクで2位Texasと3位VTの差が急速に縮まることが予想されます。

誰も疑わない。でもUSCは本当に大丈夫なのか?

さてシーズンも半ば。全勝校が6校残りました。
USC, Texas, Virginia Tech, Georgia, Alabama, UCLA
このうちUSC x UCLAがシーズン最終戦に組まれており、またGeorgiaとAlabamaは全勝のままならSEC優勝戦で顔を合わせることになるので、シーズン終了時で最大4校の全勝校が残ることになります。
ご存じの通りトップ2校がローズボウルで全米優勝戦を行うわけですが、BCSランキングの様子と残りスケジュールを見ているとこのままUSC x Texasになりそうに見えます。ただしこれはイメージだけ。実はUSCはそれなりに危ういのでは、と考えてます。
USCは残り試合が、Washington St, Stanford, @Cal, Fresno State, UCLA
あまりにもUSCの得点能力が抜きんでているので目立ちませんが、USCはかなり失点をしています。最後対戦する3校はいずれもランク入りしており、かつ得点力のあるチーム。またStanfordも含めてCal, UCLAあたりはシーズン前からUSCとの対戦に焦点を合わせてきているわけで意外な敗戦もありえないとは言えない。少なくともUSC、去年ほどは強くないという評価しています。ただPac-10各校、ディフェンスがざるに近いだけに結局点の取り合いになって後半選手層の厚みに勝るUSCの寄り切りの線も濃厚ですが。

BCSランキング 一回目出ました

いよいよBCSランク一回目が発表され、シーズンも後半ですね。

USC@Notre Dameは旅先のホテルで見ていたのですが、夕食時刻をふっとばしてTVにかじりついてました。まさに古典的スポーツマンガのような展開に見終わってしばらくほぉ~~っとしてしまいました。将来に渡って名勝負と語り継がれること必至の試合内容。
ND2敗目とはいえ名門復活の強い印象を残した試合でもあります。

ここまでは前半はイマイチ、後半に選手層の厚さで相手を圧倒して切り抜けてきたUSCですが、NDは圧倒しきれず。残るCal戦、UCLA戦楽しみです。

Texas Tech@Texasの全勝対決が今週末の目玉試合ですが、TTのハイスコアリングオフェンスがTexasD相手に何点取るかがすべて。
Texasを30点以下に押さえ込むのはTTのDでは大変そうですから、いかにそれ以上にスコアを叩き出すか。接戦になるとQB V. Youngの悪癖(bad pass、判断ミス)を誘ってTTの勝ちもないとは言えないと思うんですが。

Week 1 = 8試合見ました

一週目終わりました。通常週と違って三連休にわたって試合がバラバラに行われたのでずいぶん長い週末だった感じです。

最後のMiami@Florida State。勝ったFSUよりMiamiの方のポテンシャルを感じた一戦でした。
両校とも新人スターティングQBで迎えたシーズンですが、FSUの方は第1Q以降にっちもさっちもいかず、第4Qに控えQBに移行を余儀なくされるなどかなり苦戦。ランプレーは二人のタイプの違うRBで効果的だったものの、パスプレーは全滅に近く。またブロックパントでつかんだ相手ゴール前3ヤードからの攻撃にもかかわらず、まったく知恵のないコールの連続+ファールで後退、無得点に終わるなど、昨年以来批判の的になっているオフェンシブコーディネータ=バウデンJr.へのバッシングは今後も続くことになりそうで、今後に不安の増幅する内容。Dはフロントラインは完勝=A評価でしたが、DBはスピード・スキームに不安を感じさせB評価というところでしょうか。
対するMiamiはオフェンスラインが完全崩壊。中央部、特にCのスルーぶりはびっくりするほどでここが改善できないとつらいシーズンになります。が、初スタートのQB Kyle Wrightはたいへん気に入りました。序盤こそパスばすべて高く、レシーバーの手を跳ねたボールがINTになるなど結果的に敗因のミスをしましたが、第2Q以降、FSUの強力圧力がかかり、自軍ラインがたびたび崩壊してサックの連続、ぶったおされまくっているにもかかわらずパスの精度もフォームも乱れず。スクロールしながらのパスのコントロールもよく、またFSUのD陣とかけっこになっても逃げ切れるまずまずの逃げ足もあり。ラインが不安定でロングパスをコールする機会も少なかったけれど投げるときのフォームのコンパクトさ、球の伸びもなかなかで期待できます。
レシーバー陣のドロップパスも多く記録上はたいしたスタッツになっていませんが、Wright、完全に合格点の試合だったと思うし、Miami今後も期待できると思います。

2005シーズン予想2

と前コラムの予想をまとめると以下の通り

Rose USC x Florida
Orange Miami-FL x Texas
Fiesta Nebraska x Pittsburgh/Louisville
Sugar LSU x Iowa

カードとしては「現在最強」USC 対 「前チャンピオン」Miami-FL という21世紀ナンバーワン決定戦というカードが一番魅力的だと思うけど。


その他のカンファレンスなど
Big East Pittsburgh / Louisville
Pittsの新コーチに就任したワインシュタッドHCの意気を買ってPittsにしておきます。戦力ではLouisvilleに方が明らかに安定して見えますが(QB Brohmはすごいですよ。注目。)、新参物のLouisvilleには各校がよってたかって焦点を合わせてくることが予想されるので勝ちきれないだろうと予想します。Louisvilleからすれば去年も他校のマークに合っていたものの所詮相手はC-USAのチームたち。6大カンファレンス中ダントツ最弱とはいえBig EastのチームはC-USAのチームほど脆弱ではない。はず。昨年もカンファレンス脱退直前のBoston Collegeに包囲網を築いて打ち落とした実績もあるし>Big East各校。
逆に包囲網を敷かれてもLouisvilleが堂々勝ち抜いてきた場合はBCS戦でどこへ出て行っても恥ずかしくない戦いをするでしょう。


Mountain West
Wyomingがひさびさに元気がいいらしいですね。Bowl Allianceの初期だったかに好成績をあげながらメジャーボウルを逃して以来の躍進が期待できそう。当時応援してました。
UtahはHCを失いQBを失い意気消沈なんでしょうかあまり噂も聞こえてきません。


Commander-in-Chief Trophy
Navyが10勝2敗、ボウルゲームでも快勝して気を吐いた昨期。二桁勝利は99年ぶりだったとか。
今年も10/8のAir Force@Navyでトロフィーの行方は決まりそうです。Air ForceはMWでも上位に予想されているだけに好ゲームが期待されますね。ただ今年から独立校となったArmyにとっては対Navy、対Air Forceだけがシーズンを通して意義のある試合とも言えるわけで、そういう必死さは時に思いがけない試合結果を呼びますよね。

その他の注目校
個人的に注目しているのがMarshallとOhioです。
Marshallは毎年の私の贔屓校なんですが、今年はC-USAでの初陣。
Div-IAAの強豪から上り魚で勝ち続けてきたこの学校。下から上がってきて間もなく加入したMACでも勝ちまくり今年はもうひとつ上のC-USAで腕試し。どこまでやれるのか楽しみです。
Ohioは元NebraskaのソーリッチHC率いる1年目です。そう、Nebraskaの最後のオプションオフェンスチームを率いて9勝しながら解雇されたソーリッチHCです。
その後のNebraskaの苦闘ぶり。他方、浪人してもマイナーチームのOhioでしか働き場を見つけられなかったソーリッチHC。Nebraska時代のアシスタントを大量に率いてOhioに乗り込んできたわけです。選手の才能レベルもNebraskaとは大違いでしょう。それで勝てますか?いまさらオプションオフェンスはやるんですか?どうするんですか? 
でもなんというかそういうのってCornhuskersという超一流企業で取締役まで上り詰めた人間が、一転、泥臭い中小企業で自分の手腕を試すチャレンジというような感じで
「人間の証明」みたいなね、よくわからないでしょうがw、そういう男気を感じる挑戦だと思います。で注目してます。

2005シーズン予想1

毎年のことですが予想というのは実に当たらないもので。それがラスベガスの賭率であろうと、ESPNのベテランライターであろうと。それでも素人の私もやってしまいたくなるのがトキメキというものではないでしょうか。

本命・対抗の順です。()内は優勝戦のあるカンファレンスの優勝戦出場校予想。

ACC Miami・Virginia Tech (Florida State)
 今年のACCは三強がいずれも新QB。もうその出来いかんですべてが変わるわけですが、サポーティングキャストではMiamiが最強ということでMiamiにしておきます。VTはVick弟がどれぐらいやれるか大変楽しみです。
本来ならFSUが去年も半分ほどの試合で先発したSextonをQBに擁して開幕のMiami戦も有利という流れだったはずが、奇病発病で脱落。FSUの側のディビジョンは強力なライバルがないしVT戦もないので、ごたごた首位争いをした挙げ句やっぱりそっちはFSUという感じになるのでは。BCがまずまずの評判ですけどね。


Big Ten Iowa / Michigan
 PurdueがMichiganともOhio Stateとも当たらないスケジュールなんで割り込んでくる可能性はありますが、ここは渋めにIowaにしておきたいです。派手さではMichiganには劣りますが。Big Ten初戦の@Ohio Stateを注目の試合に推しておきます。Ohio Stateは地元メディアでは大いに期待されているシーズンです。どうも昨年からのQB二名のイメージが悪いので上に上げられません。まあ全米制覇した年もだれもシーズン前にOSUのQBを褒めたひとはいなかったと思いますが。9月のTexas戦, Iowa戦。ここがOSUにとっての山ですね。


Pac-10 USC / Arizona State
Pac-10の予想を見ているとCalを上位にあげている雑誌等は多いですが、私はあまり買っていません。エースQB/RBとも抜け、短大からの補充のQBで臨むシーズン。これで勝てるようならここのコーチはすごい。
USCがひょっとしたら負けるかも、な試合は@Arizona StateってことでASU対抗にしておきます。でも全体ではUSCの優位まったくゆるがず。ただUSCはスケジュールが軽いだけにひとつでも落とすと即ローズボウルからはじき出される可能性も背負っての三連覇への出陣ですね。


SEC Florida / LSU
 Tennesseeが強力QBのご威光でランキングでは軒並み高いのですが、シーズン序盤の@Floroda, @LSUの連戦をどうくぐり抜けるのか。これ次第でカンファレンスの運命はがらっと変わりますね。
Floridaは私は昨年も推したご贔屓のチーム(というかQB Chris Leakがお気に入り)なんですが、Bowling Green & Utahで勝ち続けてきたマイヤーHCを迎えてどうか。彼はBGからUtahに移ったときもすぐにチームを勝ち込ませた実績もあり選手もそろっているだけにFloridaとしてはいきなり勝負の年でしょう。但しLSUはなかなかいいチームですから優勝戦はどうなるかわかりません。
ここに来てハリケーンの影響でLSUの開幕戦が延期決定。次週のホームゲームvs. Arizona State戦の開催も微妙なムードで、下手をするとTennesseeを迎え撃つ9/24がLSUにとっては開幕戦になる可能性さえあります。
被災地の地元の応援をバックの期待と不安の全米注目大一番になるかもです。


Big XII Nebraska / Colorado (Oklahoma / Texas)
今年も南ディビジョンの優勢は続きそう、までは誰でも読めると思うんですが、南の順位が難しいです。
Oklahomaがどれぐらい落ちるのか、Texasはそんなに評判ほど強いのか。この二点が見当がつかないとなんともわかんないですよね。Texas TechとA&Mがそれぞれいい陣容で向かってくるのも予想が難しいところ。
Texasは前も書きましたけどスケジュールがしんどそうなんですね。二週目のOhio State戦はまあnon-conferenceの腕試しとしても、10月休みなしで@Missouri, Oklahoma, Colorado, Texas Tech, @Oklahoma State。ここを破竹の勢いで勝ち抜ければすごいですが、しんどいんじゃないでしょうか。そして最後にはホームだと伝統的に4倍増の力を発揮する@A&M戦。それらをクリアしてもさらにBig XII優勝戦。non-conferenceのOhio State戦に負けたが最後、残り全勝で突っ走る以外、ローズボウルにたどり着けない可能性が高いし。USCのスケジュールなんかと比較すると唖然とするようなきつさだと思われます。(USCのスケジュールが軽すぎというのもそうですが)
で苦し紛れで北を勝ち抜いたColoradoかNebraskaによる優勝戦でのアップセットを推しておきます。
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