アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

田臥以下大量辞退....か

「田臥ら8人「合宿に不満」バスケ日本代表を辞退」。この記事見ると良い悪いではなく要求の仕方とかプロ化してるなぁという感が。それに引き換えきっと協会の方はプロ的な視点ゼロで予定組んだりしているんでしょうね。どっちがいいとは言いませんが。

今年バスケの世界選手権があることはNBA選手が選ばれたりそれにIversonが呼ばれなかったりとかいう話題で知っていましたが日本でやるんだったのね。知らなかった。
くさすつもりはないですが日本人がバスケで世界で勝つのは不可能に近いですよ。田臥が出ようと出まいと。たまに日本に帰ったときにTVでやってる試合見るとびっくりします。背の高い米人2対2、日本人背の低い組3対3、の別働隊同士で試合やってるみたいに見える。あれでは日本のバスケが発展するわけがない。結局くさしてしまったか。

Bondsいまだ不発

これで今季11試合出場でホームランなし。
昨季は14試合だけ出たんですが5本打ってるんですよね。ステロイド切れかただ単に衰えか不調か。
ステロイドでの筋肉増強には賛成しかねるけれど、昨今の露骨なMLBの組織的追い落としにまったく味方もなく立ち向かうところには男気を感じるので打って欲しいとも思ってるんですよね。

NFLドラフト予習2

ドラフトまであと10日。そろそろ各チーム、ファン、新聞、賑やかになってきました。
前回も指摘した通り全体一位のReggie Bushは動かないので一位指名権を持つHouston Texansは落ち着いているのですが、様々な憶測が飛び交っているのが二位。

指名権を持つNew Orleans Saintsに明瞭な優先事項の補強スポットがないことと、三位でTennessee TitansがQBを指名することが確定的と考えられていることで、このドラフトでQBが取りたい他チームがNOと指名順を交換してTennesseeに先んじてNo.1QBを獲得しようとするのではというのが基本の憶測。
NOとドラフト順トレードを敢行する可能性のあるチームとしてはNew York JetsとOakland Raidersがもっぱら評判です。JetsのQB Chad Penningtonは大学時代から好きな選手でクレバーな選手でもありますが怪我が多いのがネック。元々スポーツマスコミを大学時代から専攻しており引退後にTV行きがはっきり見込まれる選手だけにぼろぼろになる前に選手生活に別れを告げる可能性が否定できないという事情もあり。

でもそれ以外にも狙っているチームがないとは言えないです。Arizonaあたりもきな臭い。それらのチームに先を越されそうな三位指名権のTennessee自身も座してJetsやRaidersに先を越させるほどおとなしくしているかどうか。二位と三位を交換して確実に求めるQB(それが誰になるかはまた議論のあるところですが)を取りにいくということもあり得そうで、New Orleansにとっては引く手あまたな感じで高く二位指名権が売れそうです。

逆にここまで取引の噂が高まったNew OrleansのGMあたりからすれば、チームにとっておいしい取引をまとめないと非難されかねない。または取引をせずにニーズに従ってだれかを指名するにしても相当の活躍を期待される選手になるわけで、そこまでの期待に応えるだけのインパクトのある選手が今回のドラフトいるか。

New Orleansは例のハリケーン被災後、初の市長選がいまたけなわでどの候補に市の復興を任せるのか全国的に注目を集めているところなのですが、そういう面でのイメージリーダーにも祭り上げられる可能性の高い今年のドラフト生、どの選手になりますか。


他方、一巡目下位に回ったプレーオフ進出チームですが、RB Jerome Bettisを引退で欠くことになるSuper Bowl Champions = Pittsburgh SteelersはUSCのRB LenDale Whiteに行くとの観測があります。
USCの二連覇&ニア三連覇を支えた功労者ですがドラフトエントリー宣言後はあまりろくな評判が聞こえてこず。同僚のReggie Bush, Matt Leinartが5位までに消えると目されるなか取り残された感があったのですが。確かにPittsのスタイルにはBettis的なパワーランナーの存在が必要で、LenDaleなら後継者にはもってこい。元々Steelersには別に正RBはいるので一巡目指名とはいえLenDaleに一年目から過重な期待をかける必要もない。
LenDaleにとっても実現すればいい指名だと思われます。
前回も指摘しましたがSteelersは変幻型WR/QBのAntwaan Randle Elをフリーエージェントで失っていますのでMarcus Vickを下位で指名することもありうる。
戦力が充実しているSteelersとしてはこの二人の大学スターを指名することになれば指名順が悪いのにずいぶんと華のあるドラフトということになるでしょうね。

New York Cosmosの遺産

ところで、サッカーがアメリカで三大スポーツ(=football, basketball, baseball)の領域まで行くにはよほどの社会的変化がないとありえないなあとますます思うわけですよ。極端な話、今年アメリカがW杯を制してもダメ。上向きにはもちろん寄与するでしょうが三大スポーツの領域は遠い。
なにせサッカーは観戦する側に観戦術の技量を要求する面が強いのに、それが育つ場所がないし。

というか三大スポーツ並の人気は決して出ないのだ、という前提でアメリカの国内リーグは投資/運営するのが正しいと思う。そういう意味でMLSの堅実主義の運営には賛意を感じているという話をしたいと思います。


伝説のサッカーチーム=New York Cosmosが最盛期に試合平均45,000を超える驚くべき観客動員を達成した1970年代でもCBSでの全国放送の視聴率はまったく振るわず早々に打ち切り。当時はケーブルTVの普及もなく、地上波でダメ出しされると即TVなしのじり貧局面へ。

あとから振り返ってみればもともと当時のCosmos人気というのは「アメリカでのサッカー人気」ではなかったんでしょうね。移民の多いNYの特殊現象だったと。Comosの成功をみて全米で新規参入チームが相次ぎ最大で24チームまで増えたNASL。
でも現実はCosmosの一極人気であって同じリーグ=NASLの各チームは試合あたり1万人にまったく届かない動員で当然赤字。

さらにPele、Beckenbauerと言った世界的スター選手の獲得で盛り上がっていたCosmosの成功をまねようとした意欲あるチームは札束で外国人スターの獲得に走って(例えばオランダのエースJohan CruijffがLos Angeles Aztecsへ)それがさらにチーム財政を苦しくさせ、途中で新規参入したチームなどは参入もすばやかったが撤収でも素早く次々1~2年で撤退。その後のリーグ破綻消滅へと向かってしまったわけ。
またまがいなりにも10年以上リーグが継続したのに実際にフィールド上でプレーしていたのは外国人選手ばかりで、その期間がほとんど米国の選手のレベルアップに貢献しなかった。国内リーグが移民ファン&外国人スター選手のために行われていたわけ。アメリカ人選手がいない国内リーグ。

ただ当時Cosmos、国内プロサッカーを見た子どもたちが90年代に米代表がW杯常連へと復活してきたときには主力世代となって、一応歴史としてはつながっているんですね。いわばあれはアメリカへのサッカーの啓蒙期、まさに種まきの時代であったと。すべてが無意味ではなかったわけです。

そしてその世代を主力選手として立ち上がった国内リーグであるMLSの経営というのはまさにNASLの失敗を糧に運営されているリーグということになるわけです。

・最初からきついサラリーキャップ(チーム全体で$2M=他のメジャースポーツのスター一人分ですらない)をはめて財政の破綻を防止。札束攻勢でスターを輸入することを不可能にしていると同時に赤字幅が読める経営。
・選手の分散でプレーレベルの低下を招かないようにチーム数を制限。同時期にNHLが拡張主義に走って行ったのと真っ向反対の動き。
・外国人選手の獲得でチームが競合して札束のはたき合いになり財政的体力を失うことがないようにMLSが一括して交渉・獲得、その後各チームに配分。
・外国人選手の数も制限することで米国人選手の出場機会を確保、国としてのプレーレベルアップに寄与。
・リーグ拡大に慎重。新規参入投資家の財政健全度を慎重にチェック、むやみに全国に手を広げることをしない。極端な話、向こう10年20年赤字垂れ流しになっても潰れないオーナーだけに新規参入を認めているという感じ。(実際は現状黒字のチームが半数、と言われています。)
・リーグ拡大の際に地域的に対抗意識を持てるライバルチームを作ることを優先事項とする。長いシーズンにアクセントをつけるためにはライバルチームがディビジョンの中にいることが効果的。これはMLBから学んだ点でしょうか。

などなど様々な教訓が生かされた経営となっています。今度の米代表選考でも国内組からもDempseyとかTwellmanとか純国産組で代表先発レベルの選手たちが育っている(Johnsonも海外チーム経験していないけれど、アカデミー出身のエリート養成経由だからちょっと意味合いが違うか)
現在の代表主力の海外組でもMLSでの活躍を買われて移籍していった選手多々。


他方NASLの時代にはなかったMLSの現在のコアの戦略がサッカー専用スタジアムの確保ですね。
これは行ってみればわかりますが観戦の感激の度合いがまったくちがう。フィールドに近い席の臨場感はすばらしいもので、選手たちのはぁはぁいう息づかいが本当に聞こえるんですよ。その他の席でも陸上競技場での最前列より近いものがほとんどという特上の席がスタジアムの半分近い。あれを一度体験すると何度も行きたくなります。

日本と違うのは建築基準法の違いなどもあるのでしょうが突貫工事でスタジアム建て始めると速い。鉄骨むき出しコンクリート塗装なしなどのコスト軽減は当然ですが、それにしても安く速く作る。
アメリカのスタジアムやアリーナ(どのスポーツでもいいですが)行くとすぐにわかるのは席の傾斜が日本基準よりもずっときつい。確かに災害時のことや、通常時でも安全性を重視すれば日本型の傾斜のほうがいいのでしょうが、こと観戦ということではアメリカ型の方に圧倒的に優位。あれがあるからこそ上の方の席でもけっこう楽しめる。
まあ日本のように地震国ではないアメリカならではでしょうか?
そういえば米国内でも地震どころのカリフォルニアは他のエリアよりも客席傾斜がゆるいんでしょうかね?カリフォルニアで行ったことのあるのは古いRose Bowlだけなのですが、あそこは古いせいもあって傾斜はかなり緩めに建設されていますね。

プレーオフ注目のマッチアップ 1

UtahとPhiladelphiaがあっさり落選、プレーオフ進出チームは最終日近くまでもつれることもなく。今年は最後の1チームを決めるという局面でも、上位のHCA争いでも近いところがほとんどなく消化試合ばかり目立つ終盤になってしまいましたね。

営業上そうしたのでしょうがNBAのプレーオフ一回戦が四戦先勝制になってからは間延びがして勢いが出ない。試合数が多ければTVマネーはより入って来るでしょうが緊張感は低下。上位チームが3-0でリードした一回戦の第四戦なんて見る気がしないんですけど。
以前はCNNグループ(TNT/TBS)による独占放送で一回戦から一夜に4試合同日放送で盛り上がったものですが、ここ数年はESPNとの分散になり一回戦の間延びもありなんか冷めちゃうんですよね。
まあなにせマネーゲームの世界ですからいまさら試合数を減らす方向には動くことはありえないのでしょうが、当時の多くの熱い一回戦を知るものとしては残念な話です。


さて一回戦の好カードはと見るとPhoenix Suns x Los Angeles Lakersがなんと言っても目立ちます。Kobe Bryant率いるLakers、序盤はKobe以外何もないようなチームだったのがLamar Odomがもう一方の核になってきたことで幅が出てきたのが強み。OdomはSFにもかかわらずリバウンドにも強い。これがPhoenixにとっては悩みのタネになる可能性があるのがこのマッチアップが注目される点。
元々Phoenixには強力なフロントコートがいないのでLakersのC Chris Mihmの攻撃力が他の試合よりも利く可能性も強く、また前述のOdomも参加してくるリバウンド取り合戦ではLakersに圧倒的に有利に運ぶ可能性が指摘できるからですね。

この週末の直接対決ではLakersが快勝したけれどこれはもう消化試合に入ったSunsがエースNashを休ませたからで試合結果自体は直接参考にはならないものの、リバウンドではやはりLakersにはっきり優位なのが伺える内容でした。

Lakers x Sunsの勝者は二回戦、Los Angeles Clippers x Denver Nuggetsの勝者との対戦だとするとLakers、7位でのすべりこみにも関わらずカンファレンスファイナルも狙える絶好の位置につけたことになります。
もしカンファレンスファイナルにたどりつければKobeにとってもPhil Jacksonにとっても上出来のシーズンということになるでしょうね。

Barry Bonds Saga

去年はBondsがシーズンをほぼ丸ごと棒に振ることで沈静化したステロイド疑惑問題、またぞろ動きが激しくなってきていますよね。今度は偽証罪での訴追というのが出てきました。

結局これってBondsにホームラン記録を作らせたくない、Babe Ruthを越えさせたくないAaronを越えさせたくないということで意図的なタイミングで出てきているネタなんでしょう。
だっていま言われている偽証なんて問題は昨シーズン前の段階でも問題化できた話だし、MLBが今シーズン前になってから調査強化をまた持ち出しているし、疑惑解明が焦点ではなく、Bondsを止めることが焦点になっているように見えてしょうがない。昨季はBondsが自主的にプレーしなかったのだけれど、そのときには出てこないネタ。プレーし始めると出て来るネタ。どうみても意図的に捜査操作調査が行われているように見えます。

MLBにとってはステロイド時代に大記録が作られてそれ以降破られることがないなんていう事態は避けたいことであるのは確か。でもここまで恣意的にやってもいいものなんですかね。

Baseball Hall of Fame=野球の殿堂の投票でBondsには将来、絶対投票しないと明言する投票権を持つ解説者もすでに出ていて、もしBondsが強行出場を続け記録を更新して最多ホームランに辿り着いたとしてもHall of Fameに入れないかもしれない可能性が現実的にある。

これはMLBにとっては大問題。なぜならすでにMLBの最多安打記録を持つPete Rose(Cincinnati Reds)も賭博疑惑で野球界追放処分を受けてHall of Fame資格を剥奪されており、Bondsがホームラン記録保持者となっても入れないとすると、最多安打、最多ホームランというに二大バッティング記録の記録保持者が二人してHall of Fameに入ることができない事態になってしまうんですね。長くベースボールの汚点として残ってしまう。

それを避けるために少なくともホームラン記録だけはきれいなまま守りたいMLBによるBonds落としが進行しているという風に見えます。なにせBondsはBabe Ruthの記録まで僅か6本に迫っているだけにMLBとしてはもう余裕がない。Hank Aaronの755まででも47本、Bondsの能力ならばこのシーズンで一気に決められる射程範囲内。

一方たぶんBondsサイドもMLBの意図はもう十分に分かっているはずで、ここで斬り捨てられるぐらいならなにもしないで斬られるよりは先に6本なり7本なり打ってしまう対決の道を選ぼうということなんでしょう。

今季はここまで6試合に登場、ホームランなし。ステロイド切れで飛距離ががた落ちになっている可能性もありますが、それはまあこの先の試合を見てみないと分かりません。
過去Mark McGwierはステロイド切れで完全に失速し引退したけれど、Jason GiambiやSammy Sosaはそこまでの激落はしなかったし。

Bondsの時間とMLB首脳部との対決。これから熱いシーズンになるんじゃないでしょうか。
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