アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

コーチ移動概観

Urban MeyerにふられたNotre Dame、金に物を言わせてプロから引っ張ってきましたか。コーチとしての能力は存じませんが、見た目でかなり損をするタイプの方ような(笑)。Willinghamをたったの三年で切ってまで取ったこのコーチがどれほどのチームを作れるものかお手並み拝見ですね。

それよりStanford、なぜWalt Harris (Pittsburgh HC)なんでしょうか。彼に実績ありますか?昨年・一昨年、それなりのチームは仕立てていたもののあれは超カレッジ級WR Larry Fitzgeraldなどメンツに恵まれたという感が強く、弱いチームを勝たせた知将という感じではないと思うんですが。というかMiamiと真正面対決になったあの年の時点で他校のコーチ探しで名前が挙がらなかった事自体が評価の低さを示しているかと。

Harrisの側からいえばPittsからStanfordではフットボール的ステータスではさしたるアップグレードではないでしょうが、BCSから陥落するやもしれない泥船Big Eastから脱出できるうえに給料アップなら文句なし。特に今年は序盤からファンベースから辞任要求が高まっていたし、今回のBCS進出が地元イメージ的にそれを吹き飛ばすような状況とも思えず。
だいたい一般的にプロスポーツがあるような街の学校はファンの要求や目が厳しいんですよね。Pittsburghはご存じNFLの由緒あるSteelersの本拠でもあり、他のカレッジのファンのような優しいファン層が足りない感じ。

メジャーとマイナーのせめぎあい~Big Eastを巡って

これは「Big East 2005!」として先日書いた話とつらなる話です。

その記事でBig EastがBCSの自動枠から漏れる現実的な可能性と危機について書いたんですが、ひとつ重要な点を押さえるのを忘れました。
Big EastのBCS Bowlへの代表がで最終BCSランクで過去四年平均12位を確保しないとBCS Bowlへの自動出場が保証されない、というのが前回の主旨だったんですが、今回押さえるポイントは「保証されない」という文言の中身とその行方の話です。

このページの右端のリンクにある2004シーズン用のBCSのルールによると12位平均を保てなかった場合、「...are subject to review and possible loss of that guaranteed annual berth..」、つまり見直しと保証Bowl枠の剥奪の可能性の対象となる、とあります。
ここで重要なのは剥奪の「可能性」であり、必ずしも出場不能になるわけではないというところでしょう。枠の見直しは不可避ですが、剥奪は相談次第。見ようによっては相談次第で出場OKということもあるかも、と読めるわけです。


そこで今回の主題に入っていくのですが、いったいそれを相談するのは誰なのか、決定するのは誰なのかという点です。
ではまず主題のメジャー校とマイナー校の線引きをしてみようと思います。実はここが面白いのです。ことの推移によってはBCSの根幹を揺るがす話になるのです。

一般にBCS校、6大カンファレンスの所属校をメジャー、それ以外のDiv. I-A校をマイナーと呼び(正確にはNotre Dameをマイナー校側に含めるべきではないかもですが、まあとりあえず)、2004年現在合計117校がDiv. I-Aに所属しています。来季は昇格で二校増えるかもしれませんがまだ最終決定が出ていません。

さて多数決を考えてみましょう。117校であれば58票が多数です。もし二校増えれば59票で多数を形成できます。
BCSカンファレンス合計で2004年には63校ありました。2005年は65校の予定。対するnon-BCS校は54票(二校増えた場合。以下同じ)。つまり過去、なにごとであれ議決をDiv.I-A校による多数決に持ち込めば常にBCSカンファレンス側が勝っていたわけですし、2005年も同じ事です。

しかし上記のBig Eastの自動出場枠の件はそう簡単にはいきません。まず当事者であるBig East票が議決に参加できるのかどうかが問題になるでしょう。もしBig Eastが除外されたとするとBig East所属の8票が消えますからBCS校と非BCS校の票数は57対54まで急接近します。
状況にもよりますが、非BCS校はat-largeの枠が増える自動枠の削減には賛成でしょう。BCS校側からすれば明日は我が身の自動枠削除問題ですが、2004を見ても分かるとおりBig Eastと他のBCSカンファレンスには相当の開きがあるというのは衆目の一致するところですし、我が身かわいいと言って一致団結してBig Eastを救済する方向に暗躍するのも世間の風当たりを気にすれば難しいところ。それにたった2校が賛成に回ればどうせ賛成多数になってしまう話です。また自動枠が減れば自カンファレンスの二位校のBCSボウル進出の可能性が高まるし、または懐が痛まないまま非BCS校向け枠が設定できると考えることもできます。

そんなこんなでBig Eastを自動枠から削除したとしましょう。
となるとDiv I-Aの安定多数に一大異変が発生するのです。Big Eastの8票がBCS側から非BCS側に移動。非BCS校側が多数派になってしまうのです。57対62、非BCSの第4クォーター逆転勝ち!
特権カンファレンスから放逐されたBig Eastがマイナーに加わることで事態が完全に変わってしまうのです。

そうなったらBCS改革は待ったなし、改革案が議決に持ち込まれたら常に非BCS側が勝つのです。タイミングもBCSの三周り目に入る2006年目前。大改革にはもってこいのタイミングです。メジャー校からすればBig Eastの放逐は自らのクビを絞めることになるわけです。だから平均規定を下回っても言いわけが立つ範囲ならBig Eastに荷担する可能性があります。フィールド外の暗闘ですね。

マスコミでこの件をジクジクつついているところはまだ見たことありませんが、おりこうさんの各カンファレンスのコミッショナー連はこの事実に気づいているはずです。もちろん当事者のBig Eastも含めて。
  だからBig Eastからすれば試合で勝って12位平均をキープすることが最上ですが、それが危なくなった場合でも今度は自らが握る多数決のキャスティングボートをてこに政治力で生き残りを計るはずです。弱いというだけでおとなしく排除されるようではアメリカのエクゼクティブは勤まりません。可能性としては12位平均規定自体を来年のBCS規定から削ってしまうという芽を摘む手段がすでに裏で始動しているような気がしますね。

2005シーズンのBig Eastの活躍または失態にご注目ください。そこにBCS改革が大改革になるのか、いまの延長線上となるのか、その未来がかかっているのです。12位平均規定がいじられるようなら陰謀発動中です。

Bowl Game予想の感想(Fiesta Bowl編)

やっぱり賞取りレースなんか謔閭tィールドでの勝負がよろしいです。

USA TodayにBowlのオッズが載ってました。スプレッドが一番大きい試合、ネんとPittsburgh x Utah@Fiesta Bowlの16.5です....

マジですか?陰謀かなんか?と思いましたね。
おーいみんな。Pittsの試合なんて見ていないんでしょ。とUSA Todayのオッズメーカーに話しかけたくなりますが、実際はオッズメーカーだけはPittsがそんなに弱くないと知っているんじゃないかな。純粋に予想で付けたオッズというよりは、早い段階に出したオッズで投票がUtahに大きく偏っていたので修正してつけたオッズという気がします。

今年、私はPittsの試合は4試合見ました。シーズン序盤のNebraska戦などは両チームともへなへなでとても一試合まともに見る気のおきない試合で、とてもいい試合をしてるとも思えないNebraskaになすすべなく負けるPittsを見てしまい、さらに翌週はI-AAのチームにovertimeまで大苦労(対Furman 41-38OT)。今年のPittsはそのレベルの学校なんだな、とすでに大きく「X」の烙印が押されました。

ですが、です。シーズン中盤にBCに勝った試合やWest Virginiaに勝った試合を見ると、見るたびに良くなっているのです。「X」付きの目で見ていたのでBC戦のときは「ああ、弱いくせに今日だけはムダに調子よくて接戦ものにしたなあ」ぐらいの感想しかもたなかったのですが、感謝祭の夜のWV戦でも力強い勝利。最終週のSouth Florida戦(あこれも見たから今年Pitts戦5試合も見てる。ND戦も見てますから)では格下チーム相手に余裕の圧勝。実は戦績ほど、シーズン前半のぼろぼろの印象ほど弱くない?と「X」がとれた感じなのです。

そのPitts相手に16.5を取らないと「負け」というスプレッド。確かにUtahは歯車さえ合えば大量得点は可能でしょうが、Bowlシーズン通しで圧倒的な最大スプレッド(他に二桁のスプレッドが付けられているのは一試合だけ)がつくような試合とも思えないんですね。

にもかかわらずUtah圧勝が義務づけられてしまうこのスプレッド。勝ったところで「だって相手はPittsでしょ?」といわれてしまうこのマッチアップ。負けたが最後「えーPittsに負けたの?やっぱりnon-BCSチームの全勝なんてダメだね」とかいわれてしまうであろうマッチアップ。どうにもUtahには不利な条件ばかりが目に付くんですよね。だからBCS側の陰謀かなと。

Coach of The Year

UtahのHCでもあり来季のFlorida GatorsのHCでもあるUrban Meyerが受賞しましたね。Utahというマイナーな学校からの受賞は快挙だし、Notre Dameを袖にした具合といい、整った顔立ちといい(関係ないか)、これから先30年カレッジの顔になるかもしれないひとです。
私は個人的にFloridaのQB Chris Leakが大の大のひいきなのですが、来季3年生となるLeakが新コーチの下で一気に爆発するか猛烈に楽しみです。Meyer HCはUtahでもその前のBowling Greenでも二年で結果を叩きだしているという実績もあり、また前任のZookは試合の数は勝てなかったけれどリクルートには成功していたので手駒は豊富。その上あまり勝っていないせいもあって下級生がNFLにearly entryする数も低く予想されています。Gatorsファンの間ではLeakの残り二年の間に再び全国制覇をと期待が高まることでしょう。

2004 ハイズマン

毎年のことですが、ハイズマン賞とかの賞取りレースってつまんないですよね。



....だけで書くのをやめようかと思うぐらいつまらないんですが。

とりあえず今年のfinalistは
Matt Leinart QB/USC Jr.
Adrian Peterson RB/Oklahoma Sr.
Jason White QB/Oklahoma Fr.
Reggie Bush RB/USC So.
Alex Smith QB/Utah Jr.

以上の皆さんでした。


....でまた終わりにしたくなるんですよねえ。個人的好みを言うとただ単にひねくれてみたくてAlex Smith。純粋に予想ならLeinartですかね。
ハイズマンは基本的に上級生有利で、そうなるとJason Whiteの二連覇なるかということになるんですが、過去史上一人しかいない二度の受賞にふさわしい選手か?という視点を持たれるといまいちインパクト不足ではないのか、とか、二年前に絶頂期のMiamiのQBだったKen Dorseyがハイズマンでまったく不評だった理由(QBがいいんじゃなくてチームにいいのが揃ってるだけじゃ?)と同じ理由とか、いろいろ難癖をつけたくなる感じです。
いや本当は二つ目の理由はハイズマンでは理由にならないんだけどね。Dorseyが落とされたときだけが異様にDorseyに冷たかっただけで。(Miami嫌いがフットボール界には生息する、という文章を前に書いたんですが、そのうち再録するかもしれません)

いまさらながらこうやって眺めてみるとfinalistが西に大きく偏っている。finalistに漏れた選手でもCalのQB Aaron Rodgers及びRB JJ Arrington, Texas RB Cedric Bensonというところで、東で目立ったのはAuburnのQB Jason Campbellぐらいですか。まあ全勝校5校のうち4校が西方面なので無理からぬ所か。シーズン前半のヒーローだったPurdueのKyle Ortonの失速ぶりはすごかったですが。地味めなところでLouisvilleのQB Stephan LeForesはfinalistにしてあげたかった好選手でした。

Big East 2005!

先読み得意のDr. BCSとしてはまずはBig Eastの数字ゲームから取りかかりたいところです。来季のBig East優勝の最右翼がLouisvilleなわけですが、今年Miamiに負けただけの10-1でBCS最終ランク10位でした。もし来季Louisvilleが10位でBig East王者となれば例の過去四年の平均12位規定をクリアしてBCSへ初登場となります。
(1+9+21+10)/4=10.25<12
しかしLouisvilleはどうやったら10位を確保できるのでしょうか?今年と同じ10勝1敗が必要なのでしょうか?9勝でもOK?最悪、自動出場枠(BCS17位以上が必要)を確保するにはどういう成績が必要なのでしょうか。検証してみます。

今季のスケジュールと来季で共通する相手は
Kentucky、Cincinnati、UNC、South Floridaの四試合

2004に対戦して2005に対戦しないのは:Miami, Army, East Carolina, Menphis, TCU, Tulane, Houston
新たに2005に対戦するのは:NC State, UConn, Pitts, Rutgers, Syracuse, WV (プラス未定のnon-conferece戦)

どうでしょう。C-USAからBig Eastに移籍して2004よりスケジュール厳しくなっているでしょうか?
もちろん来季の各校の成績如何ですから確実なことは言えませんが、non-BCSからBCSに移籍したのにあまり代わり映えしないというのが率直なところでしょう。2004のWest Virginiaのコンピュータの評価が参考になります。

2004のBig Eastの期待の星だったWest Virginiaはトップ10付近で発進し、Virginia Techに1敗を喰ってPoll10位代後半へ落ちました。その後シーズン終盤まで1敗のまま持ちこたえたのでPollではじわじわ盛り返していたのですが、その間BCSコンピュータはまったくWVの成績を評価せず一度も20位以内になりませんでした。二敗目を喫した段階ですべてのコンピュータはWVに無得点表示となったのです。また最終的にカンファレンスで一番上の評価になったPittsに対してもコンピュータは0点評価です。

2004年のLouisvilleはPollで評価が高く(7位&8位)、コンピュータには嫌われています(13位)。コンピュータでの評価はArizona State以下なのです。Pollの高さは各試合が圧勝の連続であったことと、木曜の全国放送でのMiamiのとのガチンコの熱戦のイメージの強烈さ、印象点に負っていると推測できます。
しかし2005年のスケジュールにはMiamiに相当するような常勝校はなく、従って2004のような無形のPollでの押し上げ要素はあまり期待できません。

Pollで今年並みは期待できず、コンピュータも冷たい...
となると9勝2敗の好成績でもBCS10位を確保できるかどうか微妙という推測が成り立ちます。
3敗となってくると自動出場枠17位確保が危うくなってきます。

というわけでLouisvilleのBCS初出場にはBig Eastを制覇しても9勝が必要、8勝だと内容次第、危ないということになりそうです。
Big East他校も同じようなものですが、唯一Syracuseだけはnon-conferenceスケジュールに Florida State, Notre Dame, Virginiaとなかなかおいしいところを取りそろえていますので、そこで目立った活躍があれば印象点とスケジュール点で8勝でもOKの可能性があるのでは、というところまで先読みしておきたいと思います。


尚、2005年、Big East代表がBCSで12位だと仮定すると、2006年にBCSボウル枠を取るには
(9+21+12+6)/4=12
で、なーんとBCSランクで6位を確保しないとBCSボウルに行けないのです。つまりnon-BCSの学校と同じ状況に陥ってしまう!どひゃー。つまり2005年に10位や12位あたりでBCSボウルに出られたところでBig Eastは中期的トラブルから逃れられるわけでもなんでもないのです。
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