アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

トリニダード敗退も好感

結果からみれば0-2で連敗、ノーゴールのまま初出場を終えたトリニダード&トバゴですが、試合は小気味の良い攻めっぷりで見所も多く見ていて楽しかった。僅かに残っていたグループ突破の望み目指してこれぐらい攻めて攻めての敗戦だとよくやったよという感じだと思う。

試合が終わったときに倒れ込んで遠い目になったディフェンスの要Sanchoの表情。夢が終わったでも全部やったという満足感と疲労感と残念さがすべて入り交じった表情とか見ていると最高のテクニックを誇る国同士のせめぎ合い以外にもこういうのもアリだよなと思うわけです。
ベテランが多く四年後への展望はさして明るいとは言えないチーム構成ですが、きっとこの大会での勇気ある試合ぶりを見てサッカーを始める子供たちがあの明るいカリブの島に増える事でしょう。

率直に言って他のチームと比べてへたくそとも言える精度のなさ。でも思い切りのよさ、諦めずに前がかりになっていくチーム全体の姿勢、それは忘れなかった。
そういう姿勢はW杯の準常連となった日本やアメリカにも忘れて欲しくないと思うんですよね。W杯でのプレーは一生の宝なのだから。

ドイツ快勝だけど

そりゃあ開催国だから通過決定していても手抜きはしにくいでしょう。
メンバーも臨戦モード、試合もガンガン飛ばして快勝したドイツ。でも本当にそれでいいのか?というのが率直な疑問。

だってA組で勝ってしまえばトーナメントC組一位のアルゼンチンと同じ山に入ってしまうのだけれど。いやもちろん確定はしてないですけどまあアルゼンチン負けないでしょうに。これでドイツはトーナメント初戦スウェーデン、準々決勝アルゼンチンの見込み。

逆にA組二位通過だったら同じ山に入るのはイングランド、オランダ、ポルトガル/メキシコですよ。トーナメントに入ればどこへ行っても楽な相手はいないわけだけどアルゼンチンの山に入るよりよくないかなあ。イングランドは試合見てると決して好調とは言えないと思うし。

まあ勝ちに行って実際その通り快勝だというのだから文句はないんでしょうが。


一方今日の結果をアルゼンチン目線で見ると変に明日勝ってしまうと、トーナメント初戦がBorgettiの帰ってくるメキシコ、準々決勝で地元ドイツというなかなか大変なルートになってしまうので避けて負けてもいいというのもあるのか?
それともこの前の六得点で得点王狙える選手がいっぱいいるかその辺の選手を起用して思い切って攻めまくるのか。

Ricky Williams、CFLデビュー戦

CFL Toronto Argonautsにレンタル的移籍したMiami Dolphins RB Ricky Williamsですが、デビュー戦の結果出てます。試合中継は見てません。

18回ラッシュで97ヤード。パスも二回受けて24ヤード。注目の集まる前半はデコイに使われてラッシュ3回にとどまったのが後半は15キャリーで距離を重ねてこの戦績。チームも快勝。
TDこそ決められなかったものの立派な成績でしょう。

以前も説明しましたがCFLは3ダウン制。サードダウンでパントしますから二回の攻撃で10ヤード稼がねばならずパス偏重になりがち。そういうゲームの中でこれだけのランを重ねられたのはさすが。

二回で10ヤードということは要は1プレーごとに5ヤード平均稼がないとダメなのがCFLのオフェンス。その要件を満たしてキャリー当たりのゲインで5.39ヤードを叩きだしたのは大したもの。リードしていたToronto Argosが時間稼ぎも兼ねて多くランに行っていた様子ですから、相手ディフェンスもランを予想している中で稼いだとうこと。さすがにNFLの現役RBは違うということでしょうか。

このペースがこれからもキープできるものかちょっとウォッチ継続してみます。
それにしてもカナダ目線だとこの週末はサッカーW杯とゴルフUSオープンとNBA FinalsとStanley Cup Finalsの上にCFL開幕まで重なっていたのね。めちゃくちゃだ。

日本も苦しいねぇ

引き分けで終わった直後の日本のサポーターが映っていたのだけれど、喜んでいる人がかなりいたんですが、あれはなんで喜んでいるんだろうか?日本の方では試合前に引き分けでもいい、とかいう常識が広まっていたのだろうか?どういう理屈で?

グループの順位的には日本の立場とアメリカの立場は似たようなもんなんだけど、日本の残り試合はブラジルでしょう。ブラジルの通過が確定したとはいえ日本がそうそう勝てる相手ではない。というか日本の試合終了時では確定してなかったのにいったいなにを喜べたんだろう?


それにしてもフランス大会の時みたいに日米の状況似てきたような。あのときも日本とアメリカ、どっちも全敗モードで最終戦に臨んだ合わせ鏡状態。今回もここまで1敗1分、1ゴールのみとそっくり。その1ゴールにしてもアメリカの方は相手のオウンゴールで、日本の方もファール見逃してもらってなんとなく外から蹴ったのが入っちゃった一点。似てるなぁと思う。

状況は以下の通りだと思うけどあってますかね。

◆クロアティアが最終戦に勝つ場合
日本はクロアティアにも得失点差で負けておりブラジルに勝ったところで(仮定としてすでに苦しい)クロアティアがオーストラリアにつける以上の点差をブラジル相手につけなければトーナメントの目がない。つまりブラジル相手に最低でも2ゴール以上要。

◆クロアティア/オーストラリア引き分け
オーストラリアは得失点差イーブンで終了なので、現在-2の日本は三ゴール要。いよいよ無理臭い。

◆オーストラリアが勝てばそれっきり。

つまりブラジルに勝つだけではダメ、最低2ゴール差勝ちでないと敗退確定。
むー。アメリカより実現確率が低そう。まあ一発決めるしかないという状況だけに通過できるかはともかく、一か八かの特攻を見せてもらいたいですよね。1ゴール差でもW杯でブラジルに勝てば大快挙なのだし。
ただW杯記録の九連勝中のブラジルがZicoに免じて手を抜いてくれるとも思えないけどなあ。たぶんブラジルはメンバー的にサブが多い方が思い切って攻めてきそうでこわいような。GKがサブに代わるのはチャンスだろうけど。

E組通過可能性点検

再確認します。イタリアが勝ち点4点で首位、チェコとガーナが3点、米が1点最下位。
全チームに通過の可能性があり、首位のイタリアもまだ脱落の可能性があります。

さて最下位のアメリカから見た場合、チェコ対イタリアが引き分けに終わった場合はほとんど突破の可能性がありません。ガーナに勝って勝ち点4でチェコに並ぶことはできますが、得失点差で現状4差があり(そしてこの仮定ではチェコの得失点差は変わりませんから)アメリカは4点差以上でガーナに勝たないとだめ。
二試合でゴールゼロのアメリカがガーナ相手に4点なんていうのはまったく非現実的。つまりはチェコ対イタリアが引き分けにならないことを祈るしかない。

但しありがたいことにはチェコ対イタリアは談合の引き分けがありえない。少なくとも試合開始時点では。
なぜならガーナが勝った場合にはガーナが勝ち点6となってE組首位で通過となるから=引き分けならチェコが脱落。チェコからしたら談合どころの話ではない。
イタリアにしたところで敗戦したらガーナに抜かれて脱落する可能性が残っているわけ。引き分けでお茶を濁してももう一方の試合でガーナが勝ってしまえば二位通過=トーナメント初戦でブラジルを引き当てることになりそう。というわけでイタリア目線では引き分けでもいいんだけどチェコがガチで向かってくるだけにイタリアも談合どころではない。マジで当たるしかない。

但しもう一つの試合で早々にアメリカが大きくリードしたりすると談合通過が可能になります。
例えばハーフタイムで「米2-0ガーナ/チェコとイタリアは1-1」などというのは米にとっては最悪に近い状況。上位二チームが恐れるガーナの勝ちがない状況となれば談合の引き分けが後半開始前にピッチで話し合われることになると思わなければいけない。
そうなると米にできることはあと二得点以上して得失点差でチェコに追いつく事だけ。

というところまで考えると、最後までチェコとイタリアに談合を許さずガチになってもらうためには、ガーナと同点でガーナが勝つ可能性を上位二チームに見せておいて、後半まで試合を引っ張ったうえで勝つ。これです。

実は昨日のガーナ対チェコ戦でガーナがPKを外さずに3-0で勝っていたらガーナが得失点差で二位だったはずで、さらに混乱が大きかったんですがそれはもう過ぎたこと。


なんか大変な話になってきてますが、少なくとも状況を楽しめることは確かです。
やれやれ。

明日はなにも考えずに日本を応援しよう。

イタリア戦

1-1の引き分け。
なんとも山あり谷あり盛りだくさんの試合になったもんです。イタリアのオウンゴールで同点に追いつくと、すぐに今度はDe Rossiの肘打ちで米FW Brian McBrideが大出血、一発レッドカードでイタリアがman-downになりここからはアメリカ押せ押せ。
それが前半終了直前になってMF Pablo Mastroeniが危険タックルでレッドカード退場、十人対十人へ。後半開始直後に今度はDFの要Eddie Popeが二枚目イエローで退場、九人対十人へ。試合時間にしてたったの二分の間に二名退場とは...


この試合の主審、「inconsistant(一定でない)審判ぶり」を理由に日韓大会では審判に採用されなかったひとということなのですが、レッドカード三枚(一枚はイエロー累積)を出して試合の色を決めてしまった。審判として過去問題を抱えた主審が幅を効かせて試合を決めたというと、なんかWBCのときのBob Davidson審判を思い出すような。

試合中も試合後もアメリカの解説陣はMastroeniの一発レッドやEddie Popeへの二枚目のイエローを審判の試合への介入し過ぎと大批判。特にMastroeniへのレッドはイタリア側への「お返し」の意識で取ったに違いないと断定。

私見ではMastoeniのタックルはかなり危険だったのでイエローかレッドかは微妙なところ。
それより押せ押せの優位な状況でああいう危険タックルに行くMastoeniや、すでに一枚イエローをもらっているのにああいうプレーに行ってしまうPopeにもがっかりという感じでそこまで文句を言う気にならないですが。


審判問題でいうともうひとつ幻の決勝点になったDaMarcus Beasleyの一撃の方がちょっと。Beasleyが決めた決勝点がプレーに絡まなかったMcBrideのオフサイドで無効になったシーン。McBrideはプレーに絡まなかったけれどBeasleyと相手GKの間に立っていたということでオブストラクションになったという判定。微妙じゃないでしょうか?

いずれにせよ盛りだくさんで勝ち負けを別にすればエキサイティングな試合であったと思います。
が不満も。両チーム併せて三人抜けたことでフィールドが広くなり走り回る負担がのしかかったか夜の試合にも関わらず両チームとも最後にはエネルギー切れなのがはっきりしていたんですが、米は残った最後のサブを使わなかったこと。
双方ばてばてのあの状態で最後十分でもFWをEddie Johnsonに入れ替えたらどうなんだ?というのがまずひとつ。

米Arena監督は勝たなくても引き分けで納得ということか?いや勝ちにいくべきだろう。いくらひとり少ないにしても。別にディフェンスを減らして攻めろというのではなく。もういいかげんにバテているMcBrideを下げてフレッシュレッグを入れるのがなぜだめなんだろう?Johnsonに準備もさせなかった。

もうひとつはBeasley。62分に入ったのに終了間際は他のフル出場の選手たちと同じようにガス欠風。チェコ戦での不振ぶりをArena監督に名指しで指摘されてスタメン落ちしたBeasley。それを取り返すためにももっとハッスルしてほしかった。


これでE組は
イタリア 4 +2
チェコ  3 +1
ガーナ  3  0
アメリカ 1 -3

いずれにせよ最終戦ガーナ戦に勝たなきゃならないのはまあいいとして、勝っても落選ありです。突破可能性やパターンについての詳細はまた別項で点検。
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