アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

メキシコに救われた

ロースコアリングでの勝負になったらアメリカの一次リーグ敗退が決まるかも、という裏期待を背負ったカナダ x メキシコ戦は初回からメキシコが爆発して期待はあっという間に消滅。したらしいですね.....

なにが「らしい」かというと、この試合全米放送なし!見られなかったんです。
いや確かに例年、今日あたりは大学バスケのメジャーカンファレンストーナメントの一回戦二回戦が集中してESPNやESPN2は大学バスケに完全占拠される日なのは重々承知していますが、せっかく、せっかくここまで盛り上がったWBCのタイブレーカーの妙味でわくわくできるこの試合、放送なしっすか。
というわけで世界のみなさまと同じようにGame Day見てました。

まあ以前にも指摘したけど、ちょっとぐらいアメリカに肝を冷やさせておかないと次回以降の教訓にならないからね。慌てさせたし、二次リーグでアメリカがどう気合いを入れ直してくるかの楽しみも残ったし、結果オーライなんですけどね。

WBC面白すぎ アメリカ敗戦

しかしまあよくも次々とこんなおもしろい試合ばかりが続くものです。もうすでにWBCのとりこになってますよ。

キューバ x パナマ戦は9回の表裏の攻防が盛り上がる盛り上がる。9回裏は二死満塁フルカウント一打逆転サヨナラの場面!とかもうスポコン漫画の世界、劇場中継。最高潮でデッドボールで同点とかもう面白過ぎる。なんとかパナマの反撃を打ち取ったのもサヨナラポテンヒットになりそうな打球を捕球してのこと。
このピンチをなんとかかわしきったピッチャーの顔がすごかった。もう泣きそう安堵やったぞが全部混じり合ったすごい表情。これが国の威信をかけて戦う試合の威力でしょうか。
結局はキューバが延長戦を制したもののパナマがんばった。二敗を喫してパナマは一次リーグで敗退濃厚ですが二試合ともよかったですよぉ。
んでもこういう試合を見られないアメリカ人一般がかわいそうな気がしてきましたよ。平日の昼間の生中継のみ。

続くはカナダ x USA。前日南アに最後の最後まで追いつめられたカナダ。今日は1Aクラスの先発ピッチャーをもってきました。ということは二位通過目指してメキシコ戦にいいピッチャーを残したってことですよねえ。というかカナダ側には米側ほど人材豊富じゃないからこうなるわけですが。
ところが1Aピッチャー米オールスタークラスを完封。米は日本戦で先発が見込まれるDantrell Willisが先発だけどぴりっとせず毎回失点、リリーフ陣もぴりっとせず5回表までで8-0カナダ。TVアナウンサーもコールドゲームのルールの説明を始める始末。(五回を過ぎて15点差、七回を過ぎて10点差) アメリカがコールドゲーム負け?まったく想定外のことを心配しなきゃならない状況に興奮。
しかし投球制限があるんだけど後続のカナダのピッチャーいるのかな?という疑問に答えるようにその裏USA爆発。おなじみJason Veritekの満塁ホームランを含め6点を挙げて一気に大逆転モード全開。盛り上がりましたねえ。もうカナダ風前の灯モード。
しかしたった二日でこんなに次々盛り上がる野球って凄過ぎる。もう個人的にはWBC大成功。繰り返しますが本当に残念なのは一般米人がこれを見られていないこと。この楽しさはライブで見ていてこそでしょう。

心配通りカナダはもうピッチャーが残っておらず次々とマイナーリーグのピッチャーを繰り出す。
8回にはランナー二人置いてのUtleyのセンター壁際への大飛球、逆転ホームランまた劇場か!と思ったけどぎりぎりで落ちてきてカナダ側のヒーロー、Adam Stern(ランニングHRも打ったし、好補の連発)が壁に激突しながら好補無得点。
それにしても出て来るピッチャーみんなマイナーリーガー、クローザーも1Aのピッチャー。もう猟られる気分。それが米代表のMLBのスター連中を抑える快感。楽しい。楽し過ぎる。試合は結果そこまで。両チームともその後無得点で終了。カナダおめでとう。

アメリカにとってはただの一敗ではなく、メキシコ・カナダ戦の結果次第では、最後の対南アの結果に関わらず一次リーグ通過できない可能性まで出てきてまたまた想定外の事態。大ピンチ。いやまあ中ピンチぐらいかな。
戦績タイの場合の順位規定が複雑なのがまたナイスなスパイスとなってますね。

Mexico vs. USAも好勝負

Zambranoをつぎ込んできたMexico。アジアラウンドで韓国x台湾戦が次のラウンド進出のキモになるゲームで、韓国が持てるベストの投手を惜しみなく使ったように、Mexicoもカナダ戦にベストのピッチャーを残すのかと思ったらZambrano使っちゃったですな。

そのかいあってか米国を2本のソロホーマーに抑えることには成功したものの、打線の方がふるわず。いやふるわずというよりは実力なりでしょうか。優勝候補のチームに比べればかなりネームバリュー的には落ちる打線だし。
この試合は前半見てないんでこの前も見たことないと言ったJake Peaveyをまたも見損ない。

Puerto Ricoはパナマに競り勝ち。いい試合だったらしい。
カナダはなんと南ア相手に苦戦中(5回で3-4)。イタリアはオーストラリアに完勝。なんか開幕前は南アとかイタリアとかもう数合わせでいるだけのように言われていましたがこの辺がアップセットで勝ったりするといい。一発勝負はなにがあるかわからないというムード高まる。

特に相手チームが焦点合わせて特攻ローテにして向かってこられたら米国だろうとDominican Rep.であろうと鉄板ではあり得ないわけで、そう考えたら気分が盛り上がってきました。

WBC Dominican Republic vs. Venezuela いい!

前売りで完売した一次リーグ屈指の好カード。
いや~。ムードいいですね。
MLBのスター選手がそこら中にいるのももちろんですが、応援団が熱い。普段のMLBでは見られない陽気かつ熱いラテンな両チームの応援団、スタンドのそこここで揺れる両国の国旗がムードを盛り上げること盛り上げること。

Dominican Rep.の方はManny Ramirezが辞退、Vladimir Guerreroが家族の事故死で欠場とスーパースターメンバーが二人欠けたもののそれでもバッティングオーダーの豪華さはすごい。1番から6番までMVPクラス、HRキングクラスの選手ばかり。Guerreroは二次リーグ以降まだ復帰の目もありさらにグレードアップの可能性あり。おなじみSammy Sosaも抜きでこれだからね。

パワフル打線はすごいけど、ここMLBのクローザーがいないんですな。文句なく優勝候補ではありますが先行しても逃げ切りに不安が残るところ。今日みたいに打線の方でだめ押しできればいいですが。

Venezuelaの方もDominican Rep.ほどのスーパーの付くスターはいないもののおなじみのMLBプレーヤーたちで固めてます。

試合もVenezuelaの投手陣が踏ん張り点はそれなりに取られながらも接戦に持ち込み、7回のセンター越のフェンス先端に当たる二塁打(ホームランに見えましたが。HRなら同点の一打)で一転差まで追いすがる。最後は9回表にDominican Rep.が爆発して突き放して11-5と大差になったけど内容は熱戦。
戦前は仕上がってない選手がまだいるとかいろいろ言われていたけど、攻撃でも守備でもまったくそういうのを感じさせないプレーの連続。

Dominican Rep.は上記の通りRamirez、GuerreroというMLB屈指の強打者は失ってドリーム打線ではなくなったものの、その代わりに外野守備が整ってチームのバランスとしてはよりよくなったかも。センターのTaverasって選手、知らなかったけど凄い肩してます。センター最深部でキャッチしてるのに二塁ランナーがタッチアップできない。凄い球が返って来る。

やっぱり真剣勝負+国のプライドがかかるといいですね。

WBC日米戦先読み

いよいよ米国内で開催される3プールが今日から開始。

一部の先読みだと「日米がそれぞれ一次リーグを首位で突破した場合、日米戦での対戦ピッチャーは剛球派のJake Peavey (San Diego Padres)、1点勝負」とか予想やっていたみたいですが、結局日本は韓国に破れて二位通過。

米国が予想通り一位通過となるとDontrelle Willis(Florida Marlins)との対戦にずれるわけですね。Dontrelle Willisは好きな選手なんです。変則モーションで一度見れば忘れないタイプ、左の速球派。明るいキャラクターと跳ねるような躍動感がベースボールの楽しさを感じさせる好選手だと思ってます。いまどきのMLBには珍しい先発完投が多いのが特徴。調子さえよければ85球というWBCの投球制限いっぱいまで楽々ペースを維持するはず。
Peaveyは投げる試合を観戦したことがありません。


ちなみに日本唯一のメジャーリーガー、イチロー選手の場合
対Peavey 12-3 三振1、対Willis 4-1
まあ二人ともナショナルリーグのチーム所属でイチローとはリーグが違うし、同リーグでもチーム数が多いため地区が同じでないと何度も対戦することもないメジャーリーグのことなので傾向を量るには十分な資料とは言えないでしょうが傾向はいくらか伺えます。

Peaveyは元々三振の多い投手で、投球回数よりも三振の数が多い投手。その相手に12度対戦して1三振ということはイチローのバットコントロールで当ててはいるということ。アメリカ人好みの野球に対するアンチテーゼ=日本のスモールベースボールの真価を問うにはもってこいの相手か。

Willisはそこまでの三振奪取率の高さはありませんが、脚を高く上げる変則モーションで幻惑するのか対左バッターに限ってはPeavey以上の三振奪取率。元々開幕ダッシュ春先に強く早く仕上がって来るタイプでもあり、WBCに絶好調で入ってくれば難敵ではあります。持ち球は少なくチェンジアップとスライダー。でもスライダーは見せ球でストライクゾーンにはあまり投げてきません。それにひっかからなければ日本勝機あり。
逆に調子のいい日に当たったら完封も覚悟。ばんばん投げてきますよ。

Peaveyは実際に見たことがないのもあって、日本対Willisの試合が見たいですね。ということで米代表の一次リーグ全勝突破を希望。

Bubble Watch そろそろヒートアップ

WBCがなければほぼこの時期アメリカのスポーツニュースのダントツの話題はNCAAバスケットボールトーナメント「March Madness」の出場校選び。
さすがにWBC米代表の招集がかかったこの週末からはWBCの話題が増えてきましたが、それでもおなじみのBubble Watch(出場枠に漏れそうorぎりぎり入りそうな学校の動向ウォッチ)に言及しなくてはアメスポを見誤ります。
毎年この週は出場校読み、シード順予想で盛り上がるのが正しいアメスポファンですよ。


Florida Stateが先週全米1位だったDukeを堂々に寄り切り、選に漏れそう→ほぼ当確レベルにアップグレードしてきたのが目立ちます。前にも書きましたがDukeはなぜかFlorida Stateに弱く、今年の一回目のホームアリーナでの対戦でも延長戦にもつれ込んでの1点差辛勝。リバウンドでFSUに押されまくって苦戦したんですが、二回目の対戦ではまたもその弱点を突かれ、お得意の3ポイントシュートの雨も期待通りには降らせられず、敵地で完敗。その週末、North Carolinaとの再戦でも完敗、今季初の二連敗となってトーナメントでの第一シード黄色が灯ったかも。

Dukeがここへきて低調なのもそうですが、UNCの盛り上がりようはどうですか。
UNCは昨シーズンの全米制覇したチームから大幅に入れ替えした若いチームなんですが、フレッシュマンのTyler Hansbroghが1年目で早くも爆発、Georgia Tech戦では40得点。優男顔に似合わぬ上半身の強さゴール下での存在感の高さが光るプレーぶりで「再建の年」のはずのUNCを引っ張っています。

とてもフレッシュマンとう感じではなく、リバウンドに強いだけでなくゴール下の乱戦でもなぜか、という感じでいつもボールを拾って来る。強さだけの剛という感じではなく体の大きさに似合わないハンドリングや身のこなしの巧みさの柔の面もあり、これは来シーズンが楽しみどころではなくポストシーズンで一気に全国区のスターに飛び出して来るの確定的。
他のメンバーからみても今年のMarch Madnessの結果がどうあれ来シーズンはUNC、シーズン前のランキングからトップ級扱いになりそう。

ところでカレッジで活躍するとすぐにNBAドラフトが、という話になりますが、Hansbrogh(ハンズボロゥが発音近いです)の場合今シーズン後にはルール上NBAには行けないので来シーズンも見られます。大学に入った選手は入学から二回目までのドラフトにはかかりません。


カンファレンスごとに見ると例年は6~7校を送り込むACCは上記のFlorida StateがDuke喰いでやっと5校目の枠に入り込もうというところでかなりの不振。
一方マイナーカンファレンス(通常mid majorと呼ばれる中位グループ)Missouri Valley Conference(MVC)からは5校が出場の可能性ありと予想されています。3校ぐらいまでならマイナーカンファレンスでもしばしばあるんですが5校となるとこれは異変の類い。

その他で目立つのBig Tenが大量に出場校を生み出しそう。バスケでは通常目立たないOhio Stateがカンファレンスを制覇したことでBig Tenバスケの常連校とともに厚みを増した感じになりました。昨季はBig Tenはレギュラーシーズンで突出していたIllionisを除いていまひとつだったんですがNCAAトーナメントでは好成績。今季は逆にレギュラーシーズンで各校かなり勝ち込んできたわけですが、トーナメントでどのぐらいやれるか。


昨年のMarch Madnessは例年よりもアップセット(弱小校による常連校や上位校喰い)が少なく盛り上がりに欠けましたが今年はどうですかね。
記事検索
最新コメント
LINE読者登録QRコード
LINE読者登録QRコード
メッセージ

名前
メール
本文