アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

MNT x Brazil代表@Chicago

おもしろい試合でしたね。なかなかないほど最後まで楽しめる試合。さすがブラジルと感心できる場面が山盛りの中、米代表もいいところがいろいろ出てよかったと思います。米代表がLandon DonovanのコーナーをキャプテンCarlos Bocanegraが合わせて先制。さらに米代表がかなり激しくボディチェックを繰り返したためセレソンの闘志に火をつけてしまい激しい試合になりました。

ブラジルが自軍ペナルティエリアから9人つないでKakaのシュート(GKから跳ね返ったのがDFに当たってオウンゴール)、RonaldinhoのファーポストへのコーナーキックにLucioがズバリ頭で合わせての逆転弾、Ronaldinhoのフリーキックが壁越しにゴールに突き刺さる、対する米代表もDF Steve Cherundoloが深くまで持ち込んでClint Dempseyが決める鮮やかなゴール、と見所いっぱいの試合になりました。収容6万超のスタジアムに43,000人を集めてまずまずの盛況。なんでも前日のブラジル代表の公開練習(有料)も二万人集めたそうです。さすがブラジル代表となると他の国とはわけがちがいますな。
試合内容もこれだけいいとあのチケットの値段でも十二分に見合ってます。


米代表の方ですがDempseyをFWとして起用という布陣となりました。確かにDempseyは今の米代表のベストプレーヤーで、イギリスに移籍になって以来初めて見ましたが貫禄出てきましたね。元々アメリカ人プレーヤーとしては球際に強い方でしたがEPLで揉まれて一段といい感じになってきました。体格的に劣らないセレソン相手ならひけをとりません。ただ今日も鮮やかなゴールは決めましたがこの男にストライカー役を期待しなければならないのが米代表のつらいところ。他にいないからね。

過去代表の中心選手だったLandon Donovanをトップ下から右に移動、左のDaMarcus Beasleyと共に攻撃の核にしたいという思惑のようでしたがBeasleyがまたもよくない試合。いったい彼はどうしてしまったのでしょう。2005年頃までは代表の星だったのが昨年来見るたびにがっかりさせられてます。プレースキックやフリーな状態からのキックでもどこへ蹴ってんの?というのが多すぎ。今日はTV解説にもボロカス言われてしまいましたね。Beasleyは現在スコットランドのNo.2チームであるRangers所属ですが、いったいこのプレーぶりで彼の地ではうまく行ってるのでしょうか?
米代表の左ウィングではEPL Reading所属の左利きBobby Conveyが私の好みなんですが、Conveyは途中出場したもののこちらも冴えず。動き自体はよさそうだったのですがチームメイトの動きが見えてない感じでした。代表自体が急造チームだし、もちろん相手はブラジル代表なのですからそうそううまくはいかないのもしかたないのでしょうが。

全体としてみれば米代表、今日はよくがんばったと思います。先発10人が欧州組(DonovanのみMLS所属)、Donovanにより自由なプレーをさせるためにMFに若いMichael BradleyとBenny Feilhaberを起用しましたが大きな破綻なく(もちろん相手はRonaldinhoその他の特殊なプレーヤーたちなので完封などはムリですが)こなせてかなりの収穫なのではないでしょうか。バックラインも破綻なくまずまず。
ただいまの布陣で攻めの厚みまでこのMFやDFに求めるのは荷が重いか。どうしても前に行けない(というかアメリカサッカー全体の悪い習慣で後ろの選手がぜんぜん走り込まない)のはいつも通り。
その中でDFのCherundoloが少ない機会をものにして深く持ち込んでDempseyのゴールにつなげたのは自信になるんじゃないでしょうか。世界最強ブラジル相手にもああいいう形ができるんだから今後も意識的にもっと多面的な攻めを米代表には試してもらいたいです。

カレッジフット二週目

Michiganが連敗、それも完敗。負け方があまりにもバカ過ぎ、先週もAppalachian Stateのディープパスになすすべなくやられましたが今日もOregonのWRがひたすら真っすぐ走るだけのプレーをまったくカバーできないままのTDなどボロボロ。先週は気のゆるみだとか準備不足だとか様々言い訳もつけようがありましたが、ここまでダメではディフェンスのコーディネータはクビ確定、もしヘッドコーチがそれを拒否すればヘッドコーチ自身がクビの対象でしょう。あまりにも負け方が無様過ぎ。その上主戦QB Chad HenneとRB Mike Hartが相次いで負傷戦線離脱ですでに崩壊状態。
同じく連敗スタートの名門のNotre Dameはとりあえずボロ負けではなかったですがこちらも冴えない。二週間後のMichigan x Notre Dame戦がありますがそこまで両校コーチ陣生きながらえているでしょうか。

没落した名門はともかく、それ以外でも上位校が冴えません。Ohio State, Auburn, Texas, West Virgina, Wisconsinそれぞれ後半かなりの時間帯まで格下校を突き放せない試合ばかり。特にTexasは大丈夫なんでしょうか?超速RBを擁してるのにそれを生かし切れてません。West VirginiaもMarshallあたりを相手にあれだけ失点してしまうのはちょっと。QB
WhiteとRB Slatonもかなり抑え込まれての苦戦でした。
上位で納得の開幕二週と言えるのは2位LSU(9位Virginia Techに快勝、これはすごかった)、4位Florida、5位Oklahomaの三校でしょうか。今週お休みだった1位USCを含めても四校のみ強しとの印象。LSUが攻守に凄みあり、プレシーズン投票という投票者の妄想を前提にしなければLSUが一位なんでは?

四強以外では21位Georgia Techが実は充実してる可能性があります。プレシーズンの順位が低く、かつMiami(FL), Virginia Tech, Florida StateのACC三強がすでに評判を落としてるACC所属のためランキング上は苦戦が予想されますが注目に値するシーズン幕開けに見えます。次週のBoston College戦が注目の試合になります。

Kaka インタビュー

US Soccer公式サイトにサッカーブラジル代表Kakaの最新インタビューがmp3でアップされていますね。タイミングはセリエAの開幕戦(Kakaがスコア)の後に行われたもののようです。
ブラジル代表と米代表の試合がこの週末日曜にシカゴでの試合が組まれています。米代表は今年北米チャンピオン(Gold Cup優勝)、ブラジルは南米チャンピオン(Copa Americana優勝)ということで「南北アメリカ王者対決」と煽っています。米代表がそのブラジルが勝ったCopa Americaにも参加していて一次リーグで三戦全敗ですごすごと帰ってきたことは内緒です。
今回のブラジル代表遠征はその後水曜日には対メキシコ代表の試合@Foxboroでと二試合が予定されています。メキシコはCopa Americanaの一次リーグでブラジルに2-0で快勝してますのでブラジル的にはこっちの試合の方がプライドが懸かるか。

米代表との試合はESPN2で全国放送が予定されています。時間帯はNFLの開幕週の裏番組ということで一般スポーツファンの観戦はまったく期待できませんが、次に対メキシコ代表戦も控えていることもありヒスパニックの視聴も期待できるのでサッカー番組としてはそこそこの視聴率を出すのではないかと予想します。チケットの方は高額の席は早々に売切ていましたね。スタジアムは二試合ともNFLの六万人超収容の巨大スタジアムです。

ブラジル代表は代替わりの時期でもありますが今回の遠征はKaka, RonaldinhoらCopa Americaには出なかったスター選手も入れたなかなかの顔ぶれ。

対する米代表はほとんどを欧州組で固めた布陣。シーズン中のMLSが国際マッチデーを無視してスケジュールを組んでいるため国内組を招集しにくかったんでしょうね。
例外はフォワード陣で4人招集の3人がMLS組。特に目立つのはDavy Arnaud (Kansas City Wizards)。なにゆえこの選手かと言う感じですがKansas Cityファンあたりに言わせると同じチームのエースフォワードEddie Johnson(も今回招集されています)のベストパートナーとしての選出であろうとのこと。もし本当にそういうことであれば優先してこの日曜日にArnaudとJohnsonを同時起用してくるのかもしれません。うがった見方をすればこの週末にKansas Cityは試合がないので呼びやすかっただけでは?という気もしますが。
期待されたEddie Johnsonが伸び悩みで米代表のストライカーは将来の展望がないですね...こういう機会に思い切ってJozy Altidore (New York Red Bulls)あたりの若手起用という手はないんでしょうか。


尚、Kakaの英語は英語国に住んだ事のない外国人としては立派なもので、週二時間英語のレッスンを受けているそうです。リップサービスもあるでしょうがキャリアの晩年ならアメリカでプレーしてみたいねとも言ってます。インタビュアが「もし来るならどこの都市がいいですか?」とすかさずツッコミいれているのも笑えますが(このひとはMLSのスパイですか?)、New YorkかLAかなってことでした。まあ普通外国人はその二都市の名前がぱっと浮かぶでしょうけれどね。

Appalachian State症候群?

カレッジフットボール二週目が始まりました。
全米ランク6位/8位のLouisville Cardinalsの二戦目、本日の相手はMiddle Tennessee State Blue Raiders (Sun Belt Conference所属)です。
結果は大激戦の末58-42でLouisvilleの豪快勝ち。但し勝ったもののディフェンス大丈夫なのか?という大きな疑問符の付いた試合になりました。

Sun Belt Conferenceは元下位ディビジョンから昇格してきたチームの寄せ集めと言って良くDiv. I-Aの最弱カンファレンス。Middle TennesseeはCBS Sportsあたりのランクでは全120校中(知らないうちに一校増えてました)111位にランクと評価はものすごく低いです。
それが蓋を開けてみたらガッツ溢れるプレーでLouisvilleのハイパワーオフェンスにしっかりついていく。第1Q終了時でLouisville 28 - 21 Middle Tennesseeというスコアで笑っちゃうような展開に。
Louisvilleは一年生の頃からパスの正確さと根性の据わったプレーぶりに定評のあるQB Brian Brohmを中心に先週の開幕戦では73得点を叩きだしたのですが、今日もオフェンスは自由自在、格下(のはず)のMiddle Tennesseeをいいようにあしらって得点を重ねます。ところがLouisvilleディフェンスはいいようにやられてまるでMiddle Tennesseeを止められません。というかMiddle Tennesseeの気合いがすごい。マジでこの試合を取りにきてるという勢いで、この勢いは普通のものではありません。

普通ですねトップ10のチーム相手に試合をしてですよ、試合開始から三分経過してないうちに3TD21点取られたら萎えますでしょう。それがまったく萎えるどころではなくガンガン来ました。何点取られてもガンガン来ます。それは終盤まで衰えず第4Qになって16点差をつけられていて4th downでもFGなんて狙いません。追いつく気満々でガンガンTD狙いに来るんですよ。追いつくって2TD+2ポイントPATが必要なんだけど来るんです。そして実際そこで難しい4thダウンから1stを取ってしまう。見ていてもうスッキリするぐらいガンガン来るんですね。

どうしてそこまでヤル気が出るのか?と言ったらそりゃあ「Appalachian Stateにできたのなら俺らにもできるぞ!」ってことでしょう。ただ気合い入れるのと、本当にやれるんだ!と思ってるのはまったく力の出方が違いますよ。最終的にはMiddle Tennesseeはトータル攻撃555ヤードを記録、42得点。Top10のチーム相手にこれはあまりにもすごいでしょう。大健闘です。
これは怖いですよ。今年は。今週格下相手の対戦組んでるチームも気をつけないとApplachian Stateの歴史的アップセットに刺激受けた連中が120%の力で向かってきたらそうそう簡単にさばけないってことでしょう。結局のところいくら強いチームであってもプレーしてるのは経験の少ない大学生たちなのですから崩壊し始めたら止まりません。
(ClemsonのHC Tommy Bowdenが余計なコメントをしてますが大丈夫なんでしょうか。Michiganの敗戦について曰く「I-AAのチームと試合を組むなら確実に勝てる相手と組まなきゃな」と。Clemsonは来週I-AAのFurmanとの試合を組んでますがこんな余計な事を公言したら相手を燃えさせるだけでしょう。それにFurmanは数年前にもRutgersを破ったI-AAの常連優良校で今年もI-AAのトップ10に推されている学校。ClemsonがMichiganより明らかに強いとも思われませんし、こういうコメントを出したら自軍の準備が焦点合わないですよ。やっぱボンボンなのかなという感じがします)

それにしてもBrian Brohm率いるLouisvilleオフェンスはすごいです。昨年も凄かったですが今年はまた輪をかけてきました。Brohmの最終年ということもあり今年こそBCSボウル進出を、あわよくば全米制覇をということでしょう。トータル700ヤード超の容赦ないオフェンスで押し切りました。58点取りましたがこれは後半、あまりに自軍のディフェンスがどうしようもないのでオフェンス側が意図的にパスを減らして時間消費に走った結果で、もしあのまま前半のように攻撃していたら先週同様70点コースだったかと。
超強力オフェンスに引きかえディフェンスの脆弱さはこの先が危ぶまれますね。手のかかったタックルを逃すことが多すぎる。Louisvilleのスケジュールは例年通りマイルド風味でこれと言った強敵は@West Virginiaぐらいですが、WVの強力コンボ=QB Patric WhiteとRB Steve SlatonにかかるとこのLouisvilleのディフェンスの状況ではとんでもない点とられますよ。もの凄い取り合いの試合になりそうです。11/8のBig Eastの本命同士の対決まで両チームとも全勝で抜けて来れるでしょうか。

プレーオフ文化 マイナースポーツでの発展

アメスポのひとつの特徴としてプレーオフ文化というものがあります。
プレーオフという「仕切り直し」のミニシーズンを作ることでそのスポーツ全体を盛り上げる手法。これがなんとも麻薬のように効果的でアメスポに蔓延しています。プロ4大スポーツ+カレッジ2大スポーツのメジャースポーツの中でプレーオフ制を敷いていないのは我が愛するNCAAフットボールのみ(伝統的にボウルゲームという「ポストシーズン」はありますが、プレーオフはありません。くどいですが私はカレッジフットのプレーオフに大反対論者です)。

最近ですと今年からPGA(男子プロゴルフツアー)もプレーオフやってるんですね。なんだかとてつもなく判りにくいシステムですが、とにかく経営サイドがプレーオフという金のなる木をゴルフの世界にムリヤリでも作ったという努力の跡はひしひしと感じられる代物で只今開催中です。あんまり盛り上がってるようにも見えませんが。
タイミング的には年間優勝者(と言っていいのか?)が決まるのはNFL/NCAAフットボールの開幕とMLBのプレーオフ開幕の間という間隙を突く設定で、PGAの経営者はよくアメスポの現状を把握して設定したんだなぁと感心できます。これがファン層(年齢層が高い)に受け入れられるのかどうかは数年やってみないとわからないんでしょう。ファン層が新しいものに拒否感を示しやすい層でも果敢に新しいシステムを作ってみるというのがアメリカらしいなと思います。
これがうまく行くようだと成熟した他のツアー型プロスポーツ(テニス、モータースポーツ)も今後同様のフォーマットを追従する可能性が出て来ます。プレーオフ文化の蔓延ですね。それだけプレーオフって儲るのでしょうね。


またプロサッカーのMLSもプレーオフを実施しています。これは(たぶん)世界中で唯一のプロサッカーリーグのプレーオフ戦。こちらは残念ながらあまり儲っているようにも見えませんがとにかく設立以来、保守的なサッカーファンから罵倒を浴びつつ継続しています。

全13チーム所属で8チーム参加のプレーオフというのはいかがなものかという感は強いですがシーズンの設定としてはすでに定着しており、しょうがないでしょうね。
MLSの場合、経営実態として下部リーグとの連携がなく(MLSという名の一つの会社、各チームはMLSという会社の部門という構成)降格がないですからプレーオフ争いを導入しないとトップ間近のチーム以外は早々にリーグ戦を戦う動機が消失していまうという問題があるんですね。その意味でもプレーオフは外せないか。この辺はMLSの特殊事情として許容すべきという感じがします。
(例えば欧州だと降格以外にChampions League出場枠争いという要素がありますが、米州ではそれはほぼないも同然)

MLSのプレーオフ制は年々細かい変化があって最近はなかなかいい設定に練られてきた感がありますね。例えばプレーオフへの進出権ですが、勝点が同点だった場合、通常のサッカーの世界ですと得失点差で上下が決まるものですが、MLSでは同点チーム同士の直接対決での勝敗で順位を決するというルールになっています。
この設定が現在進行中のMLSのプレーオフ進出争いでは以下のように生きています。

8チームプレーオフ進出の7位につけているKansas City Wizards(勝点33/得失点0)と圏外9位に位置するColumbus Crew(28/-3)を見てみましょう。
勝点で5点、得失点でもColumbusは負けています。得点失点共に少ない傾向のColumbusのプレースタイルからするとなかなかつらい展開にも見えます。世界の他のリーグでなら勝点で追いついても得失点差までは詰められないかもしれないと見えるわけです。

ところがMLSのプレーオフ進出ルールでは得失点差よりも直接対決が重視される。ここまでKCとColumbusは1勝1敗ですが、9/15にもう一試合直接対決があります。その直接対決でもしColumbusがKCに勝ってしまえば得失点差は(この2チーム間では)無意味になります。ひたすら勝点で追いつけばColumbusが順位上優先が確定となるわけです。現在Columbusの方が試合消化がひとつ少ないので、現在5ポイント差と言ってもColumbusにとっての次試合=KC戦にColumbusが勝てば1試合余分に試合を残してポイント2点差、ポイント同点に追いついた場合のタイブレイカーも確保済みとなる重要な一戦というわけです。

この辺のおもしろみが判ってもらえると観戦する側も盛り上がれると思うのですが、いかんせんこのアメスポが年間でも一番混み合うこの時期、MLSのプレーオフの追い込みを報道してくれる報道機関がない。MLSが試合をやってる木曜土曜日曜すべてフットボールの日ですからどうしようもありません。
固定のファンは各種サッカーサイトで情報取るんでしょうが、それですら上記のような細かい解説をするところが余りない。MLSの公式サイトですらその辺の話題が出てこないんですよね。(公式サイトは各チーム平等が旨、個別のカードに肩入れしにくいという事情もあるでしょうが)

徐々にアメスポの一角としても定着、経営的にも安定度が増し各チームの観客動員力も安定してきているプロサッカーなのにせっかくのプレーオフが固定ファンの外への訴求力がないのは残念なところです。
先に例を出したプロゴルフのプレーオフが周到に練られた新しい儲け口だとすると、MLSの方は必要で定着もしているものの儲け口にもなってない感じかなあ。時期的にMLBのプレーオフとほぼ重なり、最強フットボールともスケジュール的に正面衝突だけに今後もMLSのプレーオフは露出としては苦節が続きそうな気がします。
(むしろアメスポスケジュール的に競争が比較的楽な時期に開催だったSuperLigaの方の露出に期待してたんですがね、一般的には認知されないまま終わっちゃいました)

Bowden Bowl IX

月曜日はLabor Dayでお休み、三連休の最終日です。一説にはこの週末が例年全米で一番ビールの売れる日なんだそうです。新学期も始まって学生連中も飲みまくるのでしょうか。なによりもフットボールシーズンの開幕が大きいです。確かにアメリカの次の休みは11月末の感謝祭、その次になるとカレッジシーズンは終了後のクリスマス。寒いしビールの売れ行きはイマイチかもしれませんね。

さてそのLabor Day、カレッジ開幕週の最後を飾るのはヘッドコーチの親子対決=通称Bowden Bowl。Florida State@Clemson。父Bobby Bowden率いる19位Florida Stateが久々の全国レベルの争いに浮上するかと言われるシーズン開幕戦です。

結果は前半一方的に押しまくったClemsonが、後半ガタガタになりつつも前半のリードを守り切っての逃げ切り。Florida Stateはいきなりつまづくことになりました。
FSUは前オフェンシブコーディネータ(=HCの末の息子)を泣く泣く切って迎えた新オフェンシブコーディネータ下での初試合でしたが、前半からつまらないミスが多すぎで準備不足の感が強かったです。後半Clemsonを追いつめたものの一世風靡した1990年代の圧倒的な圧力には及ぶべくもなく、先発二年目になるQBもあいかわらず判断ミスがそこここに見かけられ、ゲーム終盤の追い込みのドライブで時間がないのにボールを投げ捨てずに次々サックを喰ってみたり高校生QBでももう少し気が利いてるだろという内容。今年も苦労しそうです。

ここ数年Bobby Bowdenは見た目からしてめっきり老け込んでしまってます。通算最多勝争いでPenn StateのJoe Paternoコーチを僅か3勝上回ってシーズンに突入したのですが、初戦敗退。PaternoのPenn Stateは土曜日に初戦をモノにしていますので差は2に接近。Joe Paternoが一時期の大不振(2000年から5勝5勝9勝3勝4勝)から立ち直って今年のPenn Stateは期待できそうという評判でもあり、今シーズン中に通算勝利のトップが入れ替わる可能性もあるか。
まあこの争いはどっちが先にくたばるか(失礼)の勝負でもあるんですけどね。5勝前後で競ってる限り、一年余分にヘッドコーチを勤めたらまずそっちが勝ちですから。



火曜日には開幕週の結果を受けての新ランキングの発表があります。もっぱらの興味は「Top5のチーム(Michigan)が一週でTop25ランク外に転落する初のケースになるか?」です。19位で負けてしまったFloroda Stateもいきなりランク外落ちのピンチでもありますね。
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