アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

MLSもプレーオフ間近なんですが

MLSと世界各国のサッカーリーグとの最大の違いはなんと言ってもプレーオフ制。全12チームのうち過半数8チームがプレーオフに進出してMLS Cupを目指して争うという、サッカーの世界のボキャブラリから言っても実に妙な戦いで年間リーグ王者が決まります。サッカーの世界では「Cup」戦というのはリーグ戦から切り離されたものと相場が決まっているわけですが、そこはそれ世界の常識を無視することに馴れたアメリカ、独自の形です。
いわゆるカップ戦としてはUS Open Cupというスポーツニュースにも一切載らない無名のカップ戦もあるにはあるんですが。人知れず今週Chicago Fireが優勝しました=US Open Cup。

でMLSプレーオフの方は12チーム中8チームプレーオフ進出ぐらいで驚いてはいけなくて、つい二年前などは10チームしかないのに8チームプレーオフだった。プレーオフ自体も下位チームもホームでの試合がある(第一戦が下位チームのホーム、第二戦が上位チームのホーム。一勝一敗になった場合は第二戦終了後そのままミニゲームに突入)という上位チームの特典がほとんどない=レギュラーシーズンにほとんど意味がないというすばらしいシステム。

とそこまでしてプレーオフを実施しているというのに、その枠争いの激しくなるこの時期になるとMLSの中継自体が消滅してしまうところからしてマイナー。MLSのESPN系での定時放送はリーグ創設以来毎週土曜日午後なのですが、九月になってカレッジフットボールが始まると毎土曜山のようにあるフットボール中継に押しつぶされてしまってMLS中継が消滅。だからプレーオフ枠争いで盛り上げるということもできなんですね。FOX Soccer Channelの方の定時放送はこの時期もありますが、こっちはESPN2とは違って放送が届いている家庭数がずっと少ないし。
今年ESPN系との長期契約延長決まった中の取り決めで来季以降は定時放送が木曜夜に移動するわけですが、来年からはシーズン終盤見られるんだろうか。木曜夜もカレッジフットボールの中継があるんだけど。それとも来年以降も有料放送購入しないとダメかな。
こういう苦労をしてアメリカのサッカー関係者はサッカー普及に努め、ファンにしても苦労してフォローしてるんですよ。同時期に創設されたJリーグは恵まれてるなあとつくづく思います。


以前の記事を書いたころにはDC Unitedは22戦して2敗とダントツだったのですが、その後少々ブレーキがかかり15勝4敗10分となっています。それでも前半の貯金で楽々と東地区一位通過が決定済み。
プレーオフ一回戦での対戦相手は未定。Open Cupも制したChicago Fireもプレーオフ枠確定。三位~六位までが入れ替わる可能性があり、つまりはまだ東は完全脱落したチームがない状態。

西地区の方はFC Dallasがプレーオフ進出を決めただけで他五チームが残り三枠を争う展開であと三試合。
名門と言って良いLos Angeles Galaxyが最悪のシーズンでほぼシーズン通して最下位を爆走。それでもW杯後はなんとかペースを盛り返して逆転プレーオフ進出もまだあり得る展開。数少ない一般人も名前を知っている現役米人サッカー選手=Landon Donovanが出ないプレーオフというのはマイナスなのでGalaxyには出てもらいたいところですが。

それにしてもよくわからないのがGalaxyの実力。昨年2005年はMLS Cup(=繰り返しになりますがMLSのプレーオフの勝者という意味)とOpen Cupとダブル優勝。今年もOpen Cup準優勝と好成績なのに、なぜか穴の開いたようにMLSの公式戦では勝てず最下位爆走。地力があるのは確かなのでどういう形ででもプレーオフに残ってくれば対戦相手にとってはいやな相手。

健闘している創設二年目の二チーム=Chivas USAとReal Salt Lakeにも地元ファンのため、新しいファンたちをMLSに定着させるためにもがんばって初のプレーオフ進出目指してもらいたいところ。Real Salt Lakeは名前が何度聞いてもアレなんですがチーム自体は創設一年目の去年とちがってチームとして機能するようになってきていたし。個人得点争いでトップのJeff Cunninghamがいきいきプレーしているのが目立ちますが、ワンマンではなく得点できる選手が三人いて見ていてなかなか楽しいチーム。

問題はそういう興味も放送がないとほとんどのひとに届きようがないってことなんですよ。野球とかフットボールなんかは試合を通しで見なくてもスタッツや得点経過をたどってスポーツニュースでダイジェストでも見ればだいたいのところが把握できるけれど、サッカーはもっとスポーツの性格がファジーだから実際に試合を見ないとどっちのチームがどうだったのかわかりゃしないから中継がないのはつらいです。

Yankeesフル装備

昨日の試合でNew York Yankeesは松井、Sheffieldが復帰してからたぶん初めて主力全員を導入した打線を組んできたようですが、あまりにも豪華。そのままオールスター戦でもおかしくない名前が並んでます。

J. Damon cf
D. Jeter ss
B. Abreu rf
A. Rodriguez 3b
J. Giambi dh
G. Sheffield 1b
H. Matsui lf
J. Posada c
R. Cano 2b

先日規定打席に到達していきなりAL打撃成績二位に登場したRobinson Canoが九番ですから。シーズン前からYanksの打線が強力なのは誰もが知っていたのが、Canoが底上げしてAbreuを途中加入させてSheffieldを急造一塁手にしたせいで打線の豪華さはシーズン前の予定を大幅に上回ることに。
守備は不安を抱かせる布陣ですけど守備での失点ぐらい取り返せるような迫力。

守備と言えばなぜにSheffieldが一塁手やってるんですかね?Shefは一塁手の経験がなく、DHのGiambiは基本一塁手。ShefをDHでGiambi一塁の方が自然だとは誰でも気づくと思うんですが。今オフにGiambi放出Shefは残すかもという前触れでしょうか?

MLB プレーオフ追い込み 土壇場七連敗かよ

日本のプロ野球もプレーオフを盛り込んだので1チームが独走してもそれなりに話題作れるようになったようですが、その手のしくみ作りではMLBはなかなかよくできていて、毎年必ずどこかのディビジョンで最終週までもつれます。

今年も残り一週間になってもプレーオフ進出全8チームのうち2チームのみ確定。特に分からなくなってきたのはNL中地区。つい先週8.5ゲーム差つけてもう決まりに見えたSt. Louis Cardinalsが二位のHouston Astrosとの直接四連戦で四連敗したのを含めて七連敗中、追うAstrosの方は七連勝中で残り六試合で1.5ゲームまで来てしまいました。もう直接対決はないのでSt. Louisの優位は動かないものの、明日もNL西トップでそっちはそっちで最後の振り切りに真剣勝負状態のSan Diego Padresとの対戦が待っている。予断は許されないところ。ここへ来て七連敗となると冷静に見ていくらまだ有利であってもとてもそうは思えない追いつめられた気分でしょう。盛り上がってきました。
もしAstrosとCardinalsが勝敗で並んだ場合の1試合での決定戦のホームチームを決めるくじ引きがあって@Houstonでと決定。くじ引きでも負けてるし。

春のWBC後、半引退状態だったRoger Clemensがシーズン途中でHoustonを選んで入ったときは、なにやらダメそうなチームを選んだね?と疑問だったですがここへ来て最後の登板=金曜日の@Atlantaまで真剣勝負で登板できそうです。もしHoustonがNL中地区を大逆転勝ちしたらプレーオフ一回戦の第二戦で@New York Metsに登板という順になるはず。現役のほとんどを過ごした東部で最後まで見せ場が回ってくるというのがスター選手の巡り合わせなんでしょうね。

Matt Leinart NFLデビュー当確

Arizona Cardinalsが先発QBの入れ替え発表、USCニア三連覇の立役者Matt Leinartが今週末の@Atlanta Falcons戦で初先発起用が決定した模様。まだオフィシャルサイトでは出てないですが。

大学のスターQBがNFLで即戦力になることは多くないですがプレシーズンでの落ち着き払ったできを見る限り破綻なくデビューするんじゃないでしょうか。ここまで先発のQB Kurt Warnerは元MVPではあるもののここ数年の実績みてもLeinartが育つまで取りあえず先発させているという感が強かったから降格もしかたのないところ。

Arizona Cardinalsはオフェンスに大学時代にプレーを堪能させてくれたスター選手を大量に抱えているので大学フットボールファンの私からすると楽しいチーム。WR Larry Fitzgerald(Pittsburgh), QB Matt Leinart(USC), QB John Navarre(Michigan), RB Edgerrin James(Miami-FL), RB J.J. Arrington(Cal), WR Anquan Boldin(Florida State)。それぞれが大学時代の好ゲームを思い出させてくれる好選手たち。
チーム全体としてはすぐにNFLで勝ち込めるような態勢にはまだないんでしょうがこれから数年楽しみにしたいチームです。 続きを読む

フットボール New Orleansに帰還

ハリケーン・カトリーナで甚大な被害を受けたNew Orleans。街の復興のシンボルとして短期間に大改装をほどこされたLouisianna Superdomeのこけら落とし。New Orleans Saintsにとっては2004年のシーズン以来の初のホームゲーム。

試合前のU2とGreen Dayのショーはイマイチ。まあああいう形でやるのは難しいね。U2の方はああいう短いTVイベント向け演奏馴れしてるだろうけど、Green Dayの方はBilly Joeの声の調子もよくなかったし。彼らはいつもステージに出る前にばんばんにハイプアップしてから突撃していくバンドだからいきなり、それもスローな曲(Wake me up when Sepember ends)で始めるのは彼らのやり方じゃないし、せっかくのこういう場だったのにコンディションよくないパフォーマンスを全国にさらすことになってしまったのは残念。とは言ってもこういう場だからAmerican Idiot(最近のツアーのオープニング曲)をやるわけにいかないしな。


さて人気者Saintsの今年のドラフト一位RB Reggie Bushが試合でボールに最初に触ったときにはすでに6分半経過後、7-3でSaintsリード。SaintsのパントブロックからのTDがあったのでSaintsのオフェンスは試合に入れなかったから。それにしても試合開始前からずっとBushは顔がテンパっていた。あそこまで入れ込んでいるとマズいんじゃないかと思ったら最初のプレーですぐにサイドラインへ直行。入れ込み過ぎだね。

Louisianna Superdomeの新しい芝は問題あり。滑る選手が続出。ビジターのAtlantaだけではなくホームの選手たちもコケたり、Reggie Bushも切り返しでまったく踏ん張れなかったり。
改装前のSuperdome、私、フィールドに降りたことあるんですよね。もうねフィールドが異様なまでに硬くてびっくりしたものです。こんなところでフットボールすんのかよと。他のスタジアムのフィールドと比較してもバカ硬い。コンクリートの上にいきなり人工芝を敷いてでもいるのか?これじゃあフリーエージェントの好選手がNew Orleansに来るわけないよ弱くて当たり前と納得したものです。最初にSuperdomeが完成した当時の人工芝は例の簡単にやけどしちゃう最初期のものだったし。それが今回の突貫改装工事(それも全額税金で)で全入れ替えになったのはSaintsにとってはラッキーなわけで多少の足場の悪さぐらいは文句を言うには当たらないのかもしれません。

後半はSaintsが最初のドライブで長々とポジションキープして、Atlanta QB Micheal Vickが後半初めてボールに触ったときはすでに8分経過後、Saints20点差リード。そのままNew Orleansが押し切りホームへの帰還を飾りました。Micheal Vickは先週は100ヤード以上走りまくって快勝してきたんですが、この試合ではNew Orleansディフェンスが完封。走らせてもらえない投げるところもない。終わってみれば試合最初のポジションでのパントブロックから試合通してNew Orleansのいいところばかりの一方的な試合だったですね。オフェンスではパワーFB/RB Duece McAllisterのよさが目立ったか。BushとMcAllisterというコンビはMcAllisterのTampa Bay時代のコンビバックWarrick Dunnとのペアよりもいいバランスかも。

これでNew Orleans Saintsは開幕三連勝。チケットの方もチーム創設以来初めてシーズン前に全戦全席売り切れとなったそうで災い転じて福となす状態。ただ観客席見ても去年のハリケーンのときの難民になっていたひとたちとはまるで違う人種が席埋めてるんだけどね。それは言わない約束かな。

新格闘技番組 IFL

チャンネルサーフィンをしていてInternational Fight Leagueという総合格闘技番組をやっていたのを発見。
見たら日本の選手が出ていたんであとで調べたら新日本プロレスの選手なんですな。日本人離れしたすごい身体してるからただものではない、それにしては名前聞いたこともないと思ったらプロレスの選手ですか。納得。アマレス出身のKazuhiro Hamanaka選手、コンディションはよさそうだったのに短時間でフロントチョークでタップアウト。ちょっとアマレス式のタックル正直過ぎ。アメリカ人選手はレスリングが普及しているせいもあってレスリング出身者でなくてもタックルの受け馴れしているからな。

選手たちは基本的には無名だと思われる選手がほとんど(私が知らないだけかもという可能性も否定しませんが)。先行するUFCやPRIDEと違うのはチーム制になっているところ。なかなか制作的にはうまい設定だと思います。個人名で視聴者を惹き付けるのはなかなか宣伝大変だし、カネや時間かけてそういう宣伝してもその宣伝効果は選手個人の資産になっちゃうんだよね。せっかく持ち上げても将来的に持ち上げた有力選手の離脱などがあった場合団体のダメージが大きい。チーム制でファンに売り込んでおけば離脱のダメージを抑えられる。8チームあり、各チームに五階級の体重別に選手を配置というしくみ。このチーム制+体重別選手配分というパターンはReal Pro Wrestling(プロのアマレスリーグ)でも採用されてました。

放送はPRIDEも放送しているFOX Sports系ですね。前にも書きましたがFOX Sportsは今年は随分PRIDEのダイジェスト番組を積極的に流していたので、こういう別系統の格闘技番組を放送するのはちょっと意外。調べたらこの日が完全な初物、初放映だったようです。

以上の状況証拠からするとFOX Sportsは放映権を獲得しているPRIDEの価値は認めつつも外資(アメリカから見れば)のPRIDEとのビジネスの進展具合にいまひとつ不満で自前の格闘技団体を持ちたがっているというところでしょうか。そしてそれを作ろうとすると割と簡単に人材を確保できるだけの潜在プロ格闘技志望者は国内にいると。8チーム各五名だから40人を短期間で揃えたということだからね。
提供がXBOX360ということはXBOXは知名度のあるPRIDEやUFCを独占コンテンツとして獲得できてないんでしょう。それに代わるとりあえずの独占契約可能な格闘技ソフトの橋頭堡としてこういう新興リーグをサポートしてるんだろうな、という辺りまで推測。
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