アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

Hope Solo言っちゃったみたいですね

昨日の女子米代表の大敗の後で、先発を外された正GKのHope Soloがチーム批判をバーンと言ってしまったようです。「もう今は2004年じゃないんだ!いいかげんにしてくれ」と吠えたと。
その後速攻で撤回・謝罪のコメントもチーム広報から出ましたけど、これは仕方ないでしょ。誰が見てもおかしい入れ替えだったし。それ以前にいまの米代表のメンバーは昔の黄金時代のチームと比較されることにうんざりしていたしね。うんざりしている、その当時の生き残りのBriana Scurryとの交代を突然命じられて、チームはなすすべなく完敗では腹に据えかねるのは当然。試合中も憮然、試合後は涙目だったSolo。彼女が悪いとは思えないですね。

Scurryにしたところで、ここまでほとんど重要な実戦はSoloがプレーしているところに急にお鉢が回ってきてのこの大敗でなんともバツの悪いことになってしまいました。監督がもしScurryを代打として使うつもりなら予選段階でもSoloとScurryを併用しておくべきでしょう。

コメントは撤回されたもののSoloの本音コメントに抗うことは難しいからScurryはもう次はなくなったんじゃないかな(日曜日の三位決定戦はありかもだけど)。これで女子代表の黄金世代は完全終了ですかね。女子プロサッカー再興を前に名前の売れたメンバーがいなくなってしまうのは経営的には痛いでしょうが、純粋にスポーツとして考えればもう限界なんでしょう。

Soloは26歳で体格にも恵まれていて顔もモデル系のくっきり顔、将来の代表GKの座は安泰に近いとは思いますが女子は意義のある大会が少ないからね。W杯は四年に一度しかないし世界も強くなっているから今年ほど米代表にチャンスがあるかどうかわからない。来年の北京五輪が近いだけ救いか。

ブラジル女子のスキルに感激

日本で放送になったかどうかわかりませんが、サッカー女子W杯準決勝のブラジル対米代表見ました。結果はブラジル圧勝、4-0で米代表を破って初の決勝進出。
女子米代表の試合は私はかなり見慣れていて(いい時間帯によく放送されています)、フィットネスレベルの高さ、サイズの優位さ、個人スキルはないもののコーチ陣の意図をなかなかよく理解した組織力などかなり高く評価していたんですが、それがここまでコテンパンにやられるんだと驚きました。カード多発の主審に得意のフィジカルなディフェンスを封じられたとはいえ。

それにしてもブラジルの選手のボールスキルに感動。なんなんですかあれは。あんなことのできる選手、アメリカじゃいないです。アメリカには女子だけでなく男子でも誰一人としてあんなことできない。これが伝統の力なんだなと深く納得させられました。ブラジルサッカー協会はまったく女子に力を入れておらずこのW杯の予選以前は二年間もブラジル女子チームは試合をしたことがなかったんだそうです。それがこのスキル...セレソンの10番がすばらしく輝いて見えましたね。こいつはRonaldinhoなのかと。
きっとサンパウロやリオの裏路地からアマゾンの奥地から、ブラジル全土のいたる街角にボールを空中で操るキッズが当たり前のようにいて、それを間近に見て見よう見まねで周りの無数の子供たちのスキルが知らぬ間に上がって行く。その中には女子もいたってことなんでしょう。それにしてもすごすぎる。

例えばアメリカならバスケットボールがビルの谷間のアスファルトコートで、郊外の家々の軒先のバスケゴールに向かって知らず知らず個々のスキルをあげていくようなものなのでしょう。ブラジルの街角ではそうやって無数の「未来のRonaldinho」がいて、そのとてつもない数の選手の卵の中から本物のセレソンが生まれて来るんだなとなんか感じ入ってしまいました。



試合としては米代表に疑問の残る内容になってしまったですね。ここまでまったく問題のなかった正GK Hope Soloを下げて、前々回アメリカ大会優勝当時の正GK Briana Scurryを先発起用したのが裏目に出たのが痛い。Soloなら取れそうな(と思わせてしまう)二点目を許して試合の流れを決定づけてしまいました。
これなんでここで変えなきゃならなかったんでしょうね。まさか例の女子プロサッカーリーグ再興に絡んでScurryがまだ現役バリバリだという印象を与えたかったとか、功労者であるベテランにいい(実質)引退試合でもプレゼントするつもりだったか?試合後もコーチ陣からはまったく明確な返事が出てこないのでかなり怪しい馴れ合いだった可能性があるのか。その後の選手交代も二点差三点差つけられているのにバックスの選手を入れてみたり新人を入れてみたりなにをやってるのかさっぱりわかりません。サッカー賭博の胴元に籠絡されたとか?とか勘ぐりたくなるわけのわからなさ。

ここまで痛々しい負け方をした米女子代表を見るのは初めてです。過去の代表の功労者のScurryやLillyあたりはこれが最後の勝敗に意義のある代表戦になると思いますが、それがここまでぼろぼろだと辞めるにもつらいか。
こうなってみると今までアメリカが勝っていた(この試合まで51戦無敗)のは他国よりも先んじて女子スポーツが盛んだったというのが理由なのでしょうね。女子W杯という大会が全世界的に認知されて実際に組織的にプレ-し始めたらサッカー伝統国にはアメリカのフィットネスを凌駕するサッカー技術を持った選手たちがたくさんいたということなのでしょう。

それにしても女子サッカーはおもしろいなぁ。というよりブラジルサッカーがおもしろい?決勝必ず見ようと思います。結局残ったのはドイツとブラジル。堅い組織力のドイツと個人技の華やかなブラジル。男子とまったく同じ構図なのも盛り上がります。

MLB プレーオフ争いの大詰め

American Leagueの方はプレーオフ出場四チームが確定、対するNational Leagueは7チームが四つの枠に殺到する大変な盛り上がりぶり。普段私はNational Leagueの試合はあまり追ってないんですがSports Centerで毎夜詳細に報告してくれるのでいまはわかったようなつもりになってます。やっぱりスポーツって純粋にその試合が面白いという面と、負けられないゲームだから面白いという面と両方あって、後者の面白さは試合放送以外の情報量が大事なんですよね。(先日嘆いたMLSのプレーオフレースの報道・放送のなさとは大違いです)
シーズン中見てなかったので各チームの戦力事情まではわからないですけど、この時期に来て十連勝というColorado Rockiesの追い込みは楽しいですね。松井稼頭央がプレーしてるの久しぶりに見ました。


プレーオフ出場チームの決まったALの方ではNew York Yankeesの13年連続プレーオフ出場が特筆すべきでしょう。
春先のぼろぼろぶり、シーズン通して先発投手に苦心惨憺、締めのMariano Reveraもいよいよ衰えてきて往年の圧倒は望めず、中継ぎも質量とも冴えているとは言い難いチーム構成にかかわらず、強力打線で見事に持ちかえしてきたのはさすが。結局はカネの力ではありますが、今年は生え抜きの若手Melky CabreraやRobinson Canoが低迷した春先から我慢して使ってもらった借りを返すような夏場の爆発で打線を支えたのが印象的。穴の開いた先発投手もファームから上がってきた若手を辛抱強く起用。いつものYankeesの行動パターンだと不安定な先発陣を補強すべくそういった若手の生きのいいのを放出してしまったりするんですが、今年は我慢我慢の補強。唯一狙っていたと思われるリリーフ役のEric GagneもRed Soxとの争奪戦に過剰投資せず。

プレーオフも睨みYankeesには渡したくないとRed Soxは必死でGagneを獲得したものの、結果はご存知の通りまったく役立たずでYankeesの追い上げに協力してしまったのはお笑いですが。その上Gagneはクローザー専門契約をしてるため中継ぎに使うこともできないまったくの役立たず。というかあまりの印象の悪さに本拠地Fenway Parkでは起用すらされないですよね。

MLBのプレーオフのしくみとしてYankeesとRed Soxは一回戦では当たらないのですが、可能性としてALCS(American League Championship Seriesをこう略します)で対戦して、大事な大事な試合で、Fenway Parkで、延長になってGagneが出て来るという場面がぜひ見たいですね。トリックスターとしての期待大。

それにしても苦しい我慢我慢の今年、プレーオフ出場が確定しての会見でJoe Torre監督涙目でした。今年はねぇしんどかったと思います。こういうシーズンでも勝てるのはフリーエージェントで獲得した選手たちのお陰はもちろんですがTorreの手綱さばきあってこそでしょう。この方はコメントも常に的確で大変好きな監督ですね。

スポーツ有料放送の定着による格差化?

先日嘆いたMLSのTV露出のなさの件ですが、その後サッカーサイトで知ったんですがなんとその記事で見られなかったことを指摘したColumbus Crew@Kansas City Wizardsのプレーオフ争い&劇的ロスタイム逆転勝ちの試合ですがMLSの年間有料放送であるDirectKickを購入してる人すらこの試合見られなかったんだそうです。
理由はこの試合はHDNetというハイビジョン専用有料放送で独占放送されたから。一般視聴者だけではなく有料放送を購入してくれるような熱心なMLSファンですら見られなかったという始末。
なにやってんですかね...

カレッジ第四週 

朝ふとTVをつけるとサッカー女子W杯の準々決勝、アメリカ対イングランドの終了間際。3-0で米代表の快勝、イングランドFW Kelly Smithを完封した模様。その後もっと一般人が見られる時間帯に再放送もしていたみたいですが土曜日はそれどころじゃないので内容はわからず。

この時期はもうホント見られないですよ。土曜日はカレッジフットボールで全米優勝争いに意味のある試合だけでもざっと30試合ぐらいある感じで正午から夜までずっと常に10試合ぐらいは見られます。もちろんそれはウチが多チャンネルで契約している+カレッジフットボールの有料放送の年間契約もしてるせいですが、画面分割やチャンネルサーフィンしまくりで三試合ぐらい同時に見てる感じですかね。ホント土曜日は大変です。

今週から本格的にカンファレンス内の試合が増えてきていよいよ各校が振り落とされて行くプロセスに入るところ。
まず最初に転落したのは18位Louisville Cardinals。先週まではTop10校だったのが先週州内ライバルのKentuckyに破れたのに続いてBig Eastカンファレンスの開幕戦でSyracuseに敗戦。Syracuseは過去強い時期もあったんですが現NFL Philadelphia Eagles QB Donovan McNabbが出て行って以来ロクなことがなく低迷Big Eastのさらにその底に沈んでいた近年。ここに負けてしまうのはつらい。Louisvilleの方から見ればNFLで嘱望されている最上級生となったQB Brian Brohmを擁して全米制覇すら視野に入れてのシーズンだったんですが。とにかくディフェンスが崩壊。特に工夫があるとも思えないSyracuseのディープラウトを易々と逃がしてしまうセカンダリは根本から見直さないと。これで第二週のMiddle Tennessee戦から三週連続で38点以上失点とザル状態。今日はオフェンス側も集中力を欠いたドロップパスも見受けられTop25から陥落確定的。最終スコアこそ38-35と見られるスコアになりましたがこれはSyracuseのお粗末な終盤のミスの連発の助けによるもので実際は完敗です。


ザルセカンダリと言えば開幕戦にショッキングな敗戦をしたMichiganが立ち直ってきました。先週のNotre Dameとの対戦を38-0の完勝で乗り切って迎えたBigTen開幕戦=10位Penn Stateを迎え撃っての一戦。主戦QB Chad Henneは今日もユニフォーム姿でなくTrue Freshman QBのRyan Mallettをコーチする形で参加。先週もムリのないフォームから好パスを繰り出していたMallettですがこの日もミスらしいミスなし。体格も大型でMichiganとしては期待の新人、未来の星だったのですがHenneの怪我で一年目から先発することに。デビューしていきなり先発した相手がNotre DameとPenn State、そして両方ともに快勝とは幸先のいいデビュー。
Penn Stateはこっそりと現在の四強(USC, LSU, Florida, Oklahoma)の下につけて行っていればひょっとしたらと思わせたシーズン序盤でしたが早くも土で後退となりました。

BigTenでは9位Wisconsinが接戦をものにして踏みとどまったものの試合内容は冴えず、残る希望はこの日やっと大勝した8位Ohio Stateでしょうか。Ohio Stateはここまでスロースタートな試合の連続でしたが今日はやっと試合開始からギアが入っての文句なしの勝ち。
Ohio Stateの今年のスケジュールは前半がやたら軽いので10月末のPenn State戦前までは8-0で乗り切れる公算が高くうまく行けばその時点ではTop5内4位ぐらいまでは望めそう。その後は@Penn State、Wisconsin、@Michiganと正念場となりますね。


四強では1位USCと2位LSUはそれぞれ持ち味出しての勝利。LSUは強いね。
3位FloridaがOle' Miss相手にもたつきましたが危ない試合ではなかったです。4位Oklahomaは金曜夜の試合で同州内のTulsaを圧倒。圧倒というかあの試合はムリです。ラインのサイズがあまりにも違い過ぎて話にならなかった。Tulsaは先にTDも奪い気合いの入ったプレーをしていた小気味よかったんですが、あそこまでサイズが違って、そこをOklahomaが意識的に突いてガンガン真ん中にランプレーを集中されると耐えきれなくなってしまいました。この辺は残酷です。


あと目立ったところでは学校初のTop25入りした23位South Floridaは今日も快勝、元Miami(FL)やNFL Cleveland BrownsのヘッドコーチだったButch Davisが新たに率いるNorth Carolinaを破って、先週堂々Auburnを破ったのがフロックでないことを示しています。
予想外のSouth Floridaの台頭で来週金曜日の5位West Virgina@South Floridaが注目の一戦になってきました。アメリカでは金曜日の夜はハイスクールフットボールの日という暗黙の了解があって以前はカレッジの試合を金曜日にスケジュールされておらず、ここ五年ぐらいかな?あまり好カードと言えない試合が1~2試合金曜夜に放送されているのですが(TV側の都合ですね)、来週のこのWV@USF戦はたぶん金曜日に行われるカレッジフットボールの最もランクの高い試合になるだろうと思われます。Top5校対Top20校になるでしょうから。

Miami復活の兆し

さて前記事のことがいろいろ報道された試合の方ですが、ホームのMiamiが第1Qの最初の攻撃権で延々9分以上を使って80ヤードを攻め上がってのTD。その後も一方的に攻めまくり前半を24-0、第3Q終了時点で31-0。最終スコアこそ最後にばたばたっと点がA&Mに入って34-17となりましたが内容はMiamiが往年のMiamiらしい豪快な攻めとスピードの乗ったディフェンスでランク20位A&Mを圧倒。特にファンでもなければこれだけ一方的だと最後まで見てないだろうしPollの投票者に強くアピールできる試合で、久々に来週のランキングではTop25に復帰してきそうです。

Miami QB Kyle Wrightは過去見てきたのとまったく違う正確さ(ロングパスでは距離が出なくてTD取り損ねが二つもありましたが)で、彼がこんなプレーができるならば元々メンバーレベルはまずまず揃っているMiamiなのですから見通しは悪くないです。Oklahomaに負けた試合とは見違えるよう。
True Freshman(=この夏に高校から上がってきたばかり)RB Graig Cooper(2TD)の速さはホンモノでこれは強烈。正RB Javarris James (=現Arizona CardinalsのEdgerin Jamesの従兄弟、本日1TD)とのコンボでランオフェンスに久々に光明が見えるか。カレッジフットボールのプロ行きの現行ルールは入学から三年間不可となっていますのでCooperは今年から三年間Miamiの攻撃を彩ることになりそうです。
ただあいかわらずWR陣のドロップパスが多い。これでも減った方ですが3つ4つ取れるパスをドロップ。今日はQBがそれをフォローする好パスを次々連発していたのでその失敗は目立ちませんでしたが。

既に全米ランク3位Oklahomaに完敗しているMiami(3勝1敗)ですから現実的な目標はBCS Bowl出場。今年のACCの現時点での本命Boston Collegeとの試合がシーズン末に組まれていますからこれ楽しみになってきました。
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