アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

Michigan2位残留を精査

昨日も書きましたがMichiganのBCSランクでの2位、下との差はかなり薄い。3位USCとの差は僅か。その差は主にコンピュータランキングで構成されています。BCSの2/3を構成する投票者によるpoll部分は接戦ながらUSCがMichiganを抑えている。それをコンピュータが一致してMichiganを2位に推すことでUSCをかわしてBCSランクで2位という結果にしています。

シーズン通してコンピュータのネームバリューに対するバイアスの少なさは明らかで、例えば投票者はRutgersやArkansasなどに終止懐疑的であったのに対してコンピュータはそういうバイアスがありませんから終盤まで星を重ねた両校を高く評価しました。逆に試合内容で投票ランクが高止まりしていたAuburnやTennesseeあたりをどーんと突き落とすのもコンピュータのやりくち。

BCSの最初期にはコンピュータは各試合の点差を勘案してランク付けを行っていたのですが勝ちチームが20点差の試合で終盤まだ点をしゃかりきになって取ろうとするなど「unsportsman like」な事態を引き起こすとの理由で点差はコンピュータランクに反映してはいけないことになっています。
その意味するところは例えば先週末のMichigan@Ohio Stateは42-39の接戦となりましたが、もしあれが42-0の超圧勝であったとしてもコンピュータランクは現実と同じくMichiganを2位に一致して推すという事態になっていたはずなんですね。もしそんなことがあったら一気にBCS改革議論に直結するでしょうがとにかく現行のコンピュータランキングとはそういうものです。(実際そうなったら投票者ランキングの方で大幅陥落するのでBCSランクでMichiganは死亡ですが)

コンピュータが一致してMichiganを推している理由は
1 負けた相手がダントツトップのOhio State、それもOSUのホームでの敗戦
2 スケジュールが強い。全勝@OSU、一敗の@Notre Dame, Wisconsinを含む。
3 Michiganは12試合消化済
4 ホーム無敗
ということ。
対する3位のUSCは負けた相手がランク外@Oregon State Beavers、勝った相手で一番高いのがArkansasであとは二敗以上ばかり。まだ10試合しか消化していない。といった具合。

「3」の点が見逃され勝ちですがこれはコンピュータはかなり重視します。USCもあと二試合あるし、4位のFlorida Gatorsも二試合(SEC優勝戦を含むので計13試合消化予定)残っている。つまり「3」の部分でのMichiganの優位は自然消滅する予定。
USCは一敗のNotre Dameとの一番が今週末に残っていますし、Gatorsも一敗のArkansasとのSEC優勝戦があるのでそれぞれ「2」の要素も上昇していきます。またUSCがNDに勝ち二敗になるとMichiganの「2」の要素が弱冠後退することにもなる。ND@USCがシーズン前の予想通り(予想とちがって主役としてではないですが)シーズンの行方を左右する一戦となったわけです。

ということからMichiganファンからすればNotre Dameが@USCで勝つ事を期待することになります。4位FloridaはUSCは抜きたいものの、NDが勝つとMichiganの「2」の要素が上昇するため避けたい。できればUSCはND戦にはぐだぐだ勝ち、最終戦のUCLA戦で負けてくれるとFloridaにとっては最善でしょう。Florida自体が残り二試合を完勝して投票者に強い印象を与えて脱落するUSCやNDへ行っていた票をかき集めることができればMichiganに差し勝ちする可能性は残っています。

ネット上の「OSU x Michiganの再戦に賛成?反対?」という投票が各地で行われていますが、BCSランク発表前は再戦賛成がやや優勢だったのが、実際にランクが出てMichiganが2位となったあとは反対派が増えているのもなかなか興味深いです。これから二週間さまざまな議論がされる中で微妙な影響を投票者に与えそうな気がしますね。特に今年は最終投票が公開される予定なので例えば「Big Tenの投票者がこぞってOSUとMichiganを推して対抗馬をあきらかに低くしていた」とかそういう姑息な話が今年は例年より少なくなるはずだし。

Michigan2位残留

出ましたBCSランク。Michigan2位ですね。コンピュータでも異議なしの2位。ただ3位のUSCとの差は僅かなのでUSCが残り二試合を勝ち抜くとUSCに抜かれる可能性あり。

精査してみるとなかなかおもしろいです。
例えばHarris Interactiveでみると2位は満票だと2736pts(=24pts x 114名)になるわけですが、それに対して2位のUSC=2621(115pts不足)。つまりは3位満票以下の数字なんですね。3位Michigan=2600, 4位Florida=2531までが4位x114名分を超えている。つまり2位票が相当に割れていることが確実に読み取れるし、他方この三校のいずれかに5位以下のランク付けをしている投票者もあることがわかります。


最終ランクがどうなるかはこれから二週間のお楽しみですが最終的にMichiganが二度目のチャンスをもらったらぜひぜひいい試合を期待したいものです。今週の繰り返しみたいなのは勘弁。
特に内容のいいFloridaが一度もチャンスを与えられないのと比較するとMichiganがあまりにも幸運であることは明らかですから

それにしてもほぼマスコミも一致してSECが最強カンファレンスと見なしているのに昨年に続いて今年もSECの覇者が優勝戦進出できないとなるとSECは徹底的に割を喰ってる感じになりますね。

世紀の一戦の周辺

さすがに「カレッジフットボール世紀の一戦」と銘打たれた昨日の試合のせいかコメントもいろいろ戴いていますね。
昨日試合直後に凡戦とまで書きましたがOhio Stateの強さは十二分に堪能できた試合だったのでOhio Stateファンには満足なんじゃないでしょうか。点差は近かったけれどMichiganが追いついてくるような感じではなかったし。点差以上の開きは実際に見た方には感じてもらえたんじゃないかと思います。
Michiganのスコアリングドライブは突然来るんだけどそれが散発。


毎年感謝祭前に終戦するBig Ten、その最終戦を飾る一戦といえば全米最大級(一応「級」を付けておきます)のライバル対抗戦のこのOhio State x Michigan。それが初の1位2位での対戦、それも全勝同士ということで前評判がすごかっただけに内容はちょっと物足りなかったですが、それでもまずまずの試合ではありました。

試合内容以上にすごいなと思ったのはこの日の他の試合のスケジュール。
普段東部時間3:30PMキックオフが全国放送の時間帯でだいたいメジャーカンファレンスだけでも十試合ぐらいは平行して行われる(それをチャンネルサーフィンしながら見る)ものですが、この日はもうほぼOSU/Michigan一極態勢で主要な試合がことごとく早番の正午キックオフとナイトゲームに逃避。OSU/Michiganと同時刻でやっていた主要校の試合はAlabama x Auburn, Notre Dame x Armyだけ。これはそれぞれCBS=SEC独占放送、ND=NBC独占放送の契約上やらざるを得ないからやっていただけで、基本的には他の全試合が避けたですね。ここまですごい避け方は初めて見た。ここらへん確かに「世紀の一戦」らしい周囲を歪ませるパワーは感じられましたね。
お陰でOSU/Michiganのハーフタイムにいつものようにサーフィンしようにも他局で見るものに乏しく、逆にナイトゲームの方はやたら盛りだくさんで大変でした。


前評判の盛り上がりも凄かっただけに、もうひとつ内容もよかったら正に歴史に残る一戦を見たという気分になれたでしょうが。試合自体の凄さという点では例えば昨年のNotre Dame x USCなんかは正に試合内容の凄さ自体でモノを言わせたところがありましたが、昨日の試合は設定では盛り上がれたけれど内容はそこまで見合うものではなかったという意味で残念でした。


ところで負けたMichiganは二位に相応しくないのかと改めて考えてみると、確かに強いんですよね。例えばMichigan対USCを考えたらMichiganの方が強そうだ。対NDはすでに決着済み。対Floridaがかなり興味深い対戦になるでしょうが、いずれにせよMichiganが二位だという主張はあっていいと思います。
ただOSUとの再戦反対という意味でMichiganは支持したくない、なのでランキングで沈んで欲しいということです。実際のランクはどうなるかあと数時間で出ますけど楽しみです。Rutgersも負けたから4-6位で収まるぐらいかと思いますがコンピュータがどう数値は吐き出すか。
もし最悪6位であったとしても今後ND x USC, Florida x Arkansasで少なくとも二校は二敗目を喫して落ちていくわけですから今日発表で6位なら4位相当。まだまだMichiganファンにははらはらできるチャンスはありそうです。

接戦だったけど凡戦に近い

2位Michigan@1位Ohio State。残念な内容の試合になりました。最後まで接戦でこそありましたけど内容がいただけない試合。特に後半戦は両チームのミスの応酬になってしまったので競っていたのに乗れなかったです。実に残念。

こういう試合見せられると絶対このカードの再戦のBCS優勝戦だけはやめて欲しいと願わずにはいられません。試合を通してOhio Stateが明らかに優勢だったし、もう決着も着いたと思うので。他のチームにチャンスを与えるべきと考えます。Michiganには明日のランキングではぜひ6位以下に去って欲しいものです。(でも実際は4-5位ぐらいかな)

試合開始のMichiganのドライブは一方的に前進しつづけてTD、対するOSUの最初のドライブも華麗で歴史的一戦が好試合になる期待感高まったんですが、Michiganが失速。OSUが順調にTDを重ねて21-7まで得点差が開いてしまう。前半終了前にMichiganも1TD返してまだまだ後半に期待感を持たせる中28-14。

ところが後半は記録に残りにくいミスも含めて両チームミスの連発。OSUのインターセプトは不運であって責めるには値しませんが、スナップミスで二度もTOをMichiganにプレゼント。二度目のスナップミスなどめったに見ることのできないようなひどいもの。いったいどうなるとああなるのか。
対するMichiganも負けずにお返し。OSUの3rdダウンで1stに届かずパント直前だというのにQBにhelmet-to-helmetのpersonal foulで1stダウンプレゼント。4thダウンでパントするときにオフェンス側センターにこれもpersonal foulで1stダウンプレゼント。接戦で追っているというのにタイムアウトを無駄遣いの連続。二度目のタイムアウトなんかいったいなんのためにとったのか見当もつかない、Michigan HCのLloyd Carrも激怒。当たり前だっての。シーズンの浅い時期ならともかくシーズン最後の試合にこんな凡ミスなんて実質優勝戦に相応しくないなさけなさ。

RB Mike HartやQB Chad Henneがときより素晴らしいきらめきを見せるMichigan、決して弱いチームではありません。それは間違いない。ただしあまりにもつまらないミスが多過ぎる。こういう試合をやってしまったチームに二度目のチャンスを与えることには大反対。そういう意味で評価したくない。Michiganは全米制覇の絶好のチャンスの試合に凡戦をしてそのチャンスをムダにした。それで終わりです。FloridaなりUSCなりRutgersなりArkansasにチャンスを与えるのがフェアというものでしょう。(Notre DameはMichiganに負けているからMichiganと二位争ったらMichiganを抜けそうにないという理由で外しました)

もちろんFlorida以下のコンテンダーのうちどこが来てもOhio Stateの優位は変わりませんけど、少なくともやってないチームの工夫は見たい。それこそ四年前、絶対有利と思われていたMiami-FLを知将Jim Tressel率いるOhio Stateが素晴らしい準備をしてアップセットしたあの試合のような試合が見られるかもしれない。とにかくMichiganとの再戦だけは拒否したいです。

Redsox落札

既にRedsoxが松坂かっさらいに出てくることは本ブログでも予想済みだったわけですが、それにしてもいい金額で落としてきました。気になるのは本命と言われ、松坂受け入れ準備に松坂の先輩なども採用していたYankeesの方の入札額ですね。今回結局Bosoxに落ち着いた(まだ契約交渉が残ってますが)事実、プラスMLBの秘密主義を見るとまた別の疑念も沸いてきましたが。フェンウェイパークの壁にはいったいどこの日本語看板がデカデカとかかるのでしょうか。それっていいことなのでしょうか。

それにしても松坂っていうのはIchiroにえらく思い入れがあるんですね。MLBや日本のマスコミがHideki Matsuiとの対決を煽りたくてしかたなくても、当の本人があっさりIchiroとの対決が一番の楽しみと公言しちゃうわけで。松坂に絡めて日本での人気復活を図りたいMatsui党にとっては出ばなをくじかれた格好。逆にIchiroからは松坂へ「ちゃんと練習して来いよ」というからかいの混じった祝コメントが出るように両想いという感じですね。

松坂にとって来季からのホームとなるフェンウェイパークはとにかく狭い。狭い故にレフトの名物グリーンモンスターも設置されているわけで。防御率などでは苦戦する可能性も高いですが活躍期待したいところです。

Florida Stateが先に動いたか

Floirda StateのオフェンシブコーディネータJeff Bowden辞任。史上最多勝HCでもあるBobby Bowden HCの一番下の息子。正直遅過ぎたものの、少なくともこれであと二年はBobby BowdenはFSUのHC続けられるでしょう。

とにかくJeff Bowdenがオフェンスの責任者に就任して以来の六年間にFSUはカレッジの頂点から今年のディビジョン全敗まで落ち続けた。
前任のMark Richt(現Georgia HC)の頃はもうなにもしなくても点が取れて取れてしかたなく、当時よくあったFSUへの批判と言ったら「こんなに点差があるのにまだ点を取るのか。死者に鞭打つようなものではないか。」というぐらいのもので、それに対するBowden(父)の返事は「しょうがないじゃないか。ただウチが普通にプレーしたらTDになってしまうんだから」。三年連続で全米優勝戦に進んだ絶頂期。もうとにかく強かった。

それが遂に先週末ホームで完封負けを喫するところまで落ちた。この六年間、息子への盲愛でカレッジの最強校をひとつダメにしたわけですね。最初の四年間は期待されたChiris Rix(一年生から四年間QB)の成長待ち→結局Rixが期待はずれのまま終わったことでファンの批判の的はRixに行っていたのですが、RixがいなくなってもやっぱりダメってことでJeff Bowdenが批判の最大の矢面に。というか実際実力なかったんでしょうね。

Bobby BowdenにとってはPenn State Joe Patarnoとの史上最多勝争いが最大の関心事のはずが、JeffのせいでFSU大ブレーキ、Penn Stateが復活と事態がまた切迫してきたのもあり盲愛もさすがに醒めたか。
おもしろいのはPenn Stateも数年前までの低迷時、Joe Paの息子に責任者やらせていたんですよね。そこカットしてPenn State復活した。やっぱりジュニアってだけで寵愛してもダメなものはダメなんだよな。特に日本の組織だと補佐役も固定しているから多少ジュニアに能力が欠けていても大過なく過ぎるんでしょうが、アメリカでは上にジュニアがつっかえていると判断したら有能な補佐役はどんどん出て行ってしまうから。
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