アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

トリニダード引き分けデビュー

CONCACAF(北中米カリブゾーン)からは今回のW杯へ四カ国が参加。3.5枠のCONCACAFの最終予選で4位、アジアとのプレーオフを勝って本戦初出場を決めたトリニダード&トバゴのデビュー戦=B組対スウェーデン戦。

過去W杯に参加した国の中では最小の人口130万人。国の規模から言えば福岡市民だけで作ったチームがW杯に行くぐらいの話であってすでに大快挙。
それがヨーロッパの二番手グループで実績あるスウェーデンと0-0で引き分け。福岡市代表がW杯本戦で欧州の中堅国相手にポイントゲットしてる!と思えばその快挙度がわかろうというもの。

初出場でもあり実績も薄い地区から来たチームとあって全敗が予想されており、この試合前も圧倒的にスウェーデンの予想だったため引き分けでも試合終了時のムードは大勝利、抱き合って喜ぶトリニダードの選手たち。対照的にスウェーデンは選手もサポーターもがっくり頭を垂れるはめに。
トリニダードはMLSでプレーしていた選手たちや米国内の大学でプレーしていた選手を多く含み、最終予選でもおなじみのメンバーなので応援しやすく楽しめました。


以前も言いましたがCONCACAFでは米墨の二強が頭ひとつ以上抜けている。
CONCACAFの現在の3.5枠の0.5枠は前回大会の米墨のグループ突破で勝ち取ってきたものなんですが、二強に続くチームが出てこないと枠の数でアジアやアフリカに追いつけない。まさかトリニダードがグループを突破することはないでしょうが、次戦のイングランド戦でも善戦するとゾーンとしての印象点が上がる。イングランドが初戦あまりぴりっとしてなかっただけに健闘を期待したいです。
もうひとつの代表=コスタリカも開幕戦でドイツに破れたものの小気味良いところを見せて二得点をあげていたしゾーンとしてはなかなかのスタートと言って良いのでは。

明日はメキシコの初戦=イラン戦。枠の取り合い対象になるアジアのチームだけに叩きたいですね。

Clint Dempseyのサラリー

いよいよ始まったW杯。開幕戦から良い試合で楽しいです。
W杯全体をフォローするのはブログの守備範囲外だと思うので米代表関連やアメリカ目線でのウォッチ・感想以外は細かくはフォローしません。日本語のW杯フォローサイトはいくらでもあると思うので。日本は応援してます。


全国紙のUSA Todayに載っていた米代表選手たちのサラリー一覧。驚愕の低サラリーに驚かされます。記事自体はこのW杯での活躍をバネに高額契約を勝ち取るのがサッカー選手のモチベーションという流れの中で米代表国内組のサラリーを一覧にしてるんですが、それだと最高でもLandon Donovanの$900,000=1億円。MLSが低サラリーで運営されているのは分かっているけれどそれにしても最高額でこの程度というのは、そのスキルレベルからすれば驚きの低サラリーとしか言いようがない。

Donovanの場合は十代半ばでBayer Leverkusenに行ったものの出場機会に恵まれず、ホームシックもあってMLSに復帰したという経緯。MLSの顔として生まれ故郷のカリフォルニアでプレーすることを選んでいる。まあDonovanの場合、顔代というかMLSからのサラリー以外にスポンサーからの収入が相当あるわけで、アメリカでのサッカーの地位も考えれば総額としてはまあまあと言うべき。

サラリーリストで一番下なのが私もお気に入り、二月の日本戦でもゴールを決めて踊っていたClint Dempsey(New England Revolution)。なんと年間サラリー$86,488=900万円強。この契約が来シーズン終了まで有効。
あのね~アメリカの所得税はこのレベルの収入だとほぼ40%で、日本の同程度の収入に比べると高いので、税引後で言うと日本の年収700万円台のひとと同じなんだよね。W杯で先発で出ようという選手が日本の普通のオジさんサラリーマンより安い手取りでサッカーしてるっていうのは、いくらアメリカのサッカーの立場が弱いといえさすがに安すぎだろ。感動せざるを得ない安さ。

Dempseyがはっきり「ヨーロッパのビッグクラブに行きたい」このW杯で自分を売り込みたいと言うのも無理もない。どこかの資金力のあるチームがいまのMLSとの契約の違約金を払った上で拾ってくれない限りW杯後、また安サラリーで1シーズン半サッカーするしかないのだから。

なんかあれだね、南米の貧乏チームからの成り上がり狙いの選手たちみたいな話ですよね。

Ichiro x Mauer

すごいものを見たという感じが。このMinnesota Twins@Seattle Marinersの三連戦。
絶好調でこの三連戦に入ってきたIchiroが打ちまくりあっという間に他をごぼう抜きで二位、.350台にあっさり到達。
それが独走ではなくTwinsのJoe Mauerがそれに応えるように打ちまくってるからたまらない。
この手の日本選手絡みの話は私なんかより日本の人の方がフォローしていると思うので普段気になったときでもあまり書かないんですがさすがに感動してしまったので。

理想的とも見えるきれいなスイングで打ちまくるMauerはこの三連戦で9-12、ベースに達すること13回。打率も.354から.379へ。.350台というのは普通に二本打ってもそうそう上がらないレベルの打率なのに急上昇してます。

Ichiroの方は三連戦で11-15、こっちはこっちであげまくり。その前のKansas City Royals戦からのホームでの六連戦で19-33=.576。.362とハイレベルなIchiroのキャリアの中でも高い打率まであがってきました。


この三連戦に入るまではJoe MauerはToronto Blue JaysのAlex Riosとしばらく.350台で二人でつば迫り合いしていて、この二人とその後ろの選手たちとはかなり差が空いていた。
空いていたはずなのにこの連戦に入ったらIchiroが打ちまくりJeterやHillenbrandといった好選手を瞬殺で抜き去り、好調Riosが久々に0-5だったところでこれも抜き二位浮上。Rios も打ってるんですよ。好調と言って良いほどに。ただたまたま一日だけノーヒットの日があったらそれでもうダメなぐらいの勢いでIchiroが抜きさっていった。

このIchiroの爆発がただのワンマンショーではなくレアで緊張感ある決闘ムードになったのはMauerのおかげ。他の全員を次々と抜き去っているのにMauerだけはIchiroの超ハイペースに呼応して直接対決で打ちまくり。こっちが打てば相手も打つという猛烈な刺激のしあい、煽り合いになっている。ここまでハイレベルな打ち合いは見た事がないんですね。

それもMauerのポジションがキャッチャー(三戦目はDH)ということでIchiroを止める役目でもある。打ち合いというだけでなく、Ichiroの打席を誰よりも近くで見、配球も担っているという希有な立場。それでもまだ打たれる。その結果に刺激され自分の打席で集中力を高めまた打つ。
Mauerにとってはこれからの野球キャリアの中でもひとつの忘れられない機会になったこの三連戦なんじゃないですかね。めったにあるような直接対決ではないです。


気づいてなかったんですがこの二チームの五月末の対戦時@Minnesotaでもこの二人打ち合いで煽り合っていたんですね。
その三連戦でもIchiroは7-13、Mauerは6-11と二人とも五割越。その時点ではMauerは打撃三位で.350、Ichiroは.327で七位。

Minnesotaの地元紙ではその三位と七位の時点での記事で、シーズン終了時期にこの二人がバッティングチャンピオンを争うのではないか、という記事を書いているんですがまさにそういう勢いになってきました。
たぶんそんな記事を書いた時点では地元記者もそれを信じて書いていたというよりは、いまひとつ低調なTwinsの話題を盛り上げるための誇張ありで、誰もが知っているALのナンバーワンヒッター=Ichiroを引き合いに出してTwinsの若いニュースターのヨイショ記事だったのではと思うのですが、いまになってしまうと慧眼!ってことになります。


惜しむらくはこの二人の直接対決はこれで今シーズン打ち止めなこと。両チームとも戦績が振るわずプレーオフで顔を合わせる可能性も高くない。まあまだたっぷり半分以上シーズンは残っていますのでわかりませんが。それよりオールスターのベンチで味方として会えるか。

ここまで壮絶な直接対決をしたことできっと二人とも翌朝の新聞を見るとき、ネットチェックするときにはきっとお互いの数字を確認する関係になったのではないでしょうか。高いレベルでの争いを求めてアメリカへ来たIchiro選手にとっては自身の絶好調も含めて楽しい日々なんではないのかな。

ちなみにSeattleの地元紙になるとIchiroの打ちまくりはニュースでもなんでもないようで、逆に300試合連続出場なんかが話題になってますね。現役三位とか。Ichiroが連続出場にこだわるとは思えないですが。
日本では日米通算2500安打が話題だったようですが、その話題はこっちではほとんど聞こえてこなかったですね。元々「日米通算記録」は参考記録だし。それに到達のカウントダウンを二日ぐらいで7~8本打ってあっさり突破しちゃっていたから盛り上げる暇もなかったでしょうが。

W杯先発予想

いよいよ明日開幕、日本は世界でも有数、第三位のW杯への関心が高い国とか。電通っていうのはすごいですな。アメリカは静かなものです。さすがに記事は増えてますが。

さて米代表。
絶対に動かない確定なのはGK Kasey Keller、FW McBride、CB Onyewu。それ以外は若干の考察の余地あり。

FWは普通に考えれば調整三連戦の最終ラトビア戦でも先発したBrian McBrideとEddie Johnsonの2トップ。フォーメーションも使い慣れた4-4-2。
McBrideはArena監督の大のお気に入りであり確定でしょうが、Eddie Johnsonの方は首脳陣から小言をもらうなど試合の途中で消えちゃうことが多いように思われるのが気になるところ。
代表加入直後にゴールを量産していたのもほとんどがサブで入ってのもの。Johnsonのスピードを生かすためにも先発にこだわらないスーパーサブ化という采配もありうるところですが、そうなると代わりに誰を入れるのか。

FWでは他にBrian Ching、Josh Wolffの二人が登録されているわけですがこの二人のどちらかならWolffか。ChingはMcBrideと同タイプなのでこの二人を並べるというのはちょっと。
ただWolffの決定力は他のFWと比べて疑問がある。
それぐらいならMcBrideの1トップにして後述の通り好人材が揃ったMFを厚めに布陣の4-5-1にしてはどうなのか。Donovanを前に押し出し1.5列目にする方が効果的ではないのか。DonovanとWolffでは比較にならないほどDonovanの方がゴールの嗅覚が鋭いわけで。
ただし昨年も含めて一度もそういうフォーメーションつかってないんだよね。2トップで予選も今年に入ってからの強化試合も通してきただけに現実的ではないのかもしれないですが。

MFはベテラン&怪我持ちのClaudio ReynaとJohn O'Brienの二人がArena監督の支持を得ており先発の座を得そう。但しこの二人がリーグ戦三戦ともフルに元気なままでいてくれると予想するのは希望的観測でしかない。とにかくやたら怪我をするこの二名。
上記のようにDonovanを準FW扱いとすればその下には好調O'Brienを、守備的MFにReyna(怪我で行けない場合はMastroeni)。左にBobby Convey、右にBeasleyまたはDempseyというのが現時点のベストメンバーか。
逆にオーソドックスに二枚FWとなるとMFはかなり人数余る。良い選手が多いだけにもったいない。
Donovanをこれまで使い慣れたトップ下に固定したいならいっそBeasleyをDonovanの前1.5列目起用という可能性もあるか。BeasleyはクラブレベルではFWとしてプレーしているからそれは問題じゃないし、先日の苦戦したモロッコ戦で一部の時間帯前線に上げられていた。(但し効果はいまひとつ)

MFの好選手を厚めに布陣することでポジションFWのMcBrideへの質のいいボールの供給を増やせればMcBrideの持ち味が生かせるし、60分過ぎからタイプのまったく違うEddie Johnsonを投入してスピードで撹乱を目指すというのはありだと思うのですが。


センターバックはOguchi OnyewuとEddie Popeは初戦当確。夏場の試合だしベテランで運動力に疑問符の付くPopeは初戦先発したとしても三戦とも出られるかは疑問。その場合は代理はConrad。
サイドバックはArena監督の好みからするとラトビア戦先発の二名=左にEddie Lewis右にSteve Chulandoloでしょうか。この二人は唯一フルメンバーで戦った三月のポーランド戦でも同位置で先発しており本戦先発の可能性が高い。
Eddie Lewisは私はあまり買ってませんが、かといってCorey Gibbsを怪我で欠いた今となっては左バック誰が入ってもどんぐりの背比べなのも確か。この代表メンバーだとBeasley, Conveyと左で蹴れる質のよい選手がいるのでLewisの左足はさして重要ではないようにも見えますが。


ということで初戦の先発予想はArena監督の好みを勘案してオーソドックス2トップで

McBride Johnson
O'Brien Donovan Beasley
Reyna
Lewis Onyewu Pope Chulandolo
Keller


で私の個人的な好みで選ぶ現時点最強布陣は4-5-1で

McBride
Donovan
Convey O'Brien Dempsey
Reyna
Bocanegra Onyewu Pope Chulandolo
Keller




というところまで下書きしておいたのですが、最新のインタビュー記事でArena監督が「チェコ戦の先発メンバーには驚く人がでるだろうね」と意味深発言。これは私の個人的希望に近いサプライズ起用があるとういことでしょうか?楽しみですね。

味のあるコンピュータ予想

こんなシミュレータのW杯予想が載ってました。すごくリアリスティックな予想でおもしろいなあと。

米代表関連では、対チェコ戦2-2、イタリア戦3-2、ガーナ戦2-0の計2勝0敗1分の合計7点で余裕の通過予想。7点取ってもまだブラジルとトーナメント一回戦当たるってことはチェコが得失点差で+4以上=一位通過ということですよね。
かなり派手な予想ですが米ファンとしてはそうであったらなんておもしろいんだと思わずにはいられない予想。

またリーグ戦の三試合で7得点を挙げることになってますが、先般紹介したヨーロッパの解説陣の「リーグ戦突破には6~7得点あげないと」という意見と軌を一にしているのがなかなか興味深いです。

O.J. Mayo追跡3

また高校バスケ選手ネタでスミマセン。
MNTの先発予想は明日にでも出します。もう書き上げてあるんですが。

こちらは中学高校も夏休み入り。八月下旬あたりから新学年が始まるのですが、高校バスケの超注目株O.J. MayoとそのパートナーBill Walkerが新学年から他地区の学校に転校するのではという噂がもっぱら。それをやっと本人の口から否定する発言が出て、来季も地元Cincinnatiで最上級生としてプレーすることがほぼ確定しました。

この二人、あいかわらず大学各校の注目の的で、地元Cincinnati Bearcatsはもちろん、州内最大マンモス校Ohio State Buckeyes、距離的にほぼ地元で州境を超えて一時間と近いバスケの名門Kentucky Wild Cats、前Cincinnati監督のBob Hugginsが就任したKansas State Wild Cats、さらになぜかSouthern California Trojansといったところが現時点での有力進学先として挙げられています。

Southen Cal (USC)はバスケじゃあなんとも地味な存在。人的つながりがあるというわけでもないのになぜかよく名前があがるようになってきたのが怪しい。表沙汰にできない深い理由があるのか。

距離的にやはり一時間のこれもバスケ校で知名度高いRick Patino率いるLouisville Cardinalsはまったく名前が挙ってこない。初期の段階でCincinnatiに遅れをとったと悟って引いていたんですかね。


さてMayoとWalkerのコンビの行き先の最有力候補のKansas State Wildcatsですが、この二人の他にさらにもう一名、高校のブルーチップ(最有望の意)選手の入学をすすめています。
Michael Beasleyというのがその三人目。これもリクルート関連紙では評価の高い選手なんですが、これがMayo/Walkerと同時に入学となるとChris Webber/Juwan Howard/Jaren Roseなどの一年生五人を擁して大学バスケに突如浮上したMichiganの再現になるかもしれません。運動能力の高さを持ったフォワード。上のレベルでフォワードやるには背がもう少し伸びる必要はあるでしょうが、手が長いという背以上の武器あり。また3ポイントも打てるようでスウィングマンとしての道もありそう。
一時期はCharlotteに入学を表明していたのをわざわざ撤回してK-Stateへの入学を考慮中。

当のBeasleyは落ち着いたもので「(MayoとWalkerの)二人は一年だけ大学でやってすぐにNBAドラフトに行くだろうから、大学選びで三人でスターになれるのは一年だけ。自分は慌てていない。一年だけの脚光を浴びるために大学選びはしない。」と落ち着いたもの。

とは言え三人揃えばいきなりスポットライトは確実で、その何年後かでもプロに行くいこうという素材にとってはマーケティングバリューを上げられるめったにない機会でもあり、大人な打算アドバイスも各方面から耳に入ってくることでしょうね。
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