アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

No. 3 West Virginia@No. 5 Louisville

前半は接戦、後半も両チーム内容はほぼ互角に近かったけれどWest Virginaのふたつのファンブルが結局勝負の分かれ目、Louisvilleが全勝対決を制して勝ち残り。44-34。
LouisvilleはQB Brian Brohmが怪我から帰ってきて三試合目かな、やっと看板のハイパワーオフェンス全開の試合となりました。大型WR Mario Urrutiaを筆頭に次々とミドルパスを通して快勝。

この結果、来週の木曜日のLouisville@Rutgarsはこれも全勝同士ということになりました。今日のような点の取り合いになったらRutgarsは着いてくるのがやっとでしょう。従ってRutgarsがどの程度Louisvilleのハイパワーオフェンスを抑え込めるか。またはRutgarsがエースRB Riceを駆使して試合全体のプレー数を減らしてロースコアゲームに持ち込めるかというあたりが見所でしょう。
尚日曜日の試合の最後で足をひねったRiceの容態は悪くなく来週の試合には差しつかえない見込み。

もしLouisvilleが来週の全勝対決を制すればほぼBig East優勝に大きく前進です。一敗で二位につけることになるWV, Rutgarsとの直接対決に勝っているからで、実際には同じく一敗のPittsburghがBig East優勝争いでは自力で首位ゲットの可能性が残ることになります。

今週のWV、来週のRutgarsと二週連続で全勝チームと対戦することでLouisvilleのコンピュータの評価は上がるはず。先週まででコンピュータのLouisvilleの評価は9位。これがどの程度あがるものか。この二連戦以降はLouisvilleの評価が大きく上がる要素は余りないだけに来週末段階がほぼピークになるはず。その時点でFloridaなりTexasなりを抜けて3位に立っていないとBCS優勝戦への望みが薄れます。

桑田のメジャー挑戦

桑田のメジャー挑戦のニュースを読んですぐに思い出したのは江夏がメジャー挑戦したときのことですね。日本初の本格派クローザーにして存在感抜群だった江夏豊がメジャーに挑戦すると宣言、自由契約になり渡米してキャンプに参加したときのこと。あのときはひどく驚いたものです。当時の日本にはMLBの情報なんていうのは限られておりリアルタイムのメジャーを見る機会なんてほとんど皆無。そこへすでに日本で高いリスペクトをすでに得ていた江夏がテスト生扱いで挑戦するという、その新鮮さにハッとしたものです。

結局は江夏はロースターに残ることも叶わずそのまま引退だったわけですが、それを見ていた野茂が「ああいう方法もあるんだ」と影響を受け絶頂期にメジャー挑戦、そして野茂の活躍が他の日本人投手にさらにチャンスを与え、それが野手に、日本プロ野球で実績のない若手投手に、キャリア晩年のベテランにもと機会が広がっていった最初のひとしずく、礎になった。
江夏はメジャー公式戦には出場できなかったけれど、もし時代が今ならきっと予想外に成功したんじゃないですかね。当時は日本人選手一般への期待値はゼロだったし、腹の出たアスリートなんてあり得ないという常識に阻まれて最初から見通しは暗かった。それでもやるという意志が全ての始まりだったわけで。

でまあ桑田ですけど、私は日本の野球をもう何年も見てないので昨今の桑田がどういうレベルの選手なのかわからないんです。だから成功するしないなんてのは予想不能ですが先発ローテに穴のあるチームなら受け入れてくれる可能性はある。サラリー的に細かいことを言わなければですが。

ただ江夏のときのような純粋な熱気は感じないんですが。偏見のある推測ですけど。
つまり桑田の一番の興味は200勝であって、野茂の名球会入り条件で決まったようにメジャーの勝ち星は名球会入りの200勝にカウントしてくれるから行くって感じですよね。偏見ですけど。
いまは昔と違ってコンディションの良い四十代の選手も増えたし桑田の(私の知ってる昔の)投球イメージならメジャーでも意外に良い働きはできる可能性はあるんですけど、それが勝ち星につながるかなあ。

松坂大輔がこのオフ最大の争奪戦と大々的に騒がれている中、松坂の1/100とかいう金額ででも挑戦しようというその意気は買いたいですし期待もしてますが、あまり通算勝ち星にはこだわって欲しくない気はしますね。

松坂獲りの落とし穴  FA解禁

さて日米ともにシーズンが終わったベースボール。メジャーのFA公示も進み予定通りの大物や意外な選手もFA宣言してます。意外なところではNew York YankeesのBernie Williamsですかね。Yankees一筋だった功労者。出場機会が減っている上に来季も外野手/DH余りが予想されるYankeesとあって、たぶんYanksからは引退を打診されたのでしょう。引退よりも出場機会を求めてFA市場に打って出たと見るべき。Bernieのキャリアスタッツで現役にこだわるような数字というとあと13本に迫っている300本塁打あたりでしょうか。DHに空きのあるアメリカンリーグのチームへ加入でしょうね。

DHでホームラン記録を目指すというとなんと言ってもSan Francisco GiantsからFA宣言したBarry Bonds。DHのないナショナルリーグ一筋だったBondsですが去年ステロイド抜きになって怪我の連続。比較的守備負担の少ないレフトでも膝に問題をかかえるBondsにとってはそれでも負担。今シーズンの出場機会・打席数にもかなり影響しました。
運のいいことにステロイド抜きの身体に順応して今シーズン後半にはかなり成績も持ち直したこのタイミングでのFA宣言。Bonds側が契約金額でうるさいことを言わなければ欲しがるアメリカンリーグのチームはそれなりにあるでしょう。
但し以前にも指摘してありますがMLBはBondsがHank Aaronの記録を抜いて歴代ホームラン王になることを望んでいないため、契約して戦力と見なして補強をしていると疑惑再燃でBondsは実際には出場できない事態が発生という(現時点では不透明な)リスクも込みで獲得となります。
ベテランDHでは復活したFrank ThomasもFA出てますからBernie, Bonds, Thomasはチーム有利の買い手市場で早い者勝ちでチームを選びにかかることでしょう。

さてお題の松坂大輔ですが、こちらはご存知の通りFAではなくポスティング。その意味するところは最高入札額のチームが独占的に交渉権を手に入れるということ。松坂がメジャーに行きたくてしかたないのは明らかで交渉権さえ手に入れてしまえば契約自体は実は高騰しないのではないかという疑いが残ります。交渉不調の場合は入札したカネも戻ってくるというシステムであるため取る気のないチームもライバルチームを牽制するために高額入札する可能性がある。
例えば入札で大金継ぎ込むという噂の高いNew York Yankees。ここは松坂獲得に真剣なのは間違いない。問題はライバルであるRed Soxがその補強を意図的に邪魔することが可能であるということ。
Red Soxは資金力もあるもののYanksほどの松坂獲りの熱意はメディアで取りざたされていません。そこで裏を読みたがる私としてはRed Soxは意図的に松坂に関してコメントをしていない可能性を指摘しておきたいわけです。上記の通り入札勝者チームは松坂のメジャー入りに関して独占交渉権を獲得するわけで、もしRed Soxが電撃高額入札を敢行した場合松坂の取りうる道はRed Sox入りか西武に戻るかの二択になります。

松坂本人はメジャーでやるとすでに心に決めていると思われますが、ここで問題なのは代理人。やり手Scott Borasが松坂の代理人となったわけですが、このひとはかなりえげつない契約を球団に持ちかけるひとで今回も早くもかなり高額契約になるぞと花火を上げています。
これ松坂がBorasに意思表示しないと高額契約をごりおしする代理人に振り回されて契約がなかなかまとまらない可能性がありますよ。特に入札勝利でYanksの松坂獲得阻止したRed Soxなんかだと松坂がYanksに行かないだけでも既に十分に意義があるわけで。最悪松坂との交渉が決裂しても入札額も含めて全部カネが戻ってくるし、ライバルNYはまだ先発ピッチャーが足りないまま。
つまりは元々ポスティングはカネの面では選手側に不利なシステムってことです。Borasが得意とする交渉術もこの制度上では発揮しにくい。
個人的には松坂はRed Soxのユニフォームが似合いそうだと思っているんでRed Soxの入札への参入は期待したいところですが。

Big Eastクライマックスへ

UConn@Rutgars、日曜夜の試合。Rutgars24-13で勝って開幕八連勝としましたが内容はいまひとつ。UConnのミスが目立つ試合。それでも昔のRutgarsから考えれば長足の飛躍であることには変わりないですが。勝ちはしましたが試合終了直前の時間をつぶすプレーでエースRBのRay Riceが膝(たぶん)をひねったことの方が気がかり。Rice抜きではRutgarsが次の試合勝てる要素がありません。

これでBig Eastの三校、Rutgars, West Virginia, Louisvilleが全勝で直接対決を迎えることになりました。この木曜日にWV@Louisville、その一週間後の木曜日にLouisville@Rutgars。ここがBig Eastのクライマックスですね。過去Big Eastの全国注目のクライマックスと言ったらMiami-FL x Virginia Tech(現在は二校ともACCへ移籍)の全勝対決ばかりだったですが様変わりです。
残るRutgars@WVは十二月第一週=レギュラーシーズン最終日です。

日曜日に発表されたBCSランキングではWV3位、Louisvill5位、Rutgars12位。上記のように直接対決が三試合残っているため三校ともがこれだけの上位に残ることはできませんが。

BCSポイント精査

1. Ohio St. (9-0) .9864 1
2. Michigan (9-0) .9697 2
3. West Virginia (7-0) .7862 4
4. Florida (7-1) 7 2127 .753 7 1167 .753 4 .850 .7791 6
5. Louisville (7-0) 5 2278 .806 5 1271 .820 9 .680 .7621 8
6. Auburn (8-1) 6 2202 .779 6 1235 .797 7 .720 .7589 5
7. Texas (8-1) 4 2432 .861 4 1347 .869 12 .560 .7562 7
8. USC (6-1) 9 1937 .686 9 1049 .677 6 .800 .7152 3
9. Notre Dame (7-1) 10 1913 .677 10 1030 .665 5 .820 .7151 9
10. California (7-1) 11 1789 .633 11 980 .632 3 .890 .7133 10
11. Tennessee (7-1) 8 2081 .737 8 1118 .721 10 .660 .7000 11
12. Rutgers (7-0) 14 1241 .439 15 662 .427 8 .690 .5153 14
13. Arkansas (7-1) 12 1492 .528 12 816 .526 14 .480 .5072 13
14. Boise St. (8-0) 15 1192 .422 14 694 .448 11 .570 .4763 15
15. Boston College (7-1) 16 1138 .403 16 639 .412 16 .390 .3983 17
16. Wisconsin (8-1) 17 1065 .377 17 584 .377 15 .410 .3848


  さて今週のBCSランキングを見ると三位~七位までがBCSポイントで僅差であることがわかります。今週から来週へかけては三位WVと五位Louisvilleの直接対決の勝者が一気にポイントをアップさせるであろうことが予想されますが、それがFlorida, Auburn, Texasをどの程度ポイントで引き離せるかが興味。現在三位のWVは投票で文句なしの三位、対してコンピュータランクで12位と評価が大きく割れている。これはまさに印象点の差で、昨季末のSugar BowlでWVが強豪と目されていたGeorgiaを破ったことに由来する「WVの好成績は弱いリーグにいるからだけではない」という印象が投票でウケているのに対して、昨季の記録を一切無視し今季の戦績だけを評価しているコンピュータの差ですね。  

MLSプレーオフ一回戦終了 あまり見てるひとないだろうけど好試合連発

World Seriesが終わり、大学プロのフットボールが佳境、大学プロのバスケットボールがシーズン開幕直前のこの時期。アメリカ国内でどのぐらいのひとがMLSサッカーを見てるのかは定かじゃないです。たぶんかなり少ないでしょう。スポーツニュースでも結果だけでものればいい方。競争の激しいアメスポの世界、完全な空きの時期はないだけにサッカーもたいへんですがフィールド上では激しい試合が続いています。

MLSプレーオフ一回戦はHome & Awayの合計で争われる形式。二試合の単純合計で争います。アウェイゴールが二倍になるというヨーロッパ式とは違います。同点の場合、三十分の延長戦、その後PK。

この土日は一回戦の二試合目四試合が行われています。
土曜日の二試合は共にPKまで行って決着。どちらもPKにGKが早い段階で出て行った試合になったんですが、明暗分かれました。New EnglandのGK Matt Reisは二番手で登場、あっさり決めて、守る方でも二本止めてChicagoを振り切り勝利。
もうひとつの土曜日の試合は西のトップシードDallas FCのGK Dario Salaが六番目としてPKに登場。これがセーブされ、直後のColoradoのPKが決まって終戦。試合中好セーブを連発したSalaだけに批難されるべきではないでしょうがちょっとPKはしょぼかった。あんなしょぼいのになぜ先にやらせるんでしょうか?

日曜日。New York Red Bulls@DC United。これもまた好試合になりました。0-0で迎えた後半。初戦を0-1で落としたNYが前がかりになったところを突いてDCが波状攻撃。この辺の攻めの厚さは盛り上がりました。
NYはその時間帯をしのいでつかんだチャンス70分。ボックス右外からのFKに十七歳新星Josmer Altidoreが頭で合わせて先制、シリーズタイ。Altidoreは今年後半一気に出てきた選手ですけどこのヘッドも鮮やか。マークするはずのDCのD Facundo Erpenがこのプレー以前からひどい試合をしていて放送でもボロクソ言われていたのが、このプレーでもAltidoreを逃してしまった。Altidore、十七歳、最大都市NYの新星。なかなかハンサムでもある。他の国だったらスーパースターコースなんですがねぇ。もったいない。
しかしそこで終わらなかったのがDC。1-0とされた直後にトップFWであるAlecko Eskandarianを交代、さらに数分後にはリーグのトップアシストマンであるM Freddy Aduも交代という驚きの交代を連発。二人とも決して動きが悪かったとはとても思えませんでしたが、どこにDC監督の意図があったんでしょうか。どういうコメントがでてくるのか明日の報道が楽しみです。
しかしながら結果はその意外な交代をさせたDCが、延長戦ムード漂う残り五分にMVP候補Christian Gomezの左角度悪いところからねじ込んだゴール、決勝点。より角度のいいところにいた選手(但し態勢が無理)が判断よくボールスルーしてGomezにチャンスを与えました。DCの選手たちはシーズン通して複数が素早く前に詰めるのでチャンスが広がる傾向が他のチームよりはっきりしているんですがその成果がこの決勝ゴールですね。

これで大独走したシーズン、DC Unitedがまたも東カンファレンス優勝戦に辿り着きました。ここから先のカンファレンス優勝戦と最後のMLS Cup優勝戦は一発勝負。相手はNew England。来週が楽しみです。
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