アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

Pacersの圧勝で第7戦へ

Cleveland Cavaliers@Indiana PacersのNBAプレーオフ一回戦第6戦。Indianaの圧勝で121-87。Clevelandにとって良かったことはあまりの大差のおかげでLeBron Jamesが第4Qを丸々ベンチで過ごして体力温存できたこと。
もう一つの一回戦シリーズでToronto Raptorsが勝利して二回戦進出を決めていたので、Clevelandにとっては勝っても負けても中一日で日曜日に次戦(負ければIndianaとホームで第7戦、勝てば@Torontoで二回戦の第1戦)なのは変わらない。次戦ではまたもLeBronが40点スーパー大活躍をして勝ち抜けなのでしょう。それができないと一回戦で敗退の危機です。

おもしろかったことを。もう25点差30点差になって勝負が決まっている第4Qの中盤でIndianaはVictor Oladipoを試合に戻しました。あとアシストを2つ追加するとトリプルダブルになるので、それを取らせに再出場させたようです。試合解説のMark JacksonとJeff Van Gundyが口々にこんなところでOladipoをプレーさせるのはショッキングだと批判。まあまっとうな批判ですね。
そこからトリプルダブル談義になって、中継のスタッフが調べてきたところによるとこの日のOladipoのトリプルダブルはIndiana Pacersのプレーオフ史上僅か3人目の快挙だということがわかりました。過去達成しているのはPaul GeorgeとMark Jacksonがその人だとテロップで表示になると、Mark Jacksonさん「んーやっぱりトリプルダブルは大事だな」と手のひら返し。なかなかおもしろかったです。Jackson本人が言うには相手はNew York Knicksだったとか。元KnicksのHCだったこともあるVan Gundyが「それマジでいつの話?(私がHCやってた頃?)」とか話が結構盛り上がりました。
Jeff Van GundyはこのオフにNBAにHCとして復帰の可能性があるという話がありますが、いつも話がおもしろいので解説者で残ってほしいかなあと思います。昨オフにGリーガーで構成された米代表を指揮していたりご本人も現場に意欲があるのかもしれませんが。

Yankees@Angelsの番宣

FOXでの明日のMLB New York Yankees@Los Angeles AngelsのFS1での全国放送の30秒番宣をしてました。Yankeesの「二人のNew Yorkの摩天楼」としてAaron JudgeとGiancarlos Stantonをまず紹介し、次いでMLBの5 tools ベストプレーヤーとしてMike Troutを紹介し、最後の締めに「Babeしかできなかったはずのことをやってのける男」としてShohei OhtaniをフィーチャーというスターだらけのCMです。この3人と並列で並べられるっていうのはものすごいことです。さあこの土曜日、この4人のうち誰が一番打つでしょうか。無責任に見る側からすれば4人とも打って欲しいですが。

日本目線だと土曜日はMasahiro Tanakaの登板予定日なので日本人対決の方が気になることかと思いますがアメリカ目線ではそれは主たるストーリーではないということでもあります。

NFLドラフト なぜBrownsは

昨夜のNFLドラフト、ほぼ全編延々3時間以上見てしまいました。過去よりも各チームの指名間隔も短く見やすかったです。指名権のトレードも多く見応えありました。
指名内容の前にNFLコミッショナーの不人気っぷりのすごさに圧倒されましたね。猛烈なブーイング。コミッショナーの方もそれは予想していて、それを逸らすために最初に登壇したときはドラフト会場地元のDallas Cowboysの過去のスターを伴って出てきたんですが、そんなことぐらいじゃあ罵倒は避けられず、さすがの厚顔Roger Goodellも動揺してましたね。NFLの組織内では怖いものなしでしょうがファン(ドラフト会場に入れたのは各チーム50人のシーズンチケット購入者)相手ではそうはいかないわけです。

続いて伴ってきたCowboysのレジェンドRoger Staubachがステージからボールを投げた場面が素晴らしかったです。76歳であの肩!それも狙った先がSteelersのファンのところ。泣かせます。私、StaubachがSteelers相手に戦ったあのSuper Bowlは子供のころに日本で見てました。あの頃は毎年地上波でSuper Bowl中継していたわけです。
Staubachさんご自身の姿は日産提供の「Heisman House」というシリーズもののTVコマーシャルなどでよく見かけていたのでまあ普通のお爺ちゃんだなあと思っていたんですが、まさか今でもあんなボールが投げられるとは!素晴らしいものを見せていただきました。

さて注目のQB指名ですが、上から順に全体1位でCleveland BrownsがBaker Mayfield、3位New York JetsがSam Darnold、7位にドラフト指名開始後にトレードアップしたBuffalo BillsがJosh Allen、同じくトレードアップでArizona CardinalsがJosh Rosen、そして一巡目最終指名=全体32位でBaltimore RavensがLamar Jacksonと5人が指名されています。
他の注目選手では全体2位でNew York GiantsがRB Sequon Barkley、今ドラフトの最強エッジBradley Chubbは5位指名でDenver Broncos。Cleveland Brownsの4位指名はOhio StateのCB Denzel Ward。

5人指名されたQBのうち実に4人がトレードアップまでして指名されたことに。唯一のトレードアップではないBaker Mayfieldが全体1位。全員が請われてNFL生活をスタートすることになりました。それはそれでおめでたいことでしょう。それぞれの活躍を期待したいです。
3位のJetsから見ると市内ライバルGiantsがQB指名に行かなかったことで今ドラフトQBで一般的に一番評判の良かったDarnoldが獲れて満足のはず。Buffaloも元々の指名順のままではQB上位4人が残っていないかもしれなかったところ全体1位もあるかと言われていたAllenを獲れてこれも大満足でしょう。寒冷地のBuffaloを本拠地にするのには温暖なLAからやってくるDarnoldやRosenよりも、同じく寒いWyomingで揉まれてきたAllenの方が環境にフィットするという見方もあるようです。Allenはドラフト前日になって15〜16歳頃にソーシャルメディアに人種差別的な発言があったとスクープされてドラフト当日・イベント前にもメディアからそれについての質問ばかりでちょっとお気の毒でした。なぜ6年後のこのタイミングでそれが問題視されるのか意図的なものを感じないでもないですが、とにかく全体7位ならその発言の問題の悪影響はあったとしても最小限だったということになります。
UCLAのJosh RosenはQB4人の中では売れ残りになってしまいましたが、これも10位とまずまずの順位でArizona Cardinals行き。Pac-12圏内。殿堂WR Larry Fitzgeraldがなんでも捕ってくれるチームですね。TV解説に出演していたTroy AikmanがUCLAの先輩なのでRosenの擁護発言が多かったです。UCLAからの1巡目指名QBはAikman以来3人目でかなりの久々です。
最後のLamar Jacksonは意外でした。New Englandが31位指名権でJacksonをスルーしたところで、32位指名権のPhiladelphia EaglesはQB指名はありえず、ああもうJacksonはグリーンルームで待っていたけど今日は指名なしかお疲れさん、と思ったらなんとBaltimoreが動いて指名権ゲット。Baltimoreが後継QBを欲しがっているというのは事前に言われていましたから、自身の手持ち1巡目指名権を使わずにLamar Jacksonを獲得できて満足と読むべきなのでしょう。今年の2巡目と4巡目プラス来季の2巡目とかなりの犠牲を払ってJackson獲りに来ました。Baltimoreの場合他のQB指名チームと違ってまだJoe Flaccoが健在・契約も残っているので後継QBを獲るにしても慌てていないはずですが、それにしてはずいぶんと好条件を提示してJacksonを獲ったなと意外さがあります。来季のカレッジからの出物が少ないと見たか。

とそんな具合で各チーム満足の行くドラフトだったように見受けましたが、その中で一番疑問が大きいのがBrownsですよね。なぜDenzel Wardなのか。先日も指摘したように4位指名権は売りさばきたかったんじゃないんでしょうか。あの怪情報はやはりBrowns自身が流したブラフだったような気がします。ブラフと見抜かれて高い交換条件を持ち出すClevelandが、Chubbsに興味を持っていたチームからも相手にされなかったとか。実際にChubbsが必要ないと考えていてもそのままChubbsを指名して、指名後に売り払うというルートもあったでしょうがBrownsはそうはせず。
どん底Clevelandですからどのポジションも必要でChubbsを売り損なったとしてもそれはそれで使えたはずですが。
代わってChubbsを獲得したBroncosはVon MillerとChubbsのLB陣とグレードアップ、この方向でSuper Bowlを狙うことに。これはこれで良いんじゃないでしょうか。ディフェンスで再びSuper Bowlの栄冠を狙う。独自色があって楽しみです。

Toronto FC、PK戦で散る

先日触れたので一応最後まで。CONCACAF Champions League決勝戦2nd Legがあり、MLSのToronto FCは敵地で2-1で勝利して2戦合計をタイにする健闘を見せましたが、PK戦で2-4で敗戦、Club World Cupへの進出なりませんでした。先制点を食ったあとの頑張りも評価したいし惜しかった良いんですが、最後の敗戦が決定したMichael BradleyのPKのハズレっぷりがあまりにも遥か彼方へのハズレだったのが‥ ああいう外し方ってなんていうか強い国の選手は絶対しないですよね。所詮アメリカ人サッカー選手か、という卑下したくなってしまうような。

Altidore、Giovincoと入れるべき人が入れているので、やりきったとは言えるんですがレギュレーションのロスタイムにToronto FCに決定的チャンスがあって、あれがなあ、もったいなかった。敵地でメキシコの人気クラブChivasを相手にMLS勢としては本当によくやったとは思いますが、届かなかったですねえ。

Club World Cupが現行の形ではもう終わりになるのでこれで一時代終わり。新イベントがどういう選考過程になるのかはわからないですが、4年に一度のCWCを目指してMLSの構成の強みを生かしてMLS一丸で強いチームを意図的に作ったりするようなことをしたりするんでしょうか。

LeBronが「こんな試合」2試合目でCleveland王手

昨夜のNBAプレーオフ一回戦Indiana Pacres@Cleveland Cavaliers第5戦。LeBron Jamesが試合を決めたブザービーター3ポインターを含めて44得点。その直前のPacersの同点でのポゼッションでVictor Oladipoのレイアップを後ろからブロックしていますから攻守でラストプレーを決めて対戦成績を3勝2敗としています。今シリーズはCavaliersがどれだけリードしても諦めてくれないPacersの追撃を食う試合の連続。第2戦でLeBronが46得点で孤軍奮闘してClevelandが初勝利をあげたときに「こんな試合をあと3試合もやらないと一回戦を勝ち抜けないのか」と書いたんですけど、まさに「こんな試合」をまたLeBronがやってのけたことになります。前戦第4戦はここまでLeBron頼みの試合をしないで勝利したのがこうなってみると大きかったです。LeBronがその能力をフルに発揮すればこんな試合ができるのは過去さんざん見てきましたけれど、それが毎試合できるわけでもないのもまた見てきました。LeBronの超絶パフォーマンスが出ない試合で勝った第4戦があったおかげでやっとClevelandがシリーズリードを得ました。

いろいろな切り口があると思いますが、まずPacersのあまりにもベタで無策な最後の攻防をひとくさり批判してみたいと思います。PacersのHC Nate McMillanはここまでよくPacersをまとめ上げてきたとは思いますが、最後のポゼションはあまりにもひどい。あなた方はLeBronの試合を見たことがないのか?という内容です。
まずPacersが試合時間約30秒残りで得たポゼション。同点でショットクロックを使い切ればCavaliersに残される時間は5秒ほどという場面。ここでVictor OladipoとLeBron Jamesの正面での1-on-1。背の低いガードをLeBronが勝負どころの1-on-1で潰してきた試合は数限りなくあります。LeBronが得意とするところでしょう。一旦抜いたように見えてもレイアップを後ろからブロックというのはStephen Curryその他犠牲者多数です。なのになぜこのマッチアップをそのままにして攻めたのか。
この日も含めてここ数試合Oladipoのアウトサイドシュートはまったく当たっていませんでした。レイアップで勝負に来る可能性が高いのは誰もがわかっている。その上ショットクロックぎりぎりまで引っ張った。これではレイアップ時にフェイクの心配もないLeBronは余裕もって跳べるでしょう。策がなさすぎる。あのブロックができる選手は極わずかでしょうがLeBronがアレをやってのけた場面は何度でもあるのに、なぜあのプレーを選択したのか。McMillanの指示かOladipoの独断かはわかりませんが、悔いの残るプレーです。あれがLeBronとの真剣勝負を数多くこなしてきているGolden State Warriorsだったらあんなプレー選択は絶対しなかったと断言できます。普通の試合なら悪いプレーではなくても、勝負のかかった場面でLeBron Jamesを相手にするべきプレーではない。

3秒残りでの最後のClevelandの攻撃に対する守りもあまりにもお粗末で、ひどいというよりびっくりしてしまいました。LeBronのYes manであるCleveland HC Tyronn LueがLeBron以外の選手に打たせるコールをするわけがないのになぜあんなに簡単にLeBronにボールが渡って、その上シングルカバーなんでしょうか。いやLueでなくてもあの場面でLeBron以外の選手をコールするというのはほとんど無理です。残り3秒なんだから凝ったプレーは絶対にありえず、LeBronにダブルチームで、あとは当たっているKyle Koverに背で大きく勝るディフェンダーをつけておけば時間切れまで僅かなのだからKoverは無理でもそのまま頭越しの3を打つしかなくなる。もしそれでサードオプションの例えばJR Smithがフリーになったとしても時間は極々僅か。そこへボールがまわる可能性は低く、よしんば打たせてそれが入っちゃったらしょうがない。でもそれがLeBronにシングルカバーはあの場面ではあり得ないですよ。このディフェンスの指示はHCの指示で間違いないでしょうから、HCの失敗での敗戦と思います。
総括すればこれが現在のPacers、Nate McMillanの力の限界と呼んでもいいもでしょう。プレーオフのぎりぎりの戦いができていないと。まだまだ修行中ってことでしょう。

その最後の攻防はともかく、LeBronのこの日の44点は、第2戦の46点よりも遥かにすごかった。インサイドを攻めまくりPacersディフェンスを押し潰して得点強奪という感じ。これをやられたらどこのチームも勝てないだろという感じの試合でした。(それでも粘って最後に同点に持ち込んだんですからPacersも褒めるべきですが)もしPacersが次戦で対策するとなるとこの日よりも早めのヘルプや「見せヘルプ」を多用して牽制するぐらいでしょう。止められそうな気がしなかったです。今シリーズLeBronストッパーとして効果を挙げていたBojan Bogdanovićも、Domantas Sabonisも健闘すれどこの日のLeBronの勢いでは為す術なしということになりました。Koverが前半のハズレにめげずに後半盛り返したりJosé Calderónといった脇役も頑張ってLeBronを助けました。

さすがにここからClevelandの2連敗はないだろうとは思いますが、スケジュールが少し詰まっているので次戦でLeBronが今日のようなインサイドゴリ押しの40得点試合ができるかどうかはわからない。Pacersが地元に帰って抵抗できるのか、Clevelandのサイドキャストが第4戦のようにLeBronの負担を減らして勝負を決められるのかどうか。

NFLドラフト怪情報

NFLドラフトが明日です。今年はFOXが地上波でも放送。NFLドラフトはなかなかの人気番組で過去はESPN系やNFLの手持ち局NFL Networkなどでその全編(現在は三日間)を放送してきていますが、地上波放送は初のはず。先日もお伝えした通り今年のドラフトほど読めないドラフトは珍しく、私も今年は延々見てしまいそうです。

明日に控えたこの段階で全体1位と4位の指名権を持つCleveland Brownsが1位でQB Baker Mayfield(Oklahoma)、4位でDE Bradley Chubbs(North Carolina State)を指名するという怪情報が流れています。ネタ元はBrownsに近い消息筋とか。怪しいなあというのが聞いた直後の感想。
全体1位の指名権は他のチームのドラフト戦略を気にする必要がないのでブラフをかます理由は少ない。なので4位のChubbs指名というのがブラフのような。つまりChubbsがどうしても欲しいチームにトレードアップを促して4位指名権を高く売ろうという魂胆でしょうか。

2ヶ月前にはトップ10指名も疑われたMayfieldはBrownsによる1位指名、またはNew York Jetsによる全体3位での指名で消えるとされます。ホントかな?とこれも疑わしい。ここ数週間でUCLAのJosh Rosenの株が大きく下がり、代わってMayfieldが大きく上昇。RosenはUCLAでチームメイトから好かれていなかっただとか、コンバインなどでのNFLチームとの面接で嫌気されたとかいう理由でのダウンで、真偽はともかくそういうこともあるかもな、という理由です。わからないのはMayfieldのアップの理由なんですけど。

NFL Networkでドラフトコンバインの再放送なんかも最近やっていて、見てるとJosh AllenやLamar Jacksonがよく見えてしまう。(Sam Darnoldはコンバインで投げるのを回避)Josh Allenの飛距離は他のドラフト生たちから群を抜いているんですが、短いパスでの精度が低いという理由で評価が下がり気味。それでもドラフト予想によっては今でも全体1位でBrowns行きとしているところもあってスカウトの評価も相当に割れていそうです。Allenのカレッジでのパス成功率が低いというのが数字的には足枷になっていると思いますが、Allenの在学したWyomingはマイナー校ですから、メジャー校のWRのようになんでもキャッチしてくれるレシーバーが豊富なわけもなく、その部分での低評価はある程度無視できるような。Senior Bowlのようにレシーバーが良ければ成功率も上がったわけで。という理由で個人的にはAllen推しですが、どこまで指名順位が落ちるのか。

Lamar Jacksonは全体16位のBaltimore Ravensの指名だとか、28位のPittsburgh Steelersが狙っているとか様々。16位で獲るとちょっと高過ぎるという当初評価になるのは必至。1巡目後半や2巡目ならアリという評価が多い。その順位まで落ちてくると例のNew England PatriotsのQB需要という噂ともリンクしてくるわけです。
NFLファン全般にはJacksonのようなDual ThreatタイプのQBを嫌う傾向が強く、特にポケットパッサーのTom Bradyが長年君臨してきたNew EnglandにJacksonは似合わないとか来ても使えないとか言われそうですが、New Englandは1巡目指名権を2つ持ってるのでトレードアップといった無理をしなくても獲れるならアリかなあと。






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