アメリカスポーツ三昧

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New York Jets 新人Darnoldを先発QBに指名

カレッジフットボール三昧の三連休も終わり、いよいよNFLシーズン開幕へ向かいます。
NFL New York Jetsがこの春のドラフトで全体3位指名で獲得したSam Darnoldを開幕戦の先発QBとすると発表してます。21歳、これが予定通りに実現するとNFLの開幕戦での先発QBとしては最年少になるそうです。
確かにDarnoldのプレシーズンでのできは上々であったようですが、それでも思い切ったなという感じはします。Jetsの開幕戦がESPNでのMonday Night Footballで全国放送というのもこの判断に寄与している可能性もあります。人気チームとは言えないJetsはMNFに登場する機会は多くないですから。

新人QBで開幕戦先発というとMatthew Staffordがそうでした。当時のDetroit Lionsは前年に16戦全敗のどん底で、チームにとって光が必要な状態。結局その年は怪我などもあって10試合の先発となってます。その後の静かな活躍はNFLファンご存知の通りです。

フランチャイズにとっての光が必要な全敗チームといえばJetsよりも、Cleveland Brownsの方です。Jetsは不成績とは言え5勝11敗、シーズン終盤に1勝6敗と負け込みこの最終成績になりましたが絶望シーズンではなかった。一方Brownsの方はこれ以下はない絶望状態。その前年の2016年シーズンも1勝15敗、2季通算1勝31敗とStaffordを獲ったときのLionsをさらに下回るNFL史上最弱状態。
ではBrownsはドラ1で獲ったBaker Mayfieldを先発起用するか、というと一週間を切って未定です。Mayfieldのプレシーズンは好調、好評。昨季プレーオフに届いたBaffaloから獲得したTyrod Taylorがいるのでそちらの方が安定感は勝るものの、光という意味ではMayfieldなんでしょう。
ただBrownsの開幕戦の相手が地区ライバルPittsburgh Steelersなんですよね。一時期の威光は薄れているとは言えディフェンスに定評のあるSteelers相手にチームの将来の光をぶつけるのか、潰されたらどうなる、という論点もあるようです。またBrownsは昨年まで13年連続で開幕戦敗戦連敗中だそう。
Brownsは昨季未勝利でもがく中で、外野の罵声に応えて昨季のドラフトで獲得したDeShone Kizer(Notre Dame)を先発に起用して、結果的にはKizerを潰してしまったという経緯もあります。そのトラウマもMayfieldの早期起用に躊躇する原因になっているかと推察できます。
スケジュールを見ると第3週にJets@Brownsの試合が組まれています。怪我がなければSam Darnoldの方はその試合もスターターとして出てくることでしょう。そこまでの2試合でのTyrod Taylorのでき次第ですが、Taylorがそこまでにファンに光を見せられていないと、そしてDarnoldがそこそこやっているようだと、Mayfieldの起用圧力が高まりそうです。

ただの1敗ではなく

日曜夜。次週からはNFLが開幕して日曜夜はそちらが賑やかになります。Labor Day三連休の中日となった昨夜はカレッジフットボールではNo. 8 Miami-FLが大敗、No. 25 LSUに前半に大差をつけられて最終スコアは33-17。最終スコアこそ第4Qに得点を重ねて見られる状態になりましたが前半終了時点で27-3。惨敗ですね。事前に予想していた通りQBが弱点の両校、前半に大量得点をしたLSU側も含めてパスプレーはレベルが低かった。LSUのQBはOhio Stateで二年間バックアップをしていた転校生。敗戦したMiami-FLは昨季開幕から10連勝して全米優勝戦線を賑わしましたが、シーズン末に3連敗。そしてこの日の大敗で4連敗となってます。
現在のカレッジフットボールの仕組みでは1敗することは全米優勝を目指す上で許容範囲内なのですが、それでもこの試合での1敗はただの1敗ではないような。他に試合がない日の連休中日のプライムタイム地上波全国放送での前半にボコボコにされての惨敗はあまりにもイメージが悪いです。それをカレッジフットボールファンがみんな目撃してしまったわけですから。プレーオフ出場の4校を選ぶのは以前のような投票やコンピュータランキングではなく、人の手で選ぶのですから印象点は大事。実質上この惨敗ではMiami-FLの全米優勝の可能性は消えたと言って良いのでは。まああのゆるいボールしか投げられないQBで昨年勝ちこんだのが奇跡だったという方が事実に近いか。

この試合の裏でESPNで放送になっていたのがMLBのLos Angeles Angels@Houston Astrosの4連戦の最終戦。Shohei Ohtaniの投手復帰戦でもありました。AL西でOakland Athleticsと首位を争う昨年覇者のAstrosにのぞむ二刀流ルーキーOhtaniという構図。事前にOhtaniは50球程度がめどとされていたので、先発するも個人に勝ち星が付く可能性はない先発登場でした。既にペナントからは遠く脱落しているAngels。来季へ向けての実戦復帰テスト登板という面が強かったですが、話題のルーキーであるOhtaniがAL新人王争いにとどまれるかどうかの復帰登板、そしてその全国お披露目でもありました。
結果は3回にGeorge Springerにスライダー(だと思いますが)をすくわれてレフトスタンドへ2ランホームランを打たれて2失点で3回途中降板。結果的に負け投手となってます。試合は4-2でAstrosの勝利。
結果としての敗戦投手になったことや、3回もたずに降板というのは問題ではないような。終始コントロールが定まらず球数が嵩んだのも復帰戦ということで割引しても良いでしょう。
それより遥かに問題だったのはホームラン被弾したSpringerへの攻め方、およびその誘因となった球速の急速低下の方でしょう。変化球が得意で多くの投手が速球で勝負するSpringerに対して変化球を連続多投して、最後は軽く合わせられてMinute Maid Parkの短いレフトスタンド(96m)に運ばれました。ではなぜ速球で押さなかったのかというと、直球の球速が1回の98マイル辺りから、このイニングには90マイル程度に大幅に下がっていたからでしょう。打者にとってもはっきり体感でわかる速度低下がほんの40球ほどで起こっていた。たぶんバッテリーもわかっていて変化球に頼ったという感じでは。球速の低下がこの球数で起こるのはまずい。Angelsとしても原因が知りたいはずで、本格復帰プランの変更は必至でしょう。

この先発登板での敗戦、MLBファンの目線で言うとかなり目立つ試合だっただけに、内容に疑念の湧く内容。新人王争いでも脱落に近い悪い印象の試合になったようにも思われます。レベルの低い年ならともかく今年はGleyber Torres、Miguel Andujarと強い候補がいますからちょっとキツそうです。

上位校ほぼ安泰の結末

カレッジフットボールの本格開幕の最初の土曜日が終了してます。各地で大量の試合が行われ楽しめました。
いくつかトピックを。
No. 1 Alabama 51-14 Louisville。試合前までAlabama HC Nick Sabanは二人のQB併用だと言い続けましたが、実際の試合ではTua Tagovailoaが主戦QBとして起用されて快勝してます。二枚舌のSaban久々に復活で昨季先発QB Jalen Hurtsを騙したことになるんですかね。Tagoviloaは12/16 227ヤード、Hurtsは5/9 70ヤード。それともこんな程度の二枚舌は部内的にはいつもやっていて、今回はQBで外部の興味が集まったので見えただけか。
序盤には意地を見せLouisvilleも追従しましたがビデオレビューでTD取り消しを食って勢いが止まったのが残念。試合結果はこんなものか。

Penn State 45-38OT Appalachian State。あれは11年前の同じ日、Appalachian StateがMihcigan WolverinesをBig Houseで大アップセットで下してMichiganを失望のどん底に落としいれました。その再現なるかという危機をなんとか跳ね返してPenn Stateが延長戦で勝利してます。Appalachian Stateには喝采。この試合はBig10 Networkで中継だったのですが、前夜同局に登場したMichigan StateもUtah Stateに大苦戦で第4Qに逆転再逆転再々逆転で勝利をものにしてます。マイナー局での放映であまり多くの人の目には触れなかったであろうものの。他にもBig TenではNo 14 Michigan 17-24 No. 12 Notre Dameと最終スコアは差がついてませんがそれ以上の差を感じる敗戦、下位でIllinoisがKent Stateを終盤になんとか逆転31-24で勝利となにやらもたもたしたメンバー校が目立つ開幕週になってます。

No. 3 Oklahoma 63-14 Florida Atlantic。事前にFAUの大健闘を期待していた試合ですがOklahomaが攻守スペシャルチームで圧倒。FAUになにもさせませんでした。試合前のFAU HC Lane Kiffinが元気がなかったですから満足の行く準備ができずに試合に臨んだ感じでしょうか。それとも昨年もプレーオフに進出したOklahoma、ドラフト全体1位でBaker Mayfieldを失った今年は新QBで臨むシーズンですが実はものすごく強いとか。
OklahomaのQB Kyler MurrayはMLB Oakland Athleticsから全体9位指名された野球のプロ選手。ときどきMLBの現役の契約を持つ選手がNCAAに登場したりしますが、またその例ですね。ただ1巡目指名と野球で期待されるレベルの選手の登場は珍しい。QBとしてはかなり小柄でフットボールでプロを目指すのはきつそうですが、なぜそれでもフットボールをやりたいのか。好きなんでしょうねえ。それしか理由がないような。

Cincinnati 26-17 UCLA。Oregonの超速オフェンスで勇名をはせたChip Kellyのカレッジフットボール復帰戦。どんな感じかと気になってましたが、残念ながらまだまだ準備不足で地元での開幕戦は敗戦、かつ内容も乏しかったかと思います。ところどころ光る選手はいましたがKellyの思い描くようなオフェンスではないような。またはKelly自身がNFLの後期では既に超速オフェンスを捨てていたので、Oregon当時のようなオフェンスはもう目指していないとか? UCLAの先発QBはMichiganから転校してきたWilton Speightですが怪我で退場。試合前から6人がチームルール違反で出場停止など人員不足、準備不足な面もあるのでしょうがマイナーAAC所属のCincinnatiのバラエティ豊かなオフェンスコールについていけず敗戦してます。
Cincinnatiの右ガードだったと思いますがMorgan Jamesという選手が元プロホッケーの出身者なのだと紹介されていました。ホッケーが子供の頃からのメインのスポーツでフットボールに参加したのたCincinnatiに入学してから友人に勧められて2015年に練習に参加したのが初めてだったという選手です。複数スポーツをこなすアスリートはアメリカでは珍しくないですが、ホッケーとフットボールという組み合わせは珍しいような。ホッケーではマイナーリーグ所属で出場70試合強で、ペナルティミニッツ330分超とか。試合当たり5分近くペナルティボックスに座っていたというのですから反則が仕事だった、大型の体躯を活かしたバウンサーだったんでしょうね。プロのホッケーを諦めて普通の学生としてCincinnatiに入学後に初めて(広場の遊びでない)フットボールに参加して、いまはオフェンスラインとして先発選手に。ゴールライン前からのランプレーでRBの道を開ける活躍で得点にもからんでました。確かにホッケーをやっていた人だと相当にダッシュは利くと想像できるのでサイズさえあればフットボールのオフェンスラインというのは才能的には合うのでしょう。

金曜夜のニアアップセット

事前にアップセット注意報を出しておいたUtah State@No. 11 Michigan State戦がいまやっと終わりました。38-31でMichigan Stateがひやひやの逆転勝ち。残り5分で31-30で再びUtah StateのリードとなったところではMichigan Stateのホームは静まり返ってました。逆転されたのもともかく、Utah Stateオフェンスに正面から攻め立てられての逆転でしたし。
結果は返しのドライブでMichigan Stateの古式ゆかしいタイプのオプションランにUtah Stateが対応できずTD献上。(実はこの場合、Michigan StateはTDよりも1stダウンの方が良かったのですが、まあそれは良いでしょう)2ポイントコンバージョンも決まって38-31。
その時点ではまだ2分残り、Utah Stateにはタイムアウトも1個残っており同点ドライブもありえる状況でしたが、その一回前の攻撃とは似てもつかない慌てぶり、ディレイなどで自滅に近い内容となり、最後はこのパスがディフェンダーの手に当たり(このドライブで二度目)、落ちてきたボールをMichigan Stateがキャッチして決勝INTとなって決着となりました。

まあアップセットとはなりませんでしたが注意報には値する激戦だったので個人的には満足。なぜこの目立たない試合を選んでアップセット注意報を出したかというと、簡単に言えばUtah Stateの昨季の試合ぶりに感心したからです。Mountain Westの試合、それもBoise Stateがらみでないカードを観る方・観られる方は多くないと思います。Utah StateはマイナーカンファレンスのMountain Westの中でもたぶん最も目立たない学校のひとつでしょう。昨季のUtah Stateの成績は6勝7敗、カンファレンス内4勝4敗。
なんら特筆すべき成績ではなかったのですけれど、試合内容はシーズン終盤ずいぶん良かったのでそこを買いました。またカレッジはプレシーズンがないので強い学校と言ってもミスが出るもの。Utah Stateのような速攻型のオフェンスに勝機ありではという理由で選びました。

Ohtani投手復帰戦がESPNで全国放送へ

今日のフットボールの試合を見ていての番宣で気づきましたが、MLB Los Angeles AngelsのShohei Ohtaniの投手復帰戦となる日曜日の@Houston戦がESPNのプライムタイムで放送予定です。次週からはNFLシーズンが開幕になりMLBの露出が減ることになる直前のSunday Night Baseballに登場ですね。どういう試合になるか。
先日のOhtaniの15号ホームランのときもESPN(ESPN2だったかも)で全国放送していたのでたまたまそれも見ました。日本人離れしたところにまた打ち込んでましたね。放送でも「世界に唯一人、この男しかこれだけのレベルで投打をこなせる選手はいません」と伝えていました。

Ohtaniが故障で6月に離脱したタイミングがアメスポカレンダー的にあまりにも悪かった、ということを当時書きました。NBAとNHLがシーズンを終えてメジャースポーツがMLBだけになるまさにそのタイミングでMLBの今季序盤の最大の話題の選手だったOhtaniが離脱。オールスターにも選ばれず、旬の露出機会を逸しました。過去に比べれば視聴率は落ちたとは言えMLBオールスター戦での露出はレギュラーシーズンの一試合よりは遥かに高いわけで、全国区のお披露目にはもってこいの試合だったはずなのにそれに出場できず。
打者としては既に復帰、限られた打席数の中数字は残してきています。数字以上にスポーツニュースに取り上げられる機会は多いような。
残り1ヶ月のMLBレギュラーシーズン。既にペナントレースから脱落したAngelsはOhtaniに無理をさせることはないのは見えていたものの、来季以降も考えてのことでしょう今季中の投手復帰へ。それがなんとかフットボールシーズンが始まる前に間に合ったことになります。当日は裏番組はカレッジフットボールのLSU x Miami-FL@Dallas Cowboy Stadiumの試合があります。NFLは翌週に開幕を控えてプレシーズンも主力はほとんど出場しない週。露出には比較的好条件と言えましょう。




昨季の裏全米優勝校UCF、今年も絶好調

いよいよカレッジフットボールシーズンの始まりです。いやー良いですね。
先陣を切って登場したのはAPプレシーズンランクNo. 21で発進したUCF, Central Florida Knightsです。昨季はAuburnをも倒して全勝でシーズンをフィニッシュ。前HCのScott Frostとそのスタッフはごっそり引き抜かれたNebraskaに移籍。古豪Nebraskaの復活を目指すことになります。そちらも大変気になるところです。
Frostの後を承けたのはJosh Heupel。カレッジフットボールファンにはお馴染みの名前だと思います。2000-01年にOklahoma SoonersのQBとして全米制覇を達成したあのHeupelです。あの年のBCS全米優勝戦は衝撃でした。当時歴史的絶頂期でハイスコアリングチームだったFlorida StateをOklahomaが完全蹂躙、13-2で勝利。2得点、つまりはあのFlorida StateがFGすら通せない大惨敗。あの試合はびっくりしました。FSUが手も足も出ない状態にされるとは戦前には想像もつかなかったです。今調べてみても当時の試合前のオッズはFlorida Stateが11点差で勝つと予想されていたようです。

そのOklahomaのQBだったJosh Heupelにとって初めてのHC職での出陣です。昨季の裏全米制覇時のQB McKenzie Miltonが三年生として今年もUCFのオフェンスをリード。ハリーアップスプレッドを自在に使いこなして開幕戦の相手のUConnディフェンスを敵地でズタズタにしてます。今これを書いている時点で42-10、まだ第3Qも時間残ってます。前職Frostの財産をそのまま引き継いだHeupel新HC、変に我を出さずにMiltonのリーダーシップに任せても今日の時点では問題なしですね。

Miltonは今年はハイズマン賞候補としての出陣。ハワイ出身で、AlabamaのQBであるTua Tagovailoaとは高校時代に対戦経験もあるそうです。Tagovailoaの方はまだAlabamaの先発QBになると決まったわけではないですが、そうなれば同じハワイ出身者によるハイズマン賞争いに発展するか。

UCFは昨季の全勝裏優勝があるだけに、今年も全勝ならCFPに残ってくるんでしょうか、どうでしょうか。今年のPower 5校との対戦はPittsburghとNorth Carolinaとの対戦が予定されています。
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