アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

Motorcrossシーズン開幕

アメスポっていうのはまあしかしいろんなものが山のようにあるわけで、よくこれだけのプロスポーツがすべて成り立っているものだと感心することがよくあります。
そして「マイナースポーツ」の選手の獲得する賞金額とか聞くとほんとびっくりさせられます。


先週AMA Motorcross series(略してMX)が開幕しました(開幕戦の放送は今日)夏場の野外のダートコースをジャンプしまくるダートバイクレースのツアーのひとつです。
他にも寒い時期にスタジアムでやっているSupercross(SX)シリーズや、別系統でArenacross(AX)シーリズなどがあって全国のどこかでいつもやってる感じ。

MXとSXはだいたい同じメンバーで争われる二シーズン制みたいなもの。違いはこれからの季節に行われるMXは野外の常設コースで自然の起伏を利用した高低差の大きいコース設定や長い直線も含むコース。SXの方は寒い時期に巨大スタジアムをダートコースに作り替えて豪快なジャンプを各所にちりばめたレース。日本にもときどき出張に行くのでSXの方は見かけた事はあるという方は多いかと。

AXの方はその名の通りアリーナ会場での実施なので直線の距離が取れないのでスピードが乗らない=ジャンプもMXやSXのような高さには届かないんですが、観客席が近いため実際に行ってみると相当に迫力あるジャンプが見られます。それに音も臭いも(楽しめるひとは)楽しめる臨場感溢れるものです。

実はこのダートバイクが私、アメリカモータースポーツの中では一番のお気に入りでして。
他のレースだと四輪二輪問わずアクシデント以外では順位がめったに変わらないものが多いですけどダートバイクは抜きつ抜かれつが猛烈に激しい。
あと1レースが短い。排気量でクラス分けされて予選と本戦をやるのですが、1レースはだいたい二十分~三十分で勝負が着く。トップがぶっちぎったレースを延々二時間見させられるようなことが起きない。つまりは我慢症のない私でも見ていられるということですね。すみません。


この世界の概況を述べると
昨年まで常勝Ricky CarmichaelがSXとMXの両方で五連覇(除2004SX=怪我で欠場)。Carmichaelの前の時代はJeremy McGrathがSXで八年間で七回優勝二位一回。イメージとしてはこの二人が圧倒的な一強だった時代が長く続いていたんですが、最近になって複数のトップライダーが拮抗するようになってやっとレース自体だけではなくシーズンのポイント争いも興味が湧く展開に近づいてきたのが大きな変化。

数週間前に閉幕したSXも最終戦まで優勝がもつれこみ、Carmichaelが積年のライバルKevin Windomを僅かにかわして連覇達成。Windhamは売り出しの時期もCarmichaelと同時期で常にCarmichaelの後塵を拝している選手。今年こそはチャンスだったのですがまたも敗退。

対していま最も乗っているのが新人James Stewart。上記のSX最終戦でもCarmichael x Windhamの対決を他所にスタートからフィニッシュまでトップを快走。この2006SXシリーズは部分参戦だったにもかかわらずこれが早くも三度目の優勝。
下のクラスのころから将来のスター候補と言われてきた選手ですがいよいよこの夏、2006MXシーズンからトップクラスにフル参戦してくる二十歳。

すでに十八歳の頃でも上のクラスの選手を上回る二億円近く賞金を稼いでいたという強者。二億!これがマイナースポーツのそれも下のクラスの選手の稼ぎですよ。
この競技には比較的少ない黒人選手。なかなかしゃべりも好感度の高いしゃべりで早くもモータークロスの世界の顔になりつつある。非専門誌なんかによく顔が出てくるようになっきてます。
野外でも強いと評判でこの初のフル参戦のシリーズ=MXシーズンいきなり上位を狙うことになります。

CFL開幕間近

アメスポ的にはハズしている感もありますが今週末からCFL=Canadian Football Leagueが開幕。
NFL Europeは興味がないのですが(初期のころはちょろちょろ見ていたけど)CFLは昔からの馴染みなので興味継続。タイミング的にはカナダで人気最強のNHLシーズンの終了に合わせて開幕という感じ。

例のRB Ricky Williamsは予想に反してToronto Argonautsに加入決定。Dolphinsでの半分の給料で特殊ルールのCFLで一年過ごす事になりました。
ルールがルールだけにスタッツ的にはあまりおもしろいものがRickyがらみで出てくるとは思いませんが。

君はHarlem Globetrottersを見たか

Harlem Globetrottersは1926年創設のエンターテインメント団体の老舗。知名度抜群でアメリカ人なら誰でも知っているという感じ。日本で言うなら見たことがあるかないかはともかくなんとか大サーカスみたいな、そういう存在です。

Harlem Globetrottersが変わったのは割と最近のこと。以前はショーバスケのチームで、バスケを題材としたサーカス的な見せ物でした。家族連れ向けの楽しい見せ物として全米をツアーして廻っていました。

今でもその面は残しているのですが、AND1 Mixtape Tourという新型のショーバスケの台頭で老舗のHarlem Globetrottersのショーバスケが一気に古くさいものになってしまったというパラダイムシフトがありました。AND1は新興スポーツウェアのブランドで、AND1がスポンサーで豪快で躍動的なダンクやストリートダンスにも例えられるようなアクロバティックでクールな動きからのプレーでHarlem Globetrottersの独占市場を一気に侵食してきたのです。PlayStationのゲームソフトも発売されるなど若い世代を中心に注目を集めています。

 

その侵食に対抗してHarlem Globetrottersはいままでのショーバスケ一辺倒を一大転換して、本気のバスケットボールの試合「も」行うプロ集団としても売り込むことに決定。大学の有力チームと対戦するというのです。この大の老舗集団にして、ここまで方向変換を短期間に決断できるというのがアメリカのビジネス意思決定の速さの例でしょう。

その結果、今季は大学チームとのガチンコの試合が立て続けにTV放送されたりしています。実際見ていたんですが、お遊びなしのガチンコ勝負でいい線いってました。こういう試合を世の中にアピールすることで、AND1はスゴイけどTrottersはジョークというイメージの払拭に成功していると思います。AND1とのバトルで新しい魅力が引き出されたとも言えますね。

世界二位チェコ苦戦してるのか?

米代表のE組最初の対戦相手のチェコ。コスタリカとのフレンドリーの結果が出てます。82分に得点して1-0の勝利。

ただこれ終盤71分に入ったチェコのサブが、コスタリカが五人もメンバーを入れ替えた後の得点、あまり参考にならない。地元での壮行試合でコスタリカを圧倒できなかったという結果と読む方が正しそう。(まだコスタリカの英語ニュースに出ていないので詳細不明)
そういう読み方をするならばアメリカにとっては朗報。地区予選でも完全に圧倒した相手。(@コスタリカでは完敗してるけどあれはもうアメリカは本戦出場決定後の実験メンバーでの試合)

但しチェコはファンタジスタMF Pavel Nedved(Juventus)はベンチ入りしていない試合なので戦力としてはフルではない。欠場理由不明。壮行試合なのに?まあ6/3にTrinidad & Tobagoともホーム戦が予定されておりそっちに出場か。

チェコがコスタリカとトリニダードを予定に加えたのは対米の意味もあるのでしょうが同じ地区ではあるけど特にプレースタイルがアメリカと似ているとは思えないですけどねぇ。Nedvedも入れてのチェコがトリニダードにも手こずるようだと期待が高まります。


チェコはすでに怪我でMF Tomas Rosicky(来季からArsenal)、MF Vladimir Smicer(Bordeaux)と先発候補を失っており、それ以外にも怪我から復帰途中の選手を抱えており少々手薄。コスタリカ戦の英語レポートとトリニダード戦の結果を注目して待ってみましょう。

RonaldoのNew York Red Bulls移籍噂再燃

日本語記事で金額が出てましたね。$120million。金額が表に出るのは初めてだと思うけれど、Red BullsがRonaldoなりThierry Henryなりのビッグネームを獲りに行くのではという推測はRed Bullがオーナー企業になった直後から言われていた事。
(使い分けが微妙ですがチーム名はNew York Red Bullsで複数形。企業名としてはRed Bull New York単数形、スポンサーがRed Bull単数形となってます。企業名商品名モロはダメという規約からですが無意味な違いだ。)

Red Bullsの前身=New York/New Jersey Metrostarsのころには独代表Lothar Matthaeusや仏代表Youri Djorkaeffが加入。さらに伝説的サッカーチーム=New York CosmosがPeleやFranz Beckenbauerを獲得した歴史もある。New Yorkの都市としてのブランドはいまだ外国人にはアピールするようで。
数年プレーすればアメリカ永住権が貰えるという特典はPeleのころはアピールしたようですが、移民法の改正で実質金持ちは永住権を買えることになって以降は金満な選手には関係なくなってます。

PeleがCosmosに加入したのは三十四歳のときで、全盛期は過ぎていたと言われていますが、三年間プレーして$5millionとも$7millionともいわれるサラリー。三十年前の$7millionってもの凄い金額なんですが。現在でもRonaldoがReal Madridから貰っている年間サラリーが$8.5million=9億円程度。三十年前当時の為替レートやインフレ率とか考えたらそりゃあもうすごい金額です。

Ronaldo(29歳)も将来的にはアメリカに興味ありということですが、今年を逃すとMLSに来るころには全盛は過ぎたと言われるのでしょうね。W杯でのでき次第で評価も移籍料も相当に変わるのでしょうが。
そういえば最近聞かなくなりましたがBeckhamのL.A.行きの話はどうなったんでしょうか。


ところでRed Bullsは土曜日にブンデスリーガチャンピオンのBayern Munichと試合やったんですね。4-2でRed Bullsの勝ち。試合があったことすらまったく知らなかった。相変わらずアメリカ国内のサッカー報道態勢はこんなもんです。
MLS東の最下位Red Bullsがブンデスリーガ優勝チームに快勝。いくらオフシーズンモードにしても?と思ったら、Bayern MunichはW杯招集でメンバー十人抜けの抜け殻だったそうです。

Indy500 久しぶりにちゃんと見た

Indy500をTVでフル観戦したのは何年ぶりか。いいレースだったです。
19歳の新人Marco Andrettiをフィニッシュ直前にかわしてSam Hornish Jr.が初優勝。周回1残りで抜き損ない、もうダメかなというところからゴール直前で最後のアタックまでもってきたのはちょっと驚き。そしてゴールライン直前で鼻を突き出し鮮やかなTV向けフィニッシュ。

Andrettiと聞けばIndyを見た事ある人ならだれもが知っているIndy一族。
第一世代のMario Andrettiはさすがに引退しましたが、この日はその孫のMarco AndrettiのIndy500デビュー戦。
いきなりIRL最大のイベントに勝利かと盛り上がったものの最後は差し負け。
まあ新人がいきなり勝っちゃうとレースの価値が落ちるから主催者としてはこれで最良。昨年のDanica Patrickと併せてまたも新しいスタードライバーを作れて満足というところでしょう。ここ最近の勝利ドライバーを見ても名前も知らないドライバー多すぎ。Andrettiならアメリカ人一般でもすぐに覚えてもらえそう。レース後のインタビューの感じもよく、落ち目IRLの救世主になれるか。

Andretti一族の第二世代のMicheal Andrettiも三位。MichealはMarioの息子ってことで知名度こそ高いけれど一度もIndy500勝ってないんですな。第三世代のMarcoに出し抜かれるところだった。


ところで今日初めて知ったのですが、Indycarってエンジン、ホンダの独占供給だったんですね。望んで独占したわけでもなんでもなくChevyやトヨタが投資効率を考えて勝ち組NASCARに全面的に移行していっちゃったせいなんですが。
一応エンジン部門にもマニュファクチャラータイトルがあるけど完全に無意味になってる。こんな勝ちも負けもない世界、ホンダの開発部門にとっては相当に空しいのではないんですかね。

来季からはトウモロコシから作るエタノール100%に燃料全面切り替えが予定されています。
エンジン屋が複数あると開発スピードの差から導入時期でもめるたりするんでしょうが、一社供給なのでよかろうが悪かろうが各チームに対等でありすんなり導入決定。一社供給の利点だと無理に思い込むのもよし。将来的にホンダの量産車に技術が還元されることでエコな非化石燃料が人類に恩恵を与えることを願ってよしとしよう。
でもやっぱりマイナーっぽいかなあ。
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