アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

松坂にとっては迷惑な状況

New York Yankeesがプレーオフ一回戦敗退。松井、Sheffieldも間に合って史上最強打線で臨んでの敗退ということで例によってオーナーの怒りが炸裂寸前、Joe Torre監督の解任も取りざたされてます。後任候補としては元Seattle Mariners, 元Tampa Bay Devil Raysその他のLou Piniella。

Torreの契約は2007年までということで切る場合にYankeesがTorreに支払わなくてはならない違約金は一年分=$7 millionだけであってYankeesから見れば切るタイミングとしては悪くない。契約が二年も三年も残っている状態で切るよりは無駄金はずっと少ない。
でもたぶんTorreは残留でしょう。怒ってみたところでTorre以上の手腕のある監督がいるとも思えず。チーム内からはTorreへの苦情はあがったこともない。Sheffieldなんかは比較的問題児なわけだけどYankeesに来てからはその手の問題が表面化しないし、他の一癖ありそうなベテランたちからも不満があがってこないということはよほどうまく管理しているはずでチームの把握でも最優秀であることは証明済みと言って良い。

結局はTorreじゃなくて投手陣の駒が足りなかったという当然の結論に達するのは時間の問題だと思うんですよね。スタインブレナ翁の気分が落ち着くまでは出てくる情報はガタガタするだろうけど。

チームをいじるにしてもYanksの場合、FAで好条件を提示して取ってきた大物ばかりが並ぶためトレードでの放出の自由度も低い。トレード拒否権を持つ選手も多い。サラリーが高過ぎて他のチームでは引き受けたくても引き受けられない。または放出しても実際は半額以上Yankeesがサラリーを負担するハメになる。放出するメリットがない大物を抱え過ぎ。

史上最強打線はいじる必要をあまり感じさせないです。が、それでもいじっちゃうのがスタインブレナ翁の特殊性ではありますけど。戦犯候補はなんと言ってもA-RodとJason Giambi。損切りでも懲罰的に放出する可能性はないとは言えない。
生え抜きベテランのPosadaやJeterは安全圏とは思いますが、今年ブレイクしたRobinson CanoはYankeesが自由にトレードできる数少ないタマでもあり高額先発投手との引き換えなら放出あり得そう。Canoのサラリーは馬鹿安だから自軍のエースの高額サラリーの捻出に苦労しているチームなら喜んでトレードに応じそう。

Wong, Mussinaだけが来季も確定の先発候補。Cano放出でひとり先発を確保できたとしてもまだあと最低一人の先発が必要。Randy Johnsonにダメ出しが出る可能性も強くその場合だと二名必要。
そこで出てくるのが松坂大輔ということになるわけですよ。

松坂にとっては迷惑千万な状況でYankees加入ということになりかねない。FAではなくポスティングでの移籍が見込まれているわけだから松坂の側にはメジャーのどのチームに行くかについての選択の余地はゼロ。Yankeesが最高額を入札してくればもはやYankeesか西武かの二択になってしまうのですね。

松坂はパリーグプレーオフでも完封でシーズンを締めくくり、春先のWBCでのMVP獲得と併せて売り頃という意味では最高の売り頃であるのは間違いない。但し買い手が普通じゃない球団であるYankees一択。Yankeesが松坂に大金を継ぎ込めば継ぎ込むほど松坂への期待は高まるし、普通じゃないオーナーの鋭い視線が始まる前から背中に突き刺さる状況になる。当然オーナーの太鼓持ちである傘下メディアも渡米前から煽りまくることになる。

MLBで成功した日本人選手の中で、デビュー前にこれほど期待が高まった例はほとんどない。IchiroにせよNomoにせよ半信半疑で迎えられた。松井秀喜や伊良部がYankees加入日本人の前例としてありますがデビュー前の期待度では実は松井より伊良部の方が高かったほどで、現地でのプレッシャーはさほどでもなかったはず。松井は日本からの期待で背負っていたものは大きなものがあっただろうけど。
松坂は米メディアからの圧力がかかる中、Yankeesと契約をかわすのかどうか。でも他にほとんど選択肢ないからね... 腹をくくって行くしかないか。

松坂という選手は大舞台が彼を求めてくるような特別な選手だから、そういう異常な圧力下のシーズンでも力を出してしまうのかもしれないという期待もありますが、とても普通のデビューはさせてもらないのは確実な中、このオフどうすごしていくのか興味がありますね。

Coloradoの連敗止まらぬ

Colorado大には117年のフットボールの歴史があって、その長い歴史の史上最悪=十連敗タイに並びました。負けた相手はBaylor Bears......
3OTまで行ってサヨナラインタセプトされました。それ以前に点とられすぎ。Baylorはこの試合まで一試合当たりのランが27ヤードとまったく走れないラン最低チームのハズなのにそれが止められない。
Baylor。Big XIIの長年に渡る最弱校。絶対の安全牌を指定するHomecomingでのホームゲーム。まさかここにまで負けてしまうのか。もうなんともならないですね。いよいよ楽しみになってきました。

次週はTexas Tech、続いて@Oklahoma、@Kansas。今年のTexas Techは近年のパス乱れ打ちオフェンスが機能せずイマイチのチームですが、いまのColoradoではどこと当たっても負けそうだ。とてもOklahomaにアウェイで勝てるとも思えず、Kansas戦が現実的には今シーズン初白星の目標の日になるか。いや逆に一発Oklahomaを喰えば連敗の悪夢自体を振り払えるわけですが。

Florida or USC

先週までの二位AubrnがArkansasに完敗、陥落して今週の新二位が注目されていたわけですが、AP pollでFlorida(先週五位)が二位、USA TodayとHarris pollでUSC(先週三位)が二位となっています。前週五位だったFloridaはLSUに完勝していよいよ自力で優勝戦へ駒を進める態勢に入ってきたわけです。対するUSCの方はWashigton相手に最後までハラハラ時間切れで逃げ切った試合で印象が弱かったせいもあって票の伸びが悪かった。

優勝戦に進む二校を決めるためのBCSランキングの要素として採用されるのはUSA TodayとHarrisなわけで現時点ではUSCが取りあえずは優位を保ったものの、票差は僅か。Floridaが次週の@Auburnと(一週bye-weekを挟んで)今月末のGeorgia戦を共に勝てば高い確率でUSCを抜けるという予想シナリオ通りに進んでいます。

試合を見た感想ではFloridaの方に軍配を上げたい感じ。USCは怪我人でメンバーが欠けかなりあやうい感じになってきています。終盤のOregon, Cal, Notre Dame, UCLAとなる連戦はなかなかタフそうです。


Florida Gatorsを除く上位四校=首位のOhio Stateを始めUSC, West Virginia, Michiganは共に十月中は難敵との対戦がない。一番早いのはWest Virginiaが全勝対決でLouisvilleに当たる十一月第一週。勝った方が全勝チームの最後尾に残る生き残ることになる戦い。
十一月第三週にMichigan@Ohio State。こっちは全勝対決なら実質BCSの準優勝戦。勝ったら方が優勝戦に堂々進出となることでしょう。規模で全米最大と言えるカレッジフットボール界屈指のライバル対決が今年は例年以上の盛り上がりになりそう。

土曜日は忙し過ぎ

DVRもさすがにパンクしてます。土曜日午後はカレッジフットボールが猛烈な勢いで二十試合ぐらい同時進行で放送されるし、スペイン語放送局ではメキシコリーグやってるし、今週はMLBプレーオフも一回戦の山場だし。

New York Yankeesあえなく一回戦敗退ですね。見てなかったんですが昨日の予想(=ファーストストライクから打ちにいくのでは)は当たったんだろうか。Alex Rodriguez八番に落とされていたんですね。それでも無安打、シリーズ通しで一安打で終了か。スタインブレナーオーナーの怒りのとばっちりを喰うならA-RodかGiambiのどちらかで決まりの様相。
結局打てないままで終了したものの、短期決戦、悔いのなきように思い切って打線を組み替えてきたのはTorre監督らしい。

Yankees 1勝2敗

Yankeesの打線の特徴としてボールをよく見るというのがありますが、そこを突かれた。早いカウントでとにかくストライクを取って追い込む方向にDetroit投手陣が変えたのに対応できず連敗となりました。甘い球もかなり見逃した。たぶん第四戦はYankeesも変えて早いカウントで打ってくるんじゃないかな。

しかしあれだけのメンバーをずらり並べても打てない日は打てないものだ。Detroitの先発四十一歳のKenny Rogersに八回まで引っ張られ、次に出てきたのが100mile/h男のJoel Zumaya。このZumaya、面構えもよろしく剛球を次々を投げ込んでくる。そのすべてが160km/h超の剛速球。分かっていても打てない。Detroitにとって強いのは、この投手がクローザーじゃないから、七回でも八回でもいつでも試合展開の必要に応じて継ぎ込めること。
こういう選手がぽっとでてきてしまうのがMLBの底の深さなんだよなあと感じさせる新人。こういう剛球派の寿命は不確かなものですがとにかく今最も熱い選手の一人であることは間違いなし。
こういう選手を全国区に押し上げてくれるのがMLBプレーオフでの活躍ってことになるわけです。MLBは試合数が多過ぎてベースボールファンにしても他地区の新人選手のプレーを見る機会って限られるから。数年前にAngelsのK-Rod=Francisco Rodriguezが全国区で名を上げたのもこのパターンだったね。

US Soccer MVP

US Soccer協会からClint Dempseyが今年のMVPに輝いたと発表がありました。提供はHonda。これ発表はつい先日ですけど投票自体は六月に済まされているというよくわからない代物ですがとにかくそうなりました。おめでとう。しかしなぜ三ヶ月以上経ってから発表するんでしょうね?六月ってことはW杯本番後に既に締め切ったということでしょ。

確かに代表のメンバーとしてはDempseyの今年の活躍は際立っていたと思うので授賞には大きく頷いて同意。二列目の選手ですがするするすると上がってのゴールへの絡みの多さはアメリカの選手には少ないサッカー勘のよさを感じさせます。
またボールの競り合いから倒されることの多い選手なんですが、ファールもらっても大袈裟なリアクションなしに憮然としながらストッキングを引っ張り上げ直して立ち上がりまた走る。あれだけ倒されているのに怪我らしい怪我をしない。細身に見えますがなかなかタフ。ゴールを決めたあとのよくわからないダンスとかポーズとかあんまり美男子でないところもなかなか味になってます。

つい先週、所属のNew England Revolutionの試合でも技ありゴールを決めてました。ゴール後の変なキメのポーズも健在。今シーズン、W杯から帰ってきてからNew Englandでは引き気味の試合が多かったように思いますが、シーズン終盤のこの時期になって調子を上げてきて得点も重ねているんでプレーオフでもいいとこ見せてくれるかも。


ちなみにサッカーMVPの過去の受賞者
Clint Dempsey (2006)
Kasey Keller (2005, 1999)
Landon Donovan (2004, 2003, 2002)
Earnie Stewart (2001)
Claudio Reyna (2000)
Cobi Jones (1998)
Eddie Pope (1997)
Eric Wynalda (1996, 1992)
Alexi Lalas (1995)
Marcelo Balboa (1994)
Thomas Dooley (1993)
Hugo Perez (1991)

アメリカサッカーの近年の功労者がずらり並んでいますが、Wynaldaを抜くとピュアストライカーがいない... アメリカサッカーの正しい断面かな。
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